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飽き性と好奇心



飽き性と好奇心は、パッと考えると全く別物のように感じる。



飽き性と言えば、継続力がないような、転々としている、どちらかというとマイナスなイメージ。

好奇心と言えば、子供心を持ちアンテナを沢山張りめぐらせている、こちらはプラスのイメージ。


よく面接の際に良い印象を持たせようとして「好奇心旺盛」という人がいる。反対に「飽き性」のアピールをする人はまずいない。「私は飽き性です」と言ってしまったら、この人に仕事を任せてもいいのだろうかと不安を覚えさせるだろう。


〜〜〜


でも私は飽き性と好奇心は同じものだと思う。


常に良い方向に向かえるように、不要なものを省き、良いと思うものを更新し続ける。これは飽き性でも好奇心でも一緒。飽きてしまうのは新しい刺激を求めているから。そしてこれも好奇心も一緒だ。


つまり、プラスの飽き性=プラスの好奇心。

そしてその反対も存在している。

マイナスの飽き性=マイナスの好奇心だ。




プラスとマイナスでただ一つ決定的に違うことは、

嫌な面に直面した時に我慢ができるかどうか。

責任を持つことができるかどうか。そこがポイント。




一つ嫌な思いをしたとしても持続することが出来れば、最終的に何かしらの成果が手元に残る。それを複数繰り返せば、より多くの成果を手に入れることが出来る。

だが我慢できずに持続することが出来なければ、何もかも手放してしまい、繰り返してしまったとしても、最終的に何も手元に残ることはない。



〜〜〜



何においても、人間は継続し続けることが苦手だ。だから自分は「飽きっぽい」と思い込んでしまうことも多いと思う。でも、ほんの少しめげない気持ちを持って継続することが出来たのならば、


必ず最終的に手元に残る武器が違うはずだ。



それは経験であり、知識であり、資格になったり、会話のネタになり誰かの助けになったり。深い人間になれると私は信じていたい。



だから、ちょっとの嫌なことなら、あと1日だけ頑張りませんか。

ある時ふと楽しくなって、宝物になって、自分や誰かの人生を豊かに出来る可能性がありそうな気がしませんか。



継続は力なり。力とは武器だと思うのです。

その武器を研いで、研いで、生活することが大切だと思うのです。




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