見出し画像

短いシカの麻雀教室

短いシカの麻雀教室、紹介編! 


  こんしか。ぬるい三流雀士(ジャンシ)の短いシカ……もとい短い雀シカです。

  突然ですが、みなさんは当然、麻雀に興味ありますよね?(圧)

 短いシカは麻雀好きの家系に生まれて物心つく頃には既に麻雀を嗜んでいました。特に大叔父にあたる人が麻雀を始めとしたギャンブルが大好きで、それが祟って山一つ分の土地を失ってシカ一族は貧乏家系になってしまいました。

 お陰というか、以降賭け事はてんでやらない家系なので、健全に麻雀を嗜んでいます。と言っても雀荘に通う勇気もなく、友達もいない短いシカが嗜むのはもっぱらネット麻雀です。

 最近は雀魂、というアプリで遊んでます。シカが小さい頃はまだまだヤクザ遊戯の印象が強かった麻雀ですが、沢山のサブカルチャーと結びついた結果、今ではすっかりスポーツとして定着していますね。嬉しい限りです。だってそのお陰で短いシカもアマチュアスポーツ選手ですからね。

 さて今回、なんでこの記事を書いたかというと……みなさんも麻雀、始めてみたいですよね?(圧)

‘画像は「雀魂〜じゃんたま〜」公式Twitterより引用’

 雀魂というゲーム、面倒臭い計算や説明は全て機械がやってくれるので、ルールがよく分からずとも適当に遊べる入門者に優しい仕様となっております。何か新しい趣味を始めてみたいけど何に手をつけていいかわからないし趣味にお金もかけたくない……そんな人に麻雀はぴったりのスポーツなのです!だって老後まで興じれますからね。ゲートボールと並ぶおすすめスポーツというわけです。

 でも、覚えることが多そうで尻込みしてしまう……そんなあなた。大丈夫。やってりゃ覚える!!(暴論)短いシカも言葉を覚えるより先に麻雀のやり方を知っていたので、何とかなる!!(極論)

 とは言っても、流石にやはり尻込みすると思うので、麻雀の遊び方を簡単に説明しますね!難しい漢字が多いですが、読み方なんて覚えなくて大丈夫です。情報量が多くて大変かもしれませんが、最後までお付き合い頂けましたら幸いです。


以下、本記事内で使用する画像は全てキャットフードスタジオ制作/株式会社Yostar運営のオンライン対戦麻雀ゲーム「雀魂 -じゃんたま-」より引用しております。



短いシカの麻雀教室、入門編!


 麻雀は人、もしくは人で遊べるスポーツです。遊びの内容は少しポーカーに似てるかもしれませんね。ポーカーがチップを賭けて遊ぶように、麻雀は点棒(テンボウ)を賭けて遊びます。最終的に沢山の点棒を持っている人の勝ち、というゲームです。

①牌の種類

 麻雀は上記画像の34種類×4セット、合計136個のコマを使って遊びます。

 そのコマを麻雀は「牌(パイ)」といいます。

 「萬子」「筒子」「索子」それぞれが1〜9の数字で構成されています。それとは別に「風牌」「三元牌」なるものがありますが……これは無視して大丈夫!

②和了の条件

 麻雀で勝つことを和了(ホーラ)といいます。

 手牌とは、カードゲームでいう手札と同じです手牌が見えるのは自分だけ、他の人に自分の手牌は見えません。基本13牌が自分の手札となります。

 そこに場に伏せられた牌を1枚引いて手牌に加えて、14牌になった手牌から1つの牌を捨てます。この行為を参加者が順番に繰り返していきます。つまり手牌は13牌→14牌→13牌→14牌→……この繰り返しですね。

 ちなみに牌を引くことをツモ、牌を捨てることを打牌と言います。
つまり上記の工程をより正確に書くなら13牌→(ツモ)→14牌→(打牌)→13牌→(ツモ)→14牌→(打牌)→……です。難しく考えず、「牌を取ったら、牌を捨てる」くらいに考えてください。

