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人生迷子の37歳独身バリキャリ女が自分の「承認欲求」に気づいて人生のスタートラインに立った話【ポジウィル体験談】

⓪私の経歴ハイライト

  • 大学受験に失敗、高校卒業後フリーターとなる

  • とある日、一念発起して英語の専門学校へ入学

  • 「専門卒」に対する学歴の壁、家庭環境の変化からアメリカの大学へ入学

  • そのまま現地監査法人に就職、USCPA取得

  • ハードワーク+人間関係の悩みから帰国

  • 監査業務を続けるもハードワークは変わらず、ワークライフバランスを求め事業会社へ転職

  • 現在に至る(現職3年目)

①きっかけは「人生迷子」

ポジウィルに申し込もうと決めたその日、私は焦っていた。
転職するべきか、婚活するべきか、はたまた大学院に行くべきか…。

37歳(申込時は36歳)、キャリアウーマン。独身。
ワークライフバランスを重視して選んだはずの現在の職場では貢献感や成長実感が持てず、ビジネスパーソンとしての自分の市場価値が年を重ねるごとに落ちていくような感覚と、ちらほらと出てきた白髪や今まではそこになかったシワを鏡で目にするたびに女性としてのタイムリミット感に焦りを感じ、残りの人生をどう生きたらいいのか、自分の限られた時間やお金を何に投資するべきなのか、どんなキャリアプランを描いたらいいのか、その答えを見つけ出したくて私はポジウィルに申し込んだ。

初回体験で岡さんとお話した時、今まで自分が考えたこともない視点で切り込んでくださるので、これは何か解決の糸口に繋がるのではないか、そんな確信を掴んで、正式に入会することを決めた。

もう一つ、自分のライフストーリーを語れるようになりたかった。
TEDxで甲斐優理子さんが自分の失敗から学んだ経験を語る動画を見て、私も自分の人生経験がこんな風に誰かの役に立ったら、少しでも希望を与えられたのならこの人生も生きた「甲斐」があるよな、と羨ましく思った。

また、自分がいったい何者なのかも知りたかった。
というのも私は振り返ると、英語の専門学校を卒業後、海外留学をしてアメリカでもそこそこ有名な大学を卒業し、そのまま流れるように有名な会計事務所に現地就職し、無事に会計士となり、紆余曲折を経て現在は帰国して都内の大手上場企業に勤めているのだが、その背景について聞かれると「家族を喜ばせたかった」という一言に集約されてしまい、自分は何が好きで、何にワクワクして、どんなことに心惹かれその選択をした結果今があるのか、ということについては全くわからず、うまく言葉にすることができないでいた。

②「人生棚卸し」とインナーチャイルド

ポジウィルのセッションは、私の「過去」の整理から始まった。
面白いのは、念願の「人生棚卸し」であったのものの、いざ振り返りをしてみると、私が自分の中に見出すことを期待していたような「ワクワク」や「心惹かれた経験」はなかなかどうしても出てこない。
中心となったのは、いつも感じている「孤独感」「不安」「虚しさ」を作り出している原因となっている幼少期の経験だった。

大人になってからの性格や思考癖(物の見方・感じ方)は、幼少期の家庭環境に影響を受けている場合がほとんどだという(=インナーチャイルド)。

私の場合、両親が(母の家出をきっかけに)17年前に離婚している。
母は自由奔放で結婚3回うち離婚2回というツワモノで(こちらは37年間独身なのに)、育ててくれた父とは血の繋がりがなく(実の父の記憶はなし)、妹は鬱を患って高校中退、祖父母も別居(母が小学生の時に祖母が家出)、とジェネレーションを超えて拗れた家庭環境に育った。

母は厳しく、いつも怒っていて、私は常に優等生でいる必要があった。
たまにテストで70点を取ってしまった日には、母の機嫌が悪くなった。
いつも怒っているもんだからそれを作文に書いたら、もっと怒られた。
それでも母に認められたい、喜んでもらいたい、と私なりに必死だった。

父は無口で、母に叱られる私をそばで見ているだけで、当時の私にとっては何を考えているかよくわからない人だった。
今思えば、「連れ子」だった私への遠慮もあったのかもしれない。
二十歳を過ぎるまで、私はその事実を知らなかったのだけれど。

