しかちゅー

ゲーム会社でキャラクター作る人。

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最近の記事

アバターモデルを作ったお話(ツール編)

 2年半前にVRChat用のアバターモデルを作成して以来の自分用アバターモデルの作成を軽くメモ。 前回作ったモデルはこちら。  VRChatの自作アバターの上限が2万ポリゴン時代のものなのでポリゴン数は少な目。等身は低めかつ派手目にして情報を増やしつつ誤魔化すデザイン。  今回はちょうど個人所有のMAYA LTのライセンスが切れたタイミングで「Blenderの練習の為に作ってみるかー」という軽い気持ちでの作成です。  あ、仕事ではSoftimageとMAYA使ってます。

    • 眠れなくなった自分と闘った記録

      元々睡眠時間が短くても大丈夫だった訳ではなく、明らかに社会人になってから徐々に減って行った感じです。高校生の時母親に「うちの子、寝すぎてて病気なんじゃ…」と言って病院に連れていかれた事もあるぐらいです。その時は「急性肝炎」と診断され、半年近く透析+運動禁止状態でした。 さて、自分が人並みに眠れなくなった事に気が付いたのは2018年の春ごろから。 参加していたプロジェクトが思うように進まず、かなりストレスが溜まっていました。夏から秋にかけ、睡眠時間2時間半、2~3日に一度完全

      • バーチャルマーケットの反省点から見る技術の壁

        バーチャルマーケットに関して、ツイッター上の意見を見てみると主催/運営側と出店側と参加者側ですこし意見が食い違っている様が見れたので、自分なりに思う所を書いておこう。 ・主催/運営:とにかくすごいマーケットにするんだ! これはもの凄く良い主張だと思うが、現状だとVRChatにデータを登録するだけでもハードルが高いのに、多くの人のデータを一纏めにしてアップロードした上に個別の機能を損なわないようにするという、おおよそ大規模ゲーム開発に等しい事をやろうとする技術的、組織的にも

        • 販売アバターで気になったやつ(順不同)

          見つけ次第、随時更新するよ。 ※ブラウザのタブで開いたURLをnoteに自動コピーしてくれる拡張機能は無いのか…。

        アバターモデルを作ったお話(ツール編)

          バーチャルマーケットはデジタルアバター文化を切り開く礎となるのか?(後編)

          さてさて、書き出したら長くなったので前後編の後編になります。前編を簡単にまとめると、「買ったはいいけど使う所が無いぞ」というのがざっくりとした内容です。 解りやすく「簡単に使える場所」をどう作っていくか? 「ゲームで使えるようにする」 解りやすく言えば無双やモンハンで自分のアバターが敵武将やモンスターを倒す。もうこれだけで面白いし、いつもと違った感動やゲーム体験ができる。 ゲームの大会や有名配信者など「〇〇選手モデル(レプリカ)」みたいなアバターやアクセサリーを販売(レ

          バーチャルマーケットはデジタルアバター文化を切り開く礎となるのか?(後編)

          バーチャルマーケットはデジタルアバター文化を切り開く礎となるのか?(前編)

          これを書いている現在、バーチャルマーケット3が開催されている。 バーチャルマーケットについてはこちらを見てもらうとして、解りやすい言葉で言えば「デジタルデータのコミケ」という呼び方でしっくりくる人が多いと思う。そして、多くのデータはBOOTHというpixivが運営しているクリエイター向けのマーケットである。 経緯云々は誰かしらが詳しく書いてると思うので探してみて欲しいが、バーチャルマーケットで(間接的に)売っているデータは確かに素晴らしいものが多く自分も欲しいと思うものが

          バーチャルマーケットはデジタルアバター文化を切り開く礎となるのか?(前編)