島田佳奈(Kana Shimada)

作家/女豹ライター/コラムニスト。 ここでは、ブログや連載媒体では書けない「女の本音」…

島田佳奈(Kana Shimada)

作家/女豹ライター/コラムニスト。 ここでは、ブログや連載媒体では書けない「女の本音」や昔の秘蔵原稿などをアップします。 コンテンツは基本有料ですが、一部無料または投げ銭もアリ。

マガジン

  • 熟女はつらいよ!?

    レベル54(2024年現在)の熟女・島田佳奈が実際に遭遇した「熟女ならでは」の辛辣さから旨味まで、包み隠さずリアルに語ります。

  • 熟女の「歯」モンダイ(8020な未来のために)

    『熟女はつらいよ!?』より、歯をテーマとしたエッセイ(尽きないトラブルと治療のプロセス)をまとめました。 大人の女性にとっては他人事じゃありません。私のようにならないためにも、参考にしてもらえたら救われます……。

  • 男好き半世紀(反省記)

    これまで生きてきた半世紀を振り返ってみれば、振り回したり振り回されたり、手の平で転がしたり転がされたり、飼ったり飼われたり、都合よく扱ったり扱われたり、常に「男」がついて回る人生だった。 「そんな人生も、案外悪くはない」と思ってしまっているから、あたしは反省できないのかもしれない。 しょーがないじゃん、好きなんだもん。

  • 「アラフィフ婚活」という無理ゲー

    46歳からおよそ1年間、島田佳奈が体験したネット婚活の実態を語ります。 多少の脚色はあれど、ほぼノンフィクション。リアルRPGをお楽しみくださいませ。

ストア

  • 商品の画像

    恋愛/結婚(婚活)戦略セッション(土日祝日のみ/1時間)

    カウンセリングでもコンサルティングでもない、これは「戦略会議」です。 恋愛・婚活・結婚生活における悩みや問題ごとについて、島田佳奈があなたと一緒に解決方法を考え、提案します。 希望日時の申請等、詳細は購入後にダウンロードされるpdfをお読みいただき、記載内容に従ってお手続き願います。 + + + + + (2023.12) セッションはオンライン(Google Meet)にて行います(※)。 (パソコンをお持ちでなくても、タブレットもしくはスマートフォンでご利用いただけます) ※Google Meetの使用方法については、スタートガイド(下記)をご覧ください。 https://support.google.com/meet/?hl=ja#topic=14074839
    12,000円
    島田佳奈商店

ウィジェット

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    腐らず、枯れず、咲き誇れ! アラフォー独女の生きる道

    島田佳奈
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    人のオトコを奪る方法 ~自己責任恋愛論~ (だいわ文庫)

    島田 佳奈
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    不倫・略奪愛「アブナイ恋」を「運命の恋」に変える!

    島田佳奈
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    島田佳奈のハンター的恋愛術① 〜男子婚活デビュー編〜

    島田 佳奈

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600万円の価値を噛みしめろ(後編)

今回は語ることが多すぎて2本立てとなってしまった。 前編はこちら。 20代の頃、虫歯を放置したあげく左の7番を抜く羽目になった。 そして再び放置すること約10年、…

0〜
割引あり

600万円の価値を噛みしめろ(前編)

成人は口内に28本の歯(永久歯)が生えている。親知らずまでカウントすれば32本だ。 それらがきれいに生え揃い、どんな食べ物をもしっかり咀嚼し、必要な栄養を体内に…

0〜
割引あり

「もう若くない」と認めることは大事。だけど「今日が一番若い」と諦めないことはもっと大事。

私がこの連載を(自主的に)始めたのは2017年。 レベル48という「熟女真っ盛り、更年期も上り調子」な時期だった。 あれから6年。 レベル54になった熟女は、子宮…

0〜
割引あり

「グレーカラー」やめました。

グレーカラーといえば聞こえはいいが、要は「白髪染め」のことである。 黒い髪を明るくするカラーから白い髪を黒くするグレーカラーに変えて14年。2割がた白くなったと…