おじいちゃんっ子だった私には、祖父も大きな存在だった。
定年退職後に司法書士試験を独学で受験、合格、そして独立開業をして86歳の今日まで現役で働いているパワフルな祖父だ。
娘と息子(私の母と叔父)は学業を放棄しヤンキーとなり、初孫且つ成績が良かった私は特に可愛がられ、祖父の期待を一身に受けて育った。

このような家庭環境で育ち大人になった私は、どうしたら母に認めてもらえるのか、どうしたら育ててくれた父に恩返しができるのか、どうしたら祖父に喜んでもらえるのか、そんな風に物事を捉え選択するようになった。
「優等生でいなければ自分は愛されない」
「期待に応えられなければ自分には価値がない」

こんな歪んだ信念が脳内や心の底に存在しているとは知らず、家族のために大義名分を背負って頑張る自分を、時に誇らしくさえ思っていた。
大学に合格した時も、USCPAの試験に合格したその時も。
そしてやっと一人前の大人になった頃には(aka. アラフォー)、自分で自分が何をしたいのかがわからない「人生迷子」となっていた。

自己肯定感の低さには気づいていたものの、自分の歪んだ信念を認識したのは、岡さんに紹介して頂いた『「本当の自分」がわかる心理学~すべての悩みを解決する鍵は自分の中にある』という本を読んだことがきっかけだ。
こうして文章に書き起こしてみると、自分の考え方が明らかに何かおかしいと感じるのだが、客観的に振り返るきっかけがなければ、自分のことというのは本当にわからないものだ、とつくづく思う。

岡さんに感謝しているのは、些細に思える出来事も事細かに一つ一つ掘り起こし、私に話をさせ、言語化する機会を作ってくれたお陰で、具体的にどんな幼少期の体験が自分の今現在の考え方(信念)に繋がっているのかを理解でき、本に書かれている内容がとても腑に落ちたことだ。
そして、私の母も同じように苦しんだのかもしれない(それこそ母は19歳で私を生んでいるので、子供が子供を育てているようなものだったと思う)、そんな風に思いを巡らすことで、この年になってようやく少しだけ母を理解することができたように思う。
父とも、ワークに背中を押され自分がどう感じていたのかを直接伝えることで、勝手な思い込みをなくし(「母のせいで迷惑をかけてしまった」「両親が離婚したことで、血縁も戸籍上の繋がりもない自分をもう家族だと思っていないのではないか」と感じていた)素直に向き合えるようになった。

この「人生棚卸し」ワークが終わった時には、あぁ、優等生でいる必要はなかったんだ、自分の人生は自分の責任で決めてよかったんだ、自分の好きなように生きていいんだ、となんだかやっとスタートラインに立ったような、そんな気持ちになった。

③未来を変える気づき・過去への意味づけ

一つ、私の中で大切な気づきがあった。
岡さんが私に、「なぜお母さんは(学べる機会や環境があっても)頑張れなかったのに、私は頑張ることができたと思いますか?」と聞いた。
確かに。私は何で頑張ることができたんだっけ…?うーん…………。
そういえばじいちゃんが「好きこそものの上手なれ」と言って、私が英語の専門学校で勉強したいと言い出した時に応援してくれたんだっけ。
自分が好きだと思うことを認めてもらえたから、それを応援してもらえたから、とても嬉しかったんだ。そっか、だから私は頑張れたんだった。
自分の「好き」を認めて応援してもらえると、人間ってこんなに力を発揮できるものなんだなぁ…、と改めて応援してくれた祖父や家族に対する感謝の気持ちが湧くと同時に、この先、私と同じように悩む誰かが目の前に現れたなら、私はぜひその人の「好き」を見つけて、全力で応援できる人でありたいと思った。
そして岡さんに聞かれなければ、自分一人では自分の過去にこうした気づきや意味を見出すことはできなかっただろう。

