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エジプトの旅〜喧騒の地カイロ、ハン・ハリーリ市場に行く~

 ドバイ空港でトランジットし、日本を出発して約10時間、目的の地カイロ空港に到着しました。
 入国審査、旅行ビザを取り空港をでるとそこにはあたり一面の砂漠が広がっていました。

 砂埃で視界は霞み、日差しが皮膚を突き刺すように降り注ぐわけで、初めは他の星に来たのかと思いました。
空港からタクシーに乗り街の中心地オールドタウンに向かうわけですがさっそくエジプト特有の洗礼を受けます。

というのもエジプトは世界三大ウザい国のうちの一つとされ、観光客、とくにアジア系の人に対して当たり前のようにぼったくり営業をかけてきます。

アラブ系の彫りが深く、小麦色した肌の大人が全くわからないアラビア語で詰め寄ってくるわけですから初めはかなりの恐怖を感じました。
実際はおちゃめな人が多いです(笑)楽しそうなおっさんたち、、、

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そんなわけで中心地に着いてからも客引きの嵐にあい、通じない英語と持ち前のボディランゲージでなんとか進んでいく訳ですが、ラスボスとも言えるハン・ハリーリ市場に向かいます。

 ハン・ハリーリ市場とはカイロ最大のマーケットであり土産物から飲食までありとあらゆるものが揃っています。特に目を引いたのは繊維製品の多さです。派手な柄の布や衣服がまた異国情緒溢れる風景を生み出しています。

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 繊維製品以外にも香辛料や香水、アクセサリーなど様々な商品が取り扱われており、見ているだけでも楽しかったです。

 そして日が暮れるとどこからとなくコーランが流れ始めました。乾燥した空気のようにガサガサした音のスピーカーが多方向から鳴り、飛び交うアラビア語、喧騒とした場ですが不思議と心地良さら感じました。

 市場ならではの空気感に異国情緒が加わりとてもよい空間でした。


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