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熟女はつらいよ!?

レベル54(2024年現在)の熟女・島田佳奈が実際に遭遇した「熟女ならでは」の辛辣さから旨味まで、包み隠さずリアルに語ります。
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#結婚

経験しなかったこと、経験できなかったこと。

ごく一般的な50歳のライフスタイルといえば、男性は仕事も体力も折り返し、結婚して思春期の子供がいるあたり。女性は子供が成人し子育てから解放され、セカンドライフにはしゃいでいる。 男女で家庭生活のタイミングがずれるのは、女性のほうが早く結婚しているからだ。初婚の平均年齢は、いつの時代も女性の方が若い。 上記に挙げたモデルケースは多数派かもしれないが、絶対数的には、当てはまらない人のほうが多いと思う。 半世紀も生きれば、属性も生活も多様化する。あたし自身、多数派と思われるモデル

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あたしが彼氏を親に紹介していない理由

昨年末から、あたしは彼氏と同棲を始めた。 付き合って1年で同棲に至ったが、実はその半年以上前から彼氏はあたしの部屋(ふたりで住むには狭すぎる)に居候していたので、むしろ「早く一緒に住む部屋借りろよゴルァ」と催促しての顛末である(笑) 男と一緒に住む場合、あたしは一応親に報告している。これまで何人かの男と住んできたが、存在すら隠し通した男はひとりもいない。あたしの両親は割とオープンマインドな人達なので、彼氏がいることを内緒にするほうが気が引けるのだ(さすがに不倫だった相手は秘

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大人同士の恋愛は、簡単で難しい。

40代からの恋愛は、30代までのそれとはずいぶん違ってきたように思う。 自分が歳を重ねれば、おのずと恋愛対象となる相手の年代も変化する。 いくら自身のストライクゾーンが広くなろうと、四十路の熟女がストライクゾーンな男性は減る一方。「ギリギリ許容範囲」な男性は一定数いるかもしれないが、第一印象がOKでも、その先に進むに従い「やっぱ無理」となるケースは30代までの比ではない。 盛りのついた20代のごとく簡単にくっついたり離れたりできなくなったのは、大人になったが故のややこしさ

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「女すごろく」のゴールはどこか

おぎゃあと産声を上げてこの世に誕生した時点では、誰もが赤子だった。 そこから数年、就学児となる頃にはじわじわと個性が形成され、発育にも少しずつ差が出てくる。 成人した頃には、すでに結婚し子供をもうけるほど仕上がっている人もいれば、中二レベルから大人になりそびれ「永遠の思春期」に突入してしまう人もいる。 いわゆる「中年」と呼ばれる40代。ここまで生き延びると、実に多様化した生活ぶりになってくる。 子育てが終わり、第二の人生的に熟女ライフを謳歌する段階の人もいれば、思春期の子供

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女にとって「第二の人生」とは

よく定年後の生活を「セカンドライフ」だの「第二の人生」だのいうが、女にとってのそれは定年よりも、別の区切りのほうが思い当たるのではないだろうか。 そもそも、定年まで会社員人生をまっとうする女は少ない。 結婚や出産によって仕事を辞める羽目になったり、その後働くとしても非正規雇用ばかりでは、定年という概念を持つことは難しい。 女が仕事をリタイヤするタイミングは、ほぼ家庭の事情か身体的な限界だ。定年に限らず「仕事をやめた」ことが第二の人生へのスイッチングだとすれば、むしろクローズ

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婚活サイトに見た、夢見る中年男と熟女のシビアな現実

以前書いたように、あたしは46歳~47歳の約1年間、とある婚活サイトに登録し、ガチで婚活をやっていた。目的の半分は仕事(潜入取材)だったが、半分はプライベート(再婚相手との出会い目的)だ。 「1年間でいい人にめぐり会えなかったら終了」と設定していた目標通り、ちょうど1年で彼氏ができた。ひとりに絞る直前は、彼氏の他に3人の男性と並行してデートを重ねていた。47歳の熟女でも、本気で婚活すれば選べるくらい出会いはあることを証明してみせた。 たった1年間と思うことなかれ。1年は長

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熟女こそ婚活したほうがいい最大の理由

46歳という年齢は、世間的には「結婚を諦めた」と思われる年頃だ。 お節介な友人ですら「いい人いるけど、どう?」と紹介を持ち掛けてくることはなくなり、両親ですら「娘が孤独死するのはしのびない」と本気で嘆き、せめて餓死することないようにと、生前贈与の話をもちかけてくる。

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