そうきたか

いまようやく『持続可能な恋ですか？』全10話を見終えた。　

そもそも映像作品全般苦手で、すぐに集中力が途切れてしまう身としては、モチベが磯村勇斗（主人公に報われない片思いをする幼馴染役）だけなもんで、見終えるのにめちゃめちゃ時間かかった。

この脚本、ほんッッとお決まりのすれ違いばかり（電話鳴りがち）で、登場人物たちが皆ろくすっぽ想いを伝えられないままにストーリーが進んでいくのと、やたら名前単独つぶやき（「お父さん………（切なげ）」「颯…………（切なげ）」、「晴太さん…………（切なげ）」、「杏花ちゃん………（切なげ）」）が多くて、ちょい脚本手抜き過ぎじゃね？？笑　って思ってみてたんです。特に杏花ちゃん。阿呆みたいに名前つぶやきすぎ。

そもそも、タイトルであるところの『持続可能な恋ですか？』って、「降り止まない雨ですか？」と同じくらい愚問っていうか、恋は終わるものなんだから語彙矛盾だろ！！！終わるからこそ鈴木亜美の「Silent Stream」が切ないわけで！！！と心の中でずっと野次を飛ばしていたんです。

が！！

実は、ラストで、ちゃんとタイトルの伏線回収がされたんですよ。

最後、恋敵（田中圭）に敗れた磯村勇斗に

「持続可能な恋は叶わなかった恋だけ」
　

　

って言わせて終わったんです。

いや、ほんまそう。

ここ、唯一リアルを感じたシーンでした。

よくできました。

磯村勇斗くんが振られるシーン、切なかった