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考えてもどうにもならないことは、考えない。


 「鮪のシマハラ」を大きく成長させる。私がやるべきことはそれだけです。そのためには、私自身もどんどん成長していかなければなりません。未熟な自分自身と向き合って、修正を重ねる必要があります。社長の成長なくして会社の成長はありません。私自身が変化し続けなければならないのです。

 私の未熟さが最も表れていること。それは創業メンバーがすぐ辞めることです。創業して半年、もう何人の仲間を失ったでしょう。

 創業メンバーが辞める理由なんていくつもありません。単純に会社の将来性に魅力を感じないからです。社長に魅力を感じないからです。社長の将来性が会社の将来性であるし、社長の人となりがその会社の外面です。

 つまり大きな夢や志を抱いて入社したのに、前職を辞してまで入社したのに、社長の私に失望したということです。この事実から目を背けることはできません。

 そんな私はここ数日、「創業社長としてどうあるべきか?」などという壮大なお題目について考えるようになっていました。考えて考えて考えた末にやっと気づきました。

しょーもないな。っと


 こんなこといくら考えても意味ないです。時間の無駄です。しょーもないです。なぜなら私はベストを尽くしています。「マグロで飲食業界を変えていく。」という明確なビジョンをもって創業しました。そのすべての想いが詰まった場所こそが「鮪のシマハラ」です。ですから「鮪のシマハラ」で成功しなければ意味がないのです。他のどんな業種や業態でもダメなんです。

 そして苦戦こそしていますが、「鮪のシマハラ」の将来を疑ったことは一度もありません。ただの一度もです。毎日「鮪のシマハラ」と真摯に向き合い、胸を張れる仕事をしています。「今日はイマイチだったな。」そんな自分も含めてベストを尽くしています。

 この人となりで「鮪のシマハラ」を成功させると決めているのです。ですから「そんな島原でもいいや。」「いまの島原と働きたい。」そう言ってくれる仲間と一緒に成功するしかないのです。

 去っていた仲間にどう思われていたか?いまの仲間にどう思われているのか?そんなことを考えてもしょうがないのです。そもそも45歳を過ぎたおっさんが少し総括したくらいで、人としての徳が増すなんてことはないのです。簡単に人望など手に入れられる訳がないのです。

 あーすっきりしました。無駄なことやめます。今日もわたしは大好きなマグロと現場で格闘します。理不尽な要求を仲間にぶつけて行きます。それが「鮪のシマハラ」の社長であるし、そんな社長が私は大好きだからです。

みんなへ。でもパワハラはまずいよなぁ。










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