見出し画像

これだからイベント運営はやめられない

今日は私のイベント企画・運営が好きな理由と、半年前夏からやり始めたnoteユーザーの非公式オフ会の一つ(noハン会)の話をします。


私のnoteをフォローしてくださってる方の中には、当然ですが私とオンオフ問わず直接交流のある方、ない方いらっしゃるし、後者の方が大半。

その中で横暴にも、交流のある人やその近辺にわかる話をどんどん記事を書いてきました。なるべくわかりやすく..を心がけながらも、意味不明な話もいつも多いんじゃないかなーと思ってます。いつもお付き合いいただいてありがとうございます。

というわけで、今回はあゆみさんのnoteたまに読むけど、会ったり話すこととかは一生ないだろうな〜、みたいなイメージを持っている方に宛てて、このnoteは主に書かれています。

もちろん交流のある方もぜひ読んでください。


イベントは人でできているから苦手だった

私はお祭り女...というわけでは決してなく、むしろ大人数は苦手で、お祭りでは孤独死してきたことも多い。なんならnote酒場でもうっかり死んでたことはnote酒場レポートで惜しみなく公開している。


「この指とーまれ!ってやればいいのよ」
どんな文脈だったかな、あるカウンセラーの先生に言われた言葉の一つ。当時の私は会社員で終業後にカウンセリングに通っていた。

いや、そもそも私は大人になってからけっこうイベント漬けだった。そしてその過去をある程度は忌まわしく思っていたはずだった。

なぜならあまりに忙しい。人に役立つことを過剰に求めてしまっていた私は漢字どおり心をなくし、見えている課題に答えきれないことにも無力感を感じてしまっていた。だって、イベントは人でできている。人と人のぶつかり合い、もったいなさ、優先順位をつけることも下手で、向いていないと結論付けた。


その後の私はごく普通の営業や営業サポートとして仕事をしていた。その後、会社をやめてから、再び、イベントを企画しだした。やっぱり、なんだかんだ好きだったんだな。


これだからイベント運営はやめられない

先日、早々に中断してしまった転職活動の職務経歴書にはイベンターとしての経験がたくさん並んでいた。その中から1つだけ書き出してみる。

最初のイベント経験は、就活生だったときに友達と一緒に開催した就活生と社会人の交流会だった。

就活生はmixiを中心に集客して、社会人は友人を辿って、合計100名以上は集まった。「就活爆破5秒前」。今見るとこのタイトルは意味がわからなすぎる。それでもとにかく楽しかった。スタッフの友達とラパウザで企画会議したのも、役割分担表もタイムラインも司会台本も下見も打ち上げも猛烈に楽しかった。

何かを打って、響きたかった。響き合う仲間が欲しかったんだと思う。

その後、NPOや会社、個人主宰で、大小いろんなイベントを手伝ったり立ち上げたり。数名、数十名、100名、数100名。セミナーやワークショップ、交流会。飛び飛びだけど10年以上やってるみたい。

よくも飽きもせずにずっとやってるな、と思う。

イベントって大変なことも多い。準備が追いつかないとか、想定していないことが起こったり、マンパワーが足りない現象とか、スタッフ同士のトラブルが起こるとか... 私は全て把握しきれる人間ではないから、私の知らないところでもたぶん色々起こってるはず。

経験を積むたびに学びはある。あるはずなのだが、忘れてたり、他が抜けたり、残念ながら私は全然完璧にできるようにはならない...

この前のイベントも、どうしてあと5分で撤収なのに私の荷物は全然片付いていないんだろうという事態を引き起こし参加者さんに片付けさせてしまった。

私は手を広げすぎて、マジでポンコツな姿を見せること多々、イベント経験あるって嘘では?という感じだと思う... が、いつもなんとかなっている。いや、なんとかしてもらっている。


私が関わるイベントには"交流"があるものが多く、参加者一人一人がなるべく楽しめるということを主眼に置いている。
一人になってしまわないか、情報が足りなくないか、話しづらくないか、つまらなくないか、(見えるものでも見えないものでも)持ち帰るものはあるか、できれば次につながってほしい。

基本的に少人数イベントに勝るものはない。大人数に比べて満足度が高い傾向があるのはやっぱり運営の目が行き届くしお互いに話しやすいからだと思っている。大人数のイベントでも、小グループを作ることも多い。

イベント中、イベント後に参加者の方同士が仲良くなっていたり、何かが始まったりしているのを見るのは何より楽しい。

別に、私がいなくてもみんなそれなりになんだかんだ人生を送っていくだろう。でも、その中に一つの偶然、必然、誤算、きっかけ、言葉はなんでもいい。一石投じて関わりに行くことが、妙に楽しいのかもしれない。