0〜
割引あり

「老い」を受け入れた熟女も「痛み」だけは如何ともし難い。

昨年の夏、私は五十肩になった。 だがそれは間違いだった。 1年後、再発して整形外科を訪れた私は、前回とは異なる診断を受けた。 腱板断裂──何やら痛そうな名前だが、…

0〜
割引あり

「こだわりをなくす」のは、老化か成長か

いつからだろう。「多少のことはどうでもいい」おおらかさが身についたのは。 元来私は何でも自分で決めたいタイプだった。そして「私が選ぶものが自分にとってベストだし…

500

感度と肉体のアンビバレント

今回は確実に18禁な内容を含むので、申し訳ないが【ちょっとお高めの有料記事】とさせていただく。気になる熟女(もしくは殿方)は、メディアにほぼ出てこない貴重なテーマ…

500〜
割引あり

歯が次々に痛むという悪夢

久しぶりに薬漬けな日々を過ごした。 およそ1ヵ月、歯の痛みと戦っていた。しかも上下2本、原因が連動していたからややこしい。 これまでの経緯は、以下のマガジンにま…

600

自然に還る熟女 vs サイボーグ化する熟女

まったくもって私見だが、女はアラフォーあたりから二極化していくように思う。 ひとつは、バサバサに飾り立てケミカルに侵された状態からナチュラル志向へとシフトしてい…

600

「親子ごっこ」という至福の時間

私の人生に「母親になる」プランはなかった。 正確には、何度かチャンスはあった。だけど毎回「母親になる」ほうの人生を選ぶことができなかった。そのくらい、私の中の母…

1,000

すべての「欲」が減り始めるお年頃

人生の後半戦にもなると、あらゆる「初めて」にも驚かなくなってくる。積み上げた経験値が知恵を授け、緩慢になる動作や思考をフォローしてくれる。まったく人間とはよくで…

600

「元気」でいるための努力

レベル50を超えた人間は、2つのタイプに分かれる。 「坂を登り続ける人」と「坂を下るだけの人」だ。 人生のゴールをレベル100と仮定すれば、私の残り時間はまだ4…

500

幸せを失うのが怖すぎて、死にたくなる矛盾。

この世に生を受けて53年。間違いなく「今が一番幸せ」だと断言できる。 振り返れば、あのときもあのときも「幸せだった」ことは覚えているのだが、ここ最近「経験したこ…

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更年期の「折り返し地点」とは

いわゆる更年期とは、閉経の前後10年間を指す。つまり、閉経を頂点として5年前が更年期のスタートライン(概算)であり、その後5年かけて「女性ホルモンが低め安定な肉…

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向上心を持ち続ける限り、人生は上向きになる(はず)。

先日、宅建士の試験を受けた。 宅建士は、全国25万人もの人が受験する人気の資格だ。とはいえ合格者は毎年15パーセント程度。決して簡単なものではない。 宅建士にチ…

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600万円の価値を噛みしめろ(後編)

600万円の価値を噛みしめろ(後編)

今回は語ることが多すぎて2本立てとなってしまった。
前編はこちら。

20代の頃、虫歯を放置したあげく左の7番を抜く羽目になった。
そして再び放置すること約10年、前歯のクラウンを作り直した医師から「欠損した7番のせいで、下の歯並びが悪くなっている」と指摘された。

歯並びというものは、隣り合った歯同士が支えあって形成されている。1本でも欠損すれば、その隙間を埋めるべく他の歯がズレてしまう。奥歯1

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600万円の価値を噛みしめろ(前編)

600万円の価値を噛みしめろ(前編)

成人は口内に28本の歯(永久歯)が生えている。親知らずまでカウントすれば32本だ。
それらがきれいに生え揃い、どんな食べ物をもしっかり咀嚼し、必要な栄養を体内に取り入れられるのは、当たり前のことではない。

