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「顧客ではなく、ファンを獲得しよう。」鮪のシマハラはさらにその先を目指している。


 私たち飲食店経営者は、今回のコロナウィルスで大切なことを学びました。

ファンに愛される飲食店は、どんな状況下でもつぶれない。

 商売をしていると自分の力ではどうすることもできない状況に陥ることがあります。今回のコロナウィルスもその1つだと思います。私たち飲食店は2ヶ月間売上がゼロになることを想定してビジネスを構築していません。

 しかし商売は自己責任です。文句を言っていく先もありません。休業中は「いまできることをやる。」をモットーに仲間と活動しました。そして「鮪のシマハラ」が多くの方から応援されていることに気づきました。はい。「鮪のシマハラ」にはファンがいます。かなり確実です。ファンの皆さまのおかげで、「鮪のシマハラ」は絶対つぶれません。

 「鮪のシマハラ」は、飲食店としての繁盛を狙わない。再三宣言してきました。マグロを愛する私たちの生き様と物語で繁盛する。店舗の顧客ではなく、私たちの挑戦記を愛してくれるファンの獲得に努めてきました。歩みは遅いですが、確実に前進しています。今回のコロナウィルスで確信しました。

 でも「鮪のシマハラ」はそれだけではないのです。更にその先を目指しています。私たちのファンを獲得するだけでは不十分なのです。それではどこを目指しているのか?それはマグロのファンを増やすことです。私たちの店舗や挑戦を通してマグロに興味を持って欲しいのです。マグロを好きになって欲しいのです。

 この休業期間にその想いをより強くする出来事がありました。現在「鮪のシマハラ」は、ある素敵な会社の全面的プロデュースでオンラインビジネスの構築を進めています。数ヶ月間オンラインミーティングでマグロを扱いました。その結果、担当してくださる皆さんがマグロをどんどん好きになっているのです。マグロに魅了されているのです。現在では「下手の横好き」である私をはるかに上回る知識を有されています。

 これです。これ。最高です。マグロは万人を虜にする魅力とストーリーに溢れています。知られていないだけです。機会があれば必ずみんなを魅了します。 

 私たちの店舗のファンである必要はありません。来店経験がなくてもよいのです。私たちの挑戦や活動を通してマグロのファンが増えていく。「鮪のシマハラ」はそこを目指しています。これこそが、私たちのスローガン「マグロで飲食業界を変えていく。」の真骨頂です。

 私たちの物語がマグロファンを量産していく。もうオンラインもオフラインも関係ありません。「鮪のシマハラ」の収益は実店舗だけに留まりません。年商30億円だが、実店舗の売上は15億円だけ。そんな未来があってもよいし、そんな世の中です。

「私のマグロ物語は、鮪のシマハラから始まった。」そう言ってもらえる活動をオンラインとオフライン両方で進めていきます。

「もう一度、マグロを日本料理の主役へ。」もちろん立役者は「鮪のシマハラ」と私、加えてファンのみなさんです。

注)写真は「鮪のシマハラ」人気メニュー、マグロ焼肉トロカルビ

 

 



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