この指とーまれ!ってやってよかったな!と、密かにほくそ笑んでいる。



noteでもイベントをやってみた

ここはnote、クリエイターの集まるSNS。その中で、この夏、私は縁あって「ハンドメイド作品」を販売する仕事の発信を始めた。

そうしたら、他にもハンドメイドを売りつつものを書くクリエイターを発見、あれよあれよといううちにイベントを開く予定ができあがった。ハンドメイド品を展示販売しながらみんなで交流しようぜという会だった。

イベントやるよ!ってことで集まったわけではない。お互いに会いたがっている人たちがいて、そのみんなに「やろう」と言っただけだった。もちろん私にも会いたいと思っている人たちはいた。ありえないほど理想的な展開で、私は心の中で密かにガッツポーズをした。

私は1年前に会社を持ち崩して以降人との交流の機会が少なくなっており、リハビリ状態でnoteの街のみなさんと言葉をかわし始めた。

私以外は結構みんな友達同士なのかな?とも思っていたが、振り返ってみると、そうでもなかった、あるいはちょうど交流が始まった人たちも多かったみたい。

そんなわけでハンドメイド作家数名と、noteを書いたり読んだりしている人たちが集まった。小説家志望、エッセイスト志望、ライター志望、そして生活の中に書くということがある人、自分のために書く人、書きながら道を模索している人、様々だった。みんなそれぞれの理由でnoteに流れ着き、さらにお互いが視認できる場所へとたどり着いた。

ちなみに私は書きながら道を模索している人、今もそうだ。


運営や個人的に反省点は山盛りにあったものの、イベントは大成功だったと思う。

当日の熱気と後日のレポ、そして今の参加者やスタッフ同士の関係性が育っていることがそれを証明している。


以前、こんな記事を書いたことがある。

世界が広すぎて生きづらい

グローバル社会へのアンチというか噛みつきというか。世界、もっと狭くなれよ、こんなに人と比較されちゃ生きづらいんだよ、村の中で普通に必要とされたいよ、的な気持ちで書いたnote。よかったら後で読んでください。


自分でイベントを企画して人を募る、これは世界を狭くすることだ。

おかげで私の世界はだいぶ狭くなってきた。

一人一人の人の顔が見分けられるし、知らない人の顔も落ち着いて見ることができる。

遠くにも世界が広がっていること、もちろん知ってる。

でも、遠くに行かないといけない、なんていうことはないとわかった。


私の卒業した大学はある程度大きくて、とても孤独になってしまう人もいたらしい。ただ、みんな細かく専攻が違う人を適当に集めた「クラス」があった。みんな専攻はまったくバラバラだけど、気軽に話すことができる関係ができた。気が合う人、合わない人はいたけれど、少なからず私やみんなのキャンパスライフをとても健康にした。


私たち、インターネットの海にいるけど、ここはnoteという街でもある。

海ではなくて、路地があって、いろんな所にお店もあるし集会もある。

主催するだけではない。イベントを手伝うことも、参加しにいくことも、自分の世界を狭くする。全員遠くに見えていたのに、いつの間にか隣に人がいたことに気づくことになる。

近くに糸が見えたら、試しに手繰り寄せてみてほしい。

見えている世界が変わるかもしれないよ。




私のnoteを読んでくれている皆さんへ

夏に開催したnoハン会(非公式)の第二回を12月に都内で予定しています。

面白そうだなと思ってもらえたらぜひ遊びに来てください。

今回から初めて来る方もいらっしゃるし、スタッフさんや参加者さんのご紹介もあるので、事前にかなり予習できます。

参加条件は「noteのIDを持っていること」で、参加費は1100円かかります。

偶然かな、必然かな、お会いできること、楽しみに待ってますね!



こんな気持ちで企画したよ「感性と感性で手をつなぎたい」


会場紹介とプログラムご案内


参加者&追加出店者さんのご紹介


スタッフ&出店者さんのご紹介


イベントに行けなくても、作品で参加できます!(ハンドメイド小冊子:創作文芸を募集しています)

参加表明11/10まで!あ、明日じゃん...!遅くなってごめんなさい!


↓前回までのあらすじ

↓今回の概要・参加方法


ここしばらくnote更新してなかったのは、この参加者さん紹介書いてたからっていうのもありました。いろいろ書きたいこと、たまってる...!また何かと書き散らかしに来ます、よろしくお願いします。

それでは、最後までお付き合いいただきありがとうございました!

誰でも「スキ(♡)」できます。「読んだよ」って軽い気持ちで押してくれたら嬉しいです^^ サポートはnoteを書くカフェ代に使わせていただきます。ありがとうございます。