噛み合わせが悪ければ虫歯にもなりやすいし、滑舌だって悪くなる。熟女世代になれば、歯周病などで歯を失うこともある(私だ)。

タイトルの値段は、永久歯をすべて人工の歯に置き換えた場合の価格(推定

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「もう若くない」と認めることは大事。だけど「今日が一番若い」と諦めないことはもっと大事。

「もう若くない」と認めることは大事。だけど「今日が一番若い」と諦めないことはもっと大事。

私がこの連載を(自主的に)始めたのは2017年。
レベル48という「熟女真っ盛り、更年期も上り調子」な時期だった。

あれから6年。
レベル54になった熟女は、子宮を残したまま月経とサヨナラ(=閉経)し、数々の婦人病にも勝利した。一方、のほほんとヒキコモリで物書き稼業に浮かれていた生活とサヨナラし、老体に鞭打ちつつライスワーク(エンジニア)を復活させた。

これまでも何度かエンジニア業は並行させて

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「グレーカラー」やめました。

「グレーカラー」やめました。

グレーカラーといえば聞こえはいいが、要は「白髪染め」のことである。
黒い髪を明るくするカラーから白い髪を黒くするグレーカラーに変えて14年。2割がた白くなったところで諦めの境地に達した。

カラー歴29年。もはや地の髪色が思い出せない

生まれて初めてカラーリングをしたのは25歳のとき。それまでヤンキーを分別するための目印(!)だった茶髪が「オシャレ最先端」へと舵を切り、若者の間で茶髪が流行り始め

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「老い」を受け入れた熟女も「痛み」だけは如何ともし難い。

「老い」を受け入れた熟女も「痛み」だけは如何ともし難い。

昨年の夏、私は五十肩になった。

だがそれは間違いだった。

1年後、再発して整形外科を訪れた私は、前回とは異なる診断を受けた。
腱板断裂──何やら痛そうな名前だが、実際のところ安静にせなアカンほどの故障ではない(もちろん酷使してたら治らないので、なるべく労る必要はあるが)。

痛みを抑えるために痛い思いをする

ドクターいわく、五十肩(四十肩)は腕を肩より上に上げられなくなり、腱板断裂は支障なく

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「こだわりをなくす」のは、老化か成長か

「こだわりをなくす」のは、老化か成長か

いつからだろう。「多少のことはどうでもいい」おおらかさが身についたのは。

元来私は何でも自分で決めたいタイプだった。そして「私が選ぶものが自分にとってベストだし、何なら皆にとってもベストだと思うよ!」くらいの押しつけがましい自信家だった。根拠なく天狗になっていた鼻を、自らへし折るまでは。

私が一番頭がいい。
私が一番センスがいい。
私は誰よりも可愛い。
私が仕切ればすべてがうまくいく。

今思

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感度と肉体のアンビバレント

感度と肉体のアンビバレント

今回は確実に18禁な内容を含むので、申し訳ないが【ちょっとお高めの有料記事】とさせていただく。気になる熟女(もしくは殿方)は、メディアにほぼ出てこない貴重なテーマを読むことと引き換えに、単発で課金するか、当マガジンを購読(実はこちらのほうがずっとお得)してくれ給え。

体の「中」が乾くお年頃

中年にさしかかったあたりから、体の外側(皮膚や髪や爪)がみずみずしさを保てなくなってきた。
保水力は20

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歯が次々に痛むという悪夢

歯が次々に痛むという悪夢

久しぶりに薬漬けな日々を過ごした。

およそ1ヵ月、歯の痛みと戦っていた。しかも上下2本、原因が連動していたからややこしい。

これまでの経緯は、以下のマガジンにまとめた。

『熟女はつらいよ!?』創刊当初から購読してくれている読者さんはご存じのバックナンバーだが、最近読者になってくれた方(ありがとう!)は、よかったら買って読んでみてほしい。涙なくしては読めないはずだから(嘘)

