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自分のトリセツ「潜在意識の有効活用」

意識が結果を決めている

量子力学の専門用語に「波動関数の崩壊(はそくのほうかい)」という言葉があります。

初めはいくつかの固有状態の重ね合わせであった波動関数が、「観測」という行為によって、ある1つの固有状態に収縮することを表す言葉です。

もう少し分かりやすく表現すると、全ての現象は、人間が観測(意識)した瞬間に状態が確定し、全ての現象は、無限の可能性を持っており、人間の意識一つで確定する、ということになります。

もっと簡単に表現するとしたら、「人間が意識したその瞬間、結果が決まる」ということになります。

そして、有名な「二重スリット実験」では、「意識を集中」させることにより、結果に変化を起こすことができるということを証明することに成功しており、意識というものが、フィールドの特定のものに集中すると、それが意図となって、無限の可能性は崩壊するということが明らかになっているのです。

顕在意識と潜在意識

無限の可能性を「有限の結果」とせしめる意識というものを考えるとき、わたしたちは意識の性質を詳しく理解しておく必要があります。

意識には大きく分けて「顕在意識」と「潜在意識」というものがあり、顕在意識とは「自覚」ができている意識のことを指しています。

顕在意識というものは、わたしたちの思考とも言い換えることができ、意識全体の5%程度のものであると言われています。

いくら思考(=顕在意識)を使ったとしても、思った通りの現実にならないことが多いのは、残りの95%の意識が影響しているというのが理由になります。

潜在意識というのは、「無自覚」な意識のことになります。

自らで意識することのできない、無自覚な意識が95%もあるのですから、人というのは、ほとんどが無自覚で、自分では自分のことがほとんど分からないということなのです。

ジョハリの窓

ご存知の方も多いと思いますが、自己分析をおこなう際に使用する心理学モデルに「ジョハリの窓」というモデルがあります。

「自分から見た自分」と「他人から見た自分」の情報を切りわけて分析することで、自己理解をおこなうというものなのですが、アメリカの心理学者ジョセフ・ルフトとハリ・インガムが「対人関係における気づきのグラフモデル」として発表したものになります。

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「ジョハリの窓」に示されている、自分は知らないが他人は知っているという「盲点の窓」を小さくしていくことは、無自覚な95%の意識を理解することにつながっていきます。

そのためにも「人の話を聞く」ということがとても重要であって、95%は分かっていないという事実を認めることによって、成長の速度はどんどんと早まっていきます。

無自覚を自覚する

「なぜ、今、この現実が起こっているのか」ということを丁寧に観察することができるようになってくると、「自分のクセや特徴、強み」「自分はどのような意識状態なのか」など、自己理解が進み、自分の扱い方がわかってくるようになります。

「ジョハリの窓」の図にも示されているように、他人の指摘を聞き入れるという行為は、自らの現実世界を変化するのに、非常に有効な手段になります。

最初に触れた「波動関数の崩壊」が働いているこの現実世界において、自らの意識がどのような傾向をもっているのかが理解できるようになると、意図的に現実世界を創造できるようになります。

在り方を大切にする

人が目標や夢を語る場合、「お金がほしい」「立派な家がほしい」「恋人がほしい」というような、物理的な欲求をあげることが多かったりします。

それに対して、物理的な欲求を満たしたときに、「どのような感情を抱いていたいのか?」という精神的な在り方に注目することで、潜在意識に有効的に働きかけることができるようになります。

例えば、「お金を手にすることで、喜びを感じたい」ということであれば、物理的には「お金」を求め、在り方としては「喜び」を求めているということになります。

人が真に求めるものは、物質ではなく在り方のほうです。

在り方というと「正しさ」のように捉えがちかも知れませんが、ここでいう在り方とは、「明るさ」のようなものだと思ってください。

自らが手に入れたい、味わいたい「感情」を手に入れている、味わっている状態こそが、求める「在り方」ということになるのです。

人はついつい「まず物質的なものを手に入れる」、そして「そのあとに求める在り方も手に入る」の順番に考えがちです。

だから、いつまで経っても、求める「在り方」にたどり着けないと思いがちです。

けれど、「波動関数の崩壊」の観点からすると、まず「求める在り方を手に入れる」ことで、そのあとに「求める物質(結果)が手に入る」という順番になっているのです。

ですから、自らの物質的な現実世界をもっとよくしたいと思うのであれば、先ずは自分自身の感情を常に喜びで満たしてあげる必要があります。

日頃から自分を丁寧に取り扱い、「自分のご機嫌を取る」ことができるようになれば、人生はどんどんと良い方向に進んでいくようになっていきます。


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