 そしてここが肝心なのですが、和了には4つの面子(メンツ)と1つの雀頭(ジャントウ)が必要です。面子とは順子(シュンツ)と刻子(コーツ)この2つを指します。

②和了の条件 詳細

 順子とは数字の並んでいる3枚を指します。例えば「123」とか「678」などの並びです。しかしポーカーのように数字跨ぎは出来ません。例えば「891」とか「912」などの並びは順子として不成立です。順子は数字の並びが原則ですので、画像①でチラと触れた三元牌や風牌は使用できません。

 刻子とは同じ牌が3枚あることを指します。刻子に数字は関係ないので、順子と違い三元牌や風牌も利用できます。数字の「222」「888」なども刻子ですし、「西西西」「中中中」も刻子として成立します。

 雀頭とは同じ牌が2枚あることを指します。1つ少ない刻子とお考えください。刻子と同じく数字、三元牌、風牌、全てにおいて構成可能です。「22」「88」「西西」「中中」など。

  和了には4つの面子〈3牌×4セット=12牌〉と1つの雀頭〈2牌〉必要、つまり手牌が14牌になる瞬間だけ和了が成立します。

③聴牌、立直について  (「チー」「ポン」「カン」はまだ覚えなくて大丈夫です!)

 あと1つ欲しい牌が来れば和了できる状態を聴牌(テンパイ)といいます。この状態になればツモ牌だけでなく、相手が捨てた打牌を指して和了することが出来ます!上記の画像で言うなら「南」と書かれた牌をツモする(自分で引く)か、相手が「南」を打牌した瞬間に和了が成立します。

 ツモ牌での和了を「ツモ」相手の打牌からの和了を「ロン」と言います。

 ところで、麻雀で和了するには4つの面子1つの雀頭が必要と言いましたよね?ですが、実はもうひとつ条件があるのです……。それは(ヤク)です。役には幾つかの種類があるのですが、安心してください。入門者が最初に覚える役は一つだけです。それは立直(リーチ)です。

立直の内容
○聴牌時にのみ使用可能
○和了の権利を得る(自ツモ、相手の打牌)
○点棒を千点、場に差し出す(その回の勝者が最終的に回収します)
○以後手牌の変更は出来ない。(和了に必要な牌以外を引いても手牌に加える事はできない。打牌あるのみ)

 文章に書くとややこしそうですが、打ってみればとても単純な役です。和了(4面子1雀頭)を目指してツモ、打牌を繰り返し、聴牌になったら立直する!最初はこれを念頭に麻雀を始めてみましょう!

 それでは皆さん……本当にお疲れ様でした。
 そして……Congratulations!!

「もう、お前に教えることは何もない…」

 おめでとうございます。もう皆さんは麻雀を遊べます!あとは遊びながら自分のペースで、興味が湧いたことを覚えていくだけです。私だってまだ把握してない麻雀のルールが沢山ありますが、気にせず楽しんで麻雀を遊んでいます。ルール未把握でも十分楽しめる、それが麻雀なのです!

短いシカの麻雀教室、実践編!


 最後に、実際雀魂というアプリを使って、短いシカがCPU相手に遊んでるところをお見せ致します。こんな感じで遊ぶんだよ!

 4人でこのように卓を囲みます。短いシカの最初の手牌はこんな感じ!ここから1枚引いて、捨ててを繰り返して和了に近づいていきます。

 手牌が少し進みましたね。画面左の人が索子の789を晒してますが、気にしないでください。単なる露出癖と思いましょう。気になる方は画像③「チー」の項目をご覧ください!
 その左の人が捨てた筒子の7が少し光ってるように見えますが、麻雀において光る牌は持ってて得するもの、とお考えください!

