「さぁ旅行へ行こう：1日目」ロウソクの光が美しい夜

快適なホテルのベットの上から更新中。

今日から2泊3日。自宅から遠くない都内のホテルにお篭りプチ旅行に来ている。

時刻は21時を過ぎ静かな部屋。耳を澄ますと外から車の音が聞こえる。隣の部屋からは何も聞こえない。

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ホテルの部屋で食べる用にホールケーキを買い、コーヒーをテイクアウトしてきた。ケーキを買う時「ロウソクはご利用ですか？」と聞かれて咄嗟に「はい」と答えてしまったがために、一人の空間・誕生日でもないが折角だからと、ライターで火を灯してみた。

暖房でロウソクがゆらゆら揺れる。綺麗だ。最近見たものの中で一番綺麗だ。つられてじんわりと肩の力が抜けていく

はっきりと分かることは、今、久しぶりの大きな経験に触れているということ。

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人生はいかに多くの経験を得るか、だ。

「幸せ」はそこにきっと直結している。だから私は幸せの時間を買うために必死に働いてきた。本当は一人旅行をもっとアップテンポで行っていたが、最近はこの状況下。10月北海道以来の、しかも近所のお篭りプチ旅行になってしまった。

でも今、私はとても幸せだ。

ゆったりとした縛りのない時間に、贅沢したケーキとコーヒー。外から映る東京の光も、音も、五感を強く揺さぶっている。部屋の浴槽にお気に入りの入浴剤を入れてみた。体だけじゃなく、心のほぐれを体感し、頑張ってきて良かったと心から感じている。

今日はカーテンを閉めないで寝よう。自然の光で目を覚そう。

久しぶりにゆっくりと眠れる気がする。

誕生日でもないロウソクの灯ったホールケーキは、きっと記憶に残り続けるでしょう。

おやすみなさい。いい夢を見よう