#30 地方で「信頼」を得たいなら、「支払う」ではなく「投資」の意識を

香川県高松市で地域ブログをやっている、元編集者のしかシカです。

今日は、地方でイチから何かを始めたいなら、「投資」から始めようというテーマでお届けします。
（投資=資本投資ではなく信頼投資というお話）

2020年末、13年ぶりに地元・高松にUターンしてきました。

「地域ブログをやっている」と書きましたが、まだ始めたばかりだし、思うように進んでいないのも事実。

でも、当然なんですよね。

13年も地元を離れていたら、もはや地域について知らないことの方が多いし、人脈もなければ信頼もない。

ほとんど見知らぬ土地みたいなものです。

そんなゼロスタートのなか、地方で、僕のように情報発信をしたり、事業を始めたりしようと思ったら、必要なのは地元の人との関係性です。

これは、待っていても手に入らない。
「信頼」をつくるべく、行動するしかない。

そこで必要なのが、「投資」の意識です。

たとえば、地元の飲食店を自分のビジネスのお客様にしたいなら、相手を知るために食べに行かなきゃいけない。

食べたら、売買が発生しますよね。

これを「支払い」ととらえるか、後の信頼構築のための「投資」ととらえるか。

僕もブログを始める前後は、「支払い」という意識の方が強かったので、「あー、もったいないなあ」と思ったりもしました。

けれど、これを「支払い」と考えているうちは、まったく前に進まない。
自分だけが失っている感じがして、頭のなかにブレーキがかかる。

なので、こうとらえ直してみました。

信頼構築のための「投資」である、と。

飲食店にしたって、相手の立場に立ってみれば、お客さんが来てくれたらうれしいわけですよ。

通ってくれたら通ってくれただけ、「お返ししよう」と思ってくれているはず。

その気持ちが生まれてからが、自分の提案活動のスタートです。

ちょっと打算的ではあるけれど、地方においてゼロスタートで信頼構築をしようと思ったら、「金銭の支払い」を「投資」ととらえ直し、行動するしかないと考えています。

いやあ、痛いですよ苦笑。

でも、何を始めるにしても初期費用が必要なように、自分だけが損得勘定で動いていたら、なーんにも始まりません。

回り道だと感じても、まずは投資しましょ、投資。

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