足立区 中学

私は足立区のSN中学校に勤務していました。

そこで副校長として赴任した男性教員が、自校昇任で校長となった3年間のうち、およそ1年にも満たない期間ですが、数えきれないくらい身体を触られていました。

副校長時代から違和感を感じたこともあったのですが、頻繁になったのは校長になってからでした。それからメモをとり始めるようになって、校長室に呼び出されたときボイスレコーダーをつけていくようになりました。目撃者もいました。

教育委員会にも警察にも弁護士にも相談しました。まだ服務処分の結果は出ていませんが、軽微なものになると思われます。

弁護士によると公務員である校長のことは民事訴訟では個人に訴えることができず、自治体を相手にすることになってしまうそうです。そうなると使われるのは税金です。それは公務員としても私は嫌だったので、校長を直接訴えることができる刑事訴訟として進めていくことにしました。

警察に相談してわかったのですが、公共の場でない校舎内で、いくら腰や腕を触られて手を握られても痴漢のような迷惑防止条例の違反にはならないみたいです。

乳房を掴まれたこともあります。これだけが強制わいせつにあたり、刑事事件とみなされるみたいです。いくら身体を触られてもこれだけ、警察が取り扱えるのはたったこれだけでした。

その強制わいせつとして取り上げれ得るものも、物証がないと立件が難しいです。監視カメラやその場面の目撃者、衣服に付着した指紋など…。しかしそんな証拠が都合よくとれるのは稀でしょう。

しかも相手は否認しました。それだけで、強制わいせつに立件したいところを阻まれています。私が書き溜めたメモも、ボイスレコーダーの音声も、メールの画面も、いくらあっても立件できない、相手を罰することが叶わないのです。

こんなこと知っている人がどれほどいるのでしょうね。証拠がなければ相手にもされないで終わるだろうに、メモやボイスレコーダー(証拠として信用性があることは警察と弁護士に言われました)があってもこれです。

セクハラの被害者というのはどれほど弱いものなのか実感させられました。そしてそれがまたセクハラを助長させているのだろうとも感じました。

その校長は、校長となって1年で区内のHNH中学校異動となりました。(普通ありえないことなので、人事のテコ入れがあったのかと思います)

しかし校長のままです。

自分より立場の弱い者を嬲り、嘘をついてなお、校長として、生徒の前に立っていることが許せない。

そんな社会に納得がいかない。

悔しいです。

生徒の立場であったら全ての真実が明るみになったときどれほどショックでしょうか。それは隠してる期間が長くなればなるほど大きいものではないでしょうか。

昔から教育現場とはこのようなものだったのでしょうか。不信ばかりです。

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