④「役に立ちたい」という気持ちの罠

全部で5回あるセッションのうち(私は「キャリアデザインコース」)4回目を終える辺りまでは、過去の縛りから自由になり、自分の強み・弱みについて内省し、道半ばではあるものの、やっと「人生の目的(ミッション)」が見えてきたような気持ちでいた。
当時まだ構想段階だったこの記事には、他人軸・世間軸で生きてきた自分の生い立ちを語り、自分と向き合う中でどう自分軸を見出し、その経験から「世間軸にとらわれた人の解放」というミッションの名の下に、いかに使命感を持って自分の未来を生きていくか、といった内容を書く予定だった。
この時、私自身がまだ「世間軸」に大きくとらわれていたことを認識できていなかったのだ。

私は、自己分析の過程で読んだ『Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい!』という本に書かれている、

「人生の目的」とは、「具体的な夢ややりたいことの固有名詞」(=個別の目標)を探り当てようとするものではなく、「その人が、人生の中で最も生きがいや喜びを感じられる『経験』や『感情』とは何なのか?」を、丁寧に掘り起こして構成されている「抽象的なもの」

文響社『Microsoft Wordを開発した伝説のプログラマーが発見した「やりたいことの見つけ方」がすごい!』より引用

という考え方に強く共感し、子供の頃に楽しくて仕方なかった遊びや憧れの人、理想の仕事など、「自分がどんな感情や経験を味わいたいか」を言語化するために、一生懸命に自分の過去の記憶を掘り起こした。

この本を読む前から、そしてこの本に書かれているワークをやってみた後も、私の中に一貫して存在していたのは、「人や社会の役に立ちたい」という気持ちだ。そして、それを自分の心が「ワクワクすること」「味わいたい感情(=人生の目的)」だと信じていた。
それは一見殊勝な志に聞こえるようで、ただ人に必要とされたい、社会的に認められたい(=そうでなければ自分には価値がない)という承認欲求の裏返しだったということに気づかずに。
誰かの役に立つことで自分の価値・居場所を見出そうとしていたのだった。

それに気づいたのは、自分が埋めたキャリア設計シートに、50歳になる頃には「社外取締役になりたい」とか、40歳までには「経営者として経営判断が出来る資質を身に着けていたい」とか、(現状を激しくすっ飛ばして)そんな突飛なワードが並び、一番大事な「ワクワク」がないこと岡さんに指摘された時だ(嗚呼、最後のセッションだったのに…)。
まさに、甲斐優理子さんのいう「エントリーシートを充実させるためにヴォルデモートと戦おうとするハリーポッター」となっていたのだった。

⑤この経験を通じて学んだこと(私のMVV)

私の場合、ポジウィルでの一番の収穫は、自分の承認欲求とその原因となる(具体的且つ詳細な)過去の経験に向き合えたことだと思っている。

これは本当に不思議なのだけれど、自分の信念を理解し、承認欲求やその裏にあった気持ちに気づいてしまったら、憑き物が落ちたかのように「誰かのために」というあの殊勝な気持ちがどこかへ消えた。
もちろん、これからも私と関わる人に対して自分のベストで向き合うことに何ら変わりはない。だけど、「自分を知ること」がこんなにも人生を生きやすくしてくれるとは、と驚いている。

素っ裸の真っ新になった(もちろん心の話)等身大の私が、この経験を通して導き出した人生のMission。
それは、他の誰かのためではなく、自分自身が、自分の心に従ってワクワクに満ち溢れた「最高に幸せ」と思える人生を生き抜くこと、だ。

私がこの人生の延長に描くVision。
それは、一生社会や他人の評価に縛られることなく、心の底から自由に生きる未来、だ。

そして私の行動指針となるValue。
それは、自分の人生を構成する、日々向き合う「選択」の一つ一つを、誰か他人の基準ではなく、自分の基準で判断し選ぶこと、そしてそれを積み重ねていくこと、だ。

この生き方を通じて、いつか心から満たされた自分が、社会や、家族や、友人や、知らない誰かに勇気や希望を与えられるチャンスがもしも人生のどこかで巡ってきたのなら、それが私の望む「誰かの役に立つこと」だと今は心からそう思う。

