見出し画像

「鮪のシマハラ」億単位で資本政策。 お金は集めて使って大きくする。


 前回は人繰りについて書きました。「鮪のシマハラ」の創業者として。社長として。どう仲間と向き合っていくかについて、自分自身の決意を固めました。今回は社長のもう一つの大きな仕事である資金繰り。これについて書きます。

 社長に最も必要な能力は資金繰りである。私はそう理解しています。実際中国でも15年間、それだけを考えてやってきました。乱暴な言い方をすれば、それ以外の商品開発や店舗開発などは私がやる必要はありません。能力があり、やる気のある人間がどんどんやればよいのです。ゆめゆめ自分のセンスが一番などと考えてはいけません。

 ただ資金繰りだけは他の人間に頼めません。誰も助けてくれません。自分でやるしかないのです。そうです。社長の覚悟の問題なのです。特に企業のスタートアップ時や急成長時には「お金」の問題だけがすべてであると言ってもよいと思います。

 資金繰りは教科書に書いてあるような綺麗ごとでは解決しません。もっともっと泥臭いものです。誰だってお金のことで他人に迷惑など掛けたくないのです。図らずも不義理になったことや意図的に欠いた義理。挙げたらキリがありません。それでも事業を前に進めたい。会社を大きくしたい。厚すぎる面の皮が必要です。

 「鮪のシマハラ」は大きなお金を集めて事業を大きくしていきます。集めたお金の大きさが事業規模に比例すると信じています。45歳からの最後の挑戦なのです。マグロ=ビジネスなのです。チマチマやっている暇はありません。

 2号店の物件を探し始めました。この物件で資金調達に必要な数字を確定させます。刺さる決算書をデザインします。そして、しっかりしたファンドと組んで大きな資金を調達します。もうこの悪だくみの構想は完成しているのです。

 そしてその調達のすべてをSNSで公開していきます。よく分かりました。若い人間が知りたがっているのは、商品開発や店舗開発の現場ではありません。実際のお金の流れです。事業に必要な生きたお金の流れであり集め方です。サクッと億のお金を調達する。そんな島原を演出していきます。

 「えっ。そんなパッとしない居酒屋2店舗で、こんな資金調達が可能なんですか?」そんな事例を積み上げていきます。自分ならできる。信じています。なによりマグロにはその力があります。人とお金を巻き込んでいく力があるのです。そして「鮪のシマハラ」にはもうそのストーリーが溢れています。お金の匂いがプンプンします。

 年商1億円なのに資本金が1億円。最高です。億単位で資本政策を行います。それこそが私たちの物語です。私自身もお金の匂いがするし、お金が吸い付いてくる。そういうものに生まれついています。匂いを嗅ぎつけた「お金の猛者」たちがその日を今か今かと待っています。資本政策でも圧倒的デビューを狙う。お金は集めて使って大きくする。そんな「鮪のシマハラ」です。

みんなへ。ストックオプション考え始めようぜ。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?