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嫌なことをされたのに笑ってしまう

こんにちは。
反射の統合ワーカー 大島明恵です。

ストレス発散は意図的に行なうものですが、無意識のうちに身体から出ているストレス反応というものがあります。

不安や怖さを感じたときに、息が止まる。まばたきが増えたり、手をぎゅっと握りしめる。反応は様々ですが、どれもストレスから自分の身を守っているものです。

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いじめやからかいの現場でよく起きること。それは、からかっている側が「相手も楽しんでいる」と思ってしまうこと。一緒になって笑っていたから、嫌な思いをしているんだとわからなかった。遊んでいるつもりだった。というものです。

嫌なことをされたのに、へらへらと笑ってしまう。これも先に挙げたストレス反応の一種です。本当は、嫌な気持ち。本当は、辛い。そのストレスを身体から逃がすために”笑い”となって出ているのです。それが、相手にとっては”楽しんでいる”ように見えてしまうのです。子ども同士のコミュニケーションに限らず、職場やパートナーシップでも気を付けたいところ。

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本当の気持ちを伝えるためには【手の反射・口の反射】の統合が有効ですが、ここではまず【固める反射】の統合に取り組んでほしいと思います。固める反射を統合すると【感情・感覚】が育ちます。ぼんやりと「なんかいやかも…」と思っていたこともはっきりと「いやだ!」と認識できるようになります。

固める反射を統合すると【安心・安全感覚】も育つので、例えば人と違う意見を言うことや新しいことをやってみようとするときに【大丈夫】と感じながら動くことができるようになっていきます。

反射の統合はこのように目に見えない部分の変化もとても大きいです。「嫌だ」と認識することはよくないような感じがするかもしれませんが、とっても良いこと。必要な発達段階です。統合ワークに取り組んでいる方は心の変化も感じながら進めていってみてくださいね。



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