 さらに手が進んで、短いシカ、聴牌です。面子が3つ完成し、雀頭が1つある状態です。索子の9を捨てて立直が出来ます。

○完成してる面子
萬子567
筒子567
索子234又は456
○完成してる雀頭
筒子22

 おや?とお思いかもしれません。索子234又は456とはなんぞや?と。その答えは次に引いた牌で判明します。

画面中央に表示された3つ牌が和了出来る牌になります。和了に必要な牌は1つとは限りません。つまり、次に
索子の1を引けば123、456
索子の4を引けば234456
索子の7を引けば234、567。
という状態なのです。

 索子の1か4か7、これをツモするか、相手が打牌すれば、4つ目の面子が完成し、短いシカの勝利となります。では、立直です!

 一巡で引けました。運が良かったです。これはツモした牌なので、和了の形は「ツモ」になりますね。

ドーンっ!!
突如押し寄せる情報量の暴力っ……!

 突然の情報量で意味不明な画面になってますが気にしないでください。

 一応説明しますが、ながらで読み飛ばして大丈夫です……。

 「立直」以外にも「一発」「平和」などいっぱい漢字が出てますが、それらも全てと考えて問題ありません。そして基本的に役=飜(ハン)です。飜〈役〉の数が多いほど和了した時の点数は高くなります。

 符(フ)に関しては今後も覚える必要はありません。アマチュア雀士が100人いたら1人くらいはちゃんと把握してる人がいるかも…?くらいの代物なので、プロ雀士を目指さない限りは覚える必要は皆無です。

 今回の場合、7飜で12000点が今回の勝ち点となります。12000点の左にある跳満(ハネマン)という漢字は、単純に「跳満」=「12000点」ということに過ぎません。飜が増えると満貫(8000点)→跳満(12000点)→倍満(16000点)と名称が変わるとともに点数も高くなっていきます。これはやってれば自然に覚えることなので、覚えようとしなくて大丈夫!

 以上、短いシカの麻雀教室、実践編でした!

短いシカの麻雀教室、魅力編!


 如何でしたでしょうか?麻雀に関して超ざっくり説明しましたが、「正直まだよく分からない……」というのが正直な感想だと思います。短いシカも物心ついて以来ずっと麻雀をやってますが、未だよくわかっていません。でもとても楽しんで遊んでいます

 麻雀は確かに理不尽なゲームです。どんなに経験の長いプロでも、麻雀を始めたばかりの初心者に負けてしまうこともあります。それほど運に重きが置かれた理不尽なゲームなのです。だけど最終的に笑えるのは、そんな理不尽と上手い付き合い方を見出した人です。そこに経験や年齢は関係ありません。一瞬一瞬が運命の岐路に立っている感覚を味わい、小さな小さな決断の連続の末、理不尽という名の運命と対峙する。そんなゲームだと私は思っています。

 この記事を読んで、麻雀に少しでも興味を持ってくれた人がいたら、それほど嬉しいことはありません。もし雀魂を始めたら、是非一緒に打ちましょう。友人検索でプレイヤーIDを打ち込むと友人申請ができるので、良かったら……。「雀魂始めたよ〜」「やってるよ〜」って言ってくれたら、私のプレイヤーIDを否応もなく送りつけるので、気が向いたら一緒に麻雀で遊んでください……。

note麻雀杯

 そしてもし、noterの中で雀魂ユーザーが増えたら、初心者上級者の垣根の無い、カジュアルなnote麻雀杯なるものを企画開催してみたいなぁ、と思ってます。もしくは麻雀に纏わる文章のコンテストとか……「指定の手牌から始まる物語を作る」とか凄く面白そうですね。まあ凄く需要も無さそうですけど。 

 以上、短いシカ……もとい短い雀シカによる……短いシカの麻雀教室でした‼︎ここまでお読みくださりありがとうございました。麻雀の未来に幸あれ〜!


☆短いシカの今後の活動☆

4月。楽曲製作!
5月。演劇制作!詳しくは画像をクリック!
6月。は何しよう……チラっ……


この記事が参加している募集

全力で推したいゲーム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?