⑥これから実現したいこと

じゃあ結局、私は何にワクワクするのか、何がしたいのか。
これがすべてではないけれど、一つだけ頭の中にある思いがある。

いきなり何だと思うかもしれないが、私は今『FULL HOUSE』をファーストシーズンからまた観返している。
こういう「ザ・アメリカ」なカルチャーや家族の雰囲気が本当に大好きで、何度観ても飽きないし、面白くてワクワクする。英語を勉強することに夢中になっていた日々や、アメリカに住んでいた頃の楽しかった思い出がむくむくと心の中に湧き上がってくる。

また海外に戻りたいかも…。

今の私だったら、あの時そりが合わなかった上司ともうまくやれるのに。
せっかく頑張って取ったUSCPAの資格。これと大好きな英語を活かして、また海外で働きたい、色んなことに挑戦してみたい、もっと違う世界を見てみたい、そんな少年のような気持ちが胸に溢れてくる。

私のMVVが「YOU、やっちゃいなよ」と言っている(気がする)。

⑦実現したい未来に向けてやること

海外でUSCPAとして活躍するチャンスを掴むために、今私は何をすべきか。
今後のアクションを言語化し、具体的なToDoに落とし込むところまでがポジウィルなのだ(「家に帰るまでが遠足です」的な)。

というわけで、未来の自分に誓う意味も込めて、今後のアクションプラン(ToDo)をここに整理することを以って、この体験談の「〆」としようと思う。

  • 会計の学び直し—具体的には簿記一級の取得が直近の目標。

  • 実務経験を深める—ちょうど11月から尊敬するCFOの下で短期で仕事をさせてもらえることになったので、この機会を最大限に活かして「分析スキル」「分析結果をどのように活かすのかという経営者の視点や視座」「(経営者の)コミュニケーションスキル」「マネジメントスキル」などを学ぶ。特に財務分析・管理会計の観点から、どのように数字を改善し、利益を出していくのかというビジネスの理解を深めたい。あと、海外子会社管理・マネジメントについても知見を深める。

  • 貯金(資産形成)—今後国内外で転職して給与が下がることがあっても不安にならないように。

  • 自分のスキルが活かせる且つ海外勤務のオープンポジションやオファーをチェックする—機会を逃さないように、アンテナを張りまくる。

  • 転職する場合のプラン検討—監査法人に戻るか、事業会社から駐在で行く道を探すのか…それによっても答えは変わる。前者はワークライフバランスを捨てることになるので、現実的には上記に挙げたビジネスの基礎力を鍛えて、パートナーを見つけたり、経済基盤を盤石にして、生活を安定させてからの方がよさそう。継続フォロー案件。

  • 人脈を広げる—どこにチャンスが転がっているかわからないので、直接業務に関係がなくても、新たな出会いや人と関わるチャンスがあれば積極的に挑戦する。

  • ライフパートナーを見つける—「え、USCPAに関係ないやん!」という声が聞こえてきそうだけれど、プライベートも充実させるのが新しく生まれ変わった私流ということでToDoに含めておくことにした。言語化した方が願いは叶うらしい。

⑧最後に(ポジウィルを検討されている人に向けて)

これは私個人の体験談であり、人それぞれ年齢もライフステージも抱える悩みも異なることから、万人に合うサービスなのかはわからない。
ただ、今この瞬間、鏡の中に白髪を見つけて焦って落ち込んでいたあの日(「①きっかけは人生迷子」参照)を遠い昔のように感じるのは、それだけ深く自分と向き合い、自分の中で何かが変わり、成長できた証なのかな。

自己啓発本やネットによく書かれている「ありのままの自分を受け入れる」をどれだけ自分で試みても変わることができなかったのに、今こうしてどこか穏やかな気持ちで当時(と言っても数か月前)の自分を振り返ることができているのは、ポジウィル岡さんに「自己理解」をサポートしてもらい、その過程を伴走してもらえたお陰だと思う(間違いなく自分一人ではできなかったと断言できる)。
真っ新な心に新しい目標やタスクを設定し、自分の未来がクリアになったこともポジウィルを受けてよかったと思うことの一つだ。

「もっと頑張らなきゃ」
「まだまだこんなんじゃだめだ」
「もっと成長しなきゃ、役に立たなきゃ」

こんな心の声が聞こえて苦しい思いをしている人がいたら、ぜひ私の体験談を参考に、ポジウィルの力を借りてみることを検討してみてほしい。

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