令和6年司法試験 憲法再現答案

こんにちは。司法試験です。
本日は、令和6年司法試験憲法の再現答案を作成しました。
答案構成用紙のデータがないので、今回は再現答案だけとなります。申し訳ございません。

~答案について~
所要時間:答案構成25分
総文字数:約4700文字(7枚くらい)
一行あたり文字数:約32文字
再現率:90%(内容はほぼ同じ、段落構成が異なるかも)

~感想~
人権選択にはほとんど迷わなかったです。
私の答案とは異なる人権選択をされた方も多いと思います。
問題文の事情を使える構成であれば、どの人権を選択しても、
特に問題はないのでは、と思います。
受験生が様々な構成を考えることは、
司法試験委員会も想定済みでしょうから、
問題文の事情を活かせる構成であれば、
採点表は用意していると思います。
様々な構成を排除したいなら、
問題文上で何かしらの指定はしてくるはず、
そう思うのが根拠ですが、
責任はとれませんので、期待はしないでください、、。

設問の指定で、判例や異なる見解にも触れるよう、
指定されていました。
判例で思い浮かんだのは薬事法事件くらいでした。
営利的表現関係の判例も考えましたが、使い方がわからなかったので、
記載しませんでした。
異なる見解としては、学説というより、
反論という形で捉えました。
問題文の会話文で、
反論、再反論がなされていたので、
これをそのまま答案にしました。
そんなんで憲法の答案といえるのか、
と思ったのではないでしょうか。
私もそう思っています。
しかし、令和5年度憲法の再現答案を友人に見せてもらったところ、
優秀答案であればあるほど、
会話文の議論をそのまま答案化して評価を加える、
という内容でした。
なので、会話文での反論、再反論の形を見た瞬間に、
この会話文にしたがって答案を書くべき、
と判断しました。
頼む、司法試験委員会様、去年と同じ方針であってくれ。

反省すべき点としては、
会話文の指示に従ったものの、
出題意図は全く分からなかったことです。
何を問いたいのか、どんな解答筋を想定しているのか、
今でも分かりません。
特に、規制②のほう。
問題文は短いし、、。
そのせいもあって、表現の自由の抽象論が多くなってしまいました。
採点実感とかでは、抽象論にあまり配点されていない印象です。
フワフワした地に足のつかない答案、って感じですね。

良かった点としては、
途中答案にならなかったことです。
これまでの記事でも書いたように、
昨年は途中答案に泣かされました。
憲法はいろんなことを考えれてしまう科目
だと思います。
完璧に納得できる状態になるまで答案構成に勤しんでいては、
いつまでも起案できません。
これが途中答案の原因です。
今回は十分に気を付けて対策したので、
何とか、課題はクリアです。

他の方の憲法の再現答案を見ていなので、
私の答案の相対的位置は図りかねますが、
50点あれば最高です。
また、成績開示されれば、報告します。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は行政法の再現答案を書く予定です。
お楽しみに。


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