前回(2022年

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自然に還る熟女 vs サイボーグ化する熟女

自然に還る熟女 vs サイボーグ化する熟女

まったくもって私見だが、女はアラフォーあたりから二極化していくように思う。

ひとつは、バサバサに飾り立てケミカルに侵された状態からナチュラル志向へとシフトしていく傾向。
もうひとつは、劣化を食い止めるために最先端科学のケアや人工的な施術をプラスしていく傾向。

私個人は、ハイブリッド型かもしれない。
年々基礎化粧品の数は減り今やオールインワンで済ませる無精者となった代わりに、アンチエイジング効果

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「親子ごっこ」という至福の時間

「親子ごっこ」という至福の時間

私の人生に「母親になる」プランはなかった。
正確には、何度かチャンスはあった。だけど毎回「母親になる」ほうの人生を選ぶことができなかった。そのくらい、私の中の母性は薄いものだと思い込んでいた。

私が母親になる=子供を産み育てることに憧れなかったのは、ひとえに自己中心だったからだ。何者になるか、将来どんな仕事で成功するか……人生の中心が「私」にある女は、たとえ結婚しようと子供中心の生活を送るなど、

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すべての「欲」が減り始めるお年頃

すべての「欲」が減り始めるお年頃

人生の後半戦にもなると、あらゆる「初めて」にも驚かなくなってくる。積み上げた経験値が知恵を授け、緩慢になる動作や思考をフォローしてくれる。まったく人間とはよくできた生き物だ。

以前、私はこのような駄文を書いた。

あれから5年余。更年期ピークに達した今だからわかる。2017年当時(レベル48)は、まだまだ序の口。更年期の入口に、そろりそろりと爪先を浸したくらいの段階だった。

レベル53(再来月

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「元気」でいるための努力

「元気」でいるための努力

レベル50を超えた人間は、2つのタイプに分かれる。
「坂を登り続ける人」と「坂を下るだけの人」だ。

人生のゴールをレベル100と仮定すれば、私の残り時間はまだ43年もある。だがそのゴールを60とすれば、残りはわずか7年だ。

幸い私は更年期の症状もあまりなく、フルタイムで働けるくらい頭も動くので、なんとか現状維持の生活を続けられている。
しかし肉体は正直だ。昨年と同じ時間、似たような仕事をしてい

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幸せを失うのが怖すぎて、死にたくなる矛盾。

幸せを失うのが怖すぎて、死にたくなる矛盾。

この世に生を受けて53年。間違いなく「今が一番幸せ」だと断言できる。

振り返れば、あのときもあのときも「幸せだった」ことは覚えているのだが、ここ最近「経験したことのない幸福」を味わい、私史上幸せランキングの1位が入れ替わった。

「多くの人が、この幸せを知っていたなんて」
初めて”それ”を実感したとき、私は嬉しさとともに悔しい感情が芽生えた。私が53歳まで知らなかった種類の幸せを、ほとんどの人は

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更年期の「折り返し地点」とは

更年期の「折り返し地点」とは

いわゆる更年期とは、閉経の前後10年間を指す。つまり、閉経を頂点として5年前が更年期のスタートライン(概算)であり、その後5年かけて「女性ホルモンが低め安定な肉体」に落ち着くのがゴールだ。

平均的な閉経時期は50歳といわれるが、もちろん個人差があるので一概にはいえない。40代で終わる人もいれば、還暦になるまで閉経しない人もいる。

閉経時期が予想できない以上、閉経するまでは「今って更年期?」と自

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向上心を持ち続ける限り、人生は上向きになる(はず)。

向上心を持ち続ける限り、人生は上向きになる(はず)。

先日、宅建士の試験を受けた。
宅建士は、全国25万人もの人が受験する人気の資格だ。とはいえ合格者は毎年15パーセント程度。決して簡単なものではない。

宅建士にチャレンジした理由

私が宅建士の資格試験にチャレンジしたのには、3つの理由があった。

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