昔書いたショートストーリー(その1)
ライターズスクール時代(1996年/27歳)に課題で書いたショートストーリーです。一部加筆修正しましたが、ほぼ原文のまま。
当時のあたしは、若くて未熟で恋愛依存症でした。精神的に自立できていなかったから、いつも男の人を頼ってました。
依存は他人の人生を生きるのと同じ。振り回されたり我慢を強いられたりしても、ひとりが怖くて離れられない。だけど辛いのは嫌だから、可愛がってくれる人のところを転々とし、ヤドカリのように寄生していました。
そんな時代に書いたお話は、やはりとても幼