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プロコーチを目指している方に

こんにちは。Co-leadersのSHIHOです。
私の卒業したコーチ養成スクールのCTIジャパンというところが、コーチングを教えるプログラムを提供しているのですが(私もかつてそこで学びその卒業生です)基礎コース、応用コースですべてのスキルなどを一通り学び、その次にプロフェッショナルのコーチになるためのコースに”資格コース”というものがあります。

結構タフなコースですw

半年間のオンラインコールに並行して、有料コーチングを100時間課すというね。
私も自分自身がこの資格コースに通っていた時は、会社員をやりながら時間を捻出し、更に限られた時間の中で、コーチングのクライアントと出会い、コーチングをなんと有料で(初めて!)させて頂くという難易度の高さw

そしてその参加条件に、PCCかつCPCCのコーチを自分自身につけることが必須になっています。(※PCCとCPCCの説明については別途)ということで私は人数がまだ限られているからなのか、プロフェッショナルコーチになろうとされている方にコーチングをご提供させて頂く機会が多くなっています。

そんな背景から、普段は自分の思いとかをセッションでお伝えすることはあまりないのですが、プロのコーチを目指されている方に是非エールを。

プロのコーチを取得しようとされている方に

まずはよくぞその道を選択されましたね!おめでとうございます💫
ちょっとしんどくなった時、クライアントが見つからなくて困った時、是非ふっと立ち止まってこのエールを読んでくださったら嬉しいです。

プロのコーチを目指すあなたに送る9つのエール!

1.まずはここまでの道のりを歩んできた自分を祝福!

基礎・応用までコーチングを学んだ人がどのくらいいるか知っていますか?
その内どれだけの人がプロになろうと道を進めると思いますか。
それは、時間もお金も本当に覚悟のいる選択だったと思うし、何よりも自分自身がコーチングをし続けるチャレンジにYESと言ったわけです。そんじょそこらのかじった人とは訳が違います。今までのプロセスを実際に使えるものにしようとしている覚悟を持った。そこまでのことってただ事ではないです!大いに祝福を!

2.あなたはもう自分自身のリーダーと繋がることのできる人

CTIのコーチングでは特に経験があると思います。自分自身の内なるリーダーと出会った経験が。コーチングというツールは、人間誰しもが持っている自分自身のリーダーシップを活かして生きるという生き方そのもの。その体現を今しているんですよね。ただコーチングのスキルを学ぶという旅路なんじゃなくて、あなたのリーダーシップをどう活かして行きますか?という大いなる問いと共にこの旅を楽しんでください。

3.クライアントが見つからない!大歓迎!その試練は今経験しておくべき重要なこと

プロのコーチとして独立して、本当に思うのはこれです。
そう、会社員としてお金を当たり前に給料としてもらうのではなく、自分自身に対しての真価が問われるという極限。
いつまで知り合いにお願いをしてコーチングをさせてもらうのか。
知り合いが枯渇したらもうクライアントにお願いができません。
じゃどうするのか。どんな仕組みにしたら、コーチングに出会ってくれる人に多く接することができるのか。学習と行動の連続です。この経験をなくして、プロのコーチになった人はきっと一人としていないと思います。

4.自分のセッションフィーはこれでいいの?自分を大事に

このプロセスも最も大事なことです。”お願いしてやって頂くのだから、いくらでもいいです。あ、一応有料だったらいくらでもいいので、500円でもいいです”
私もこんな風にコーチングをしていたことがあります。
でも本当に考えるべきは、その人がどこまで自分にコミットして、どんな変化を本質的に起こしたいのか。それに相応な対価はいくらか。自分はいくらだったら、本当にこの仕事を誇らしくやれるだろうか。真剣に向き合ってみてください。
自分に値付けをする人生最初の経験かもしれません。それは自己表現の1つ。あなたが自分のことを小さく見せたら、周りはそのように見ますよ。

5.自分のホームページを作るイメージをしてみて

プロコーチの資格を取得したら、CTIから「プロコーチ紹介ページ」に掲載しますか?というご連絡があると思います。私は取得してから、うんうんと唸りながら考えましたが、是非それを目指している間からイメージしてみてください。(独立するつもりがない人でも是非)
自分はどんなコーチで、どんな人に届けたいのか。キーワードをあげるならなんなのか。そしてそれを外に発信するって、どんなことなのか。
正直なかなか簡単ではないと思いますが、実に楽しい作業です。
是非あなたのコーチと共に”何を綴るのか”紐解いてみてください。
あなた自身の輪郭がどんどん鮮明になってくるはずです。

6.コーチになる道を支援するのがあなたのコーチの役目

あなたのコーチをとことん使い倒しましたか?もちろん、”答えは自分の中にある”ということを信じているわけですが、あなたのコーチは数年前に同じ道をたどって今もなおこの道を選択し続けている人そのものです。
どんなスタンスでクライアントに出会っているのか、導入セッションはどんな風なのか、契約書はどんな風なのか、全てを踏襲する必要は全くありませんが、自分の選択をしていく上でのヒントはたくさんあると思います。吸い取りきってくださいね、そのコーチの旨味を。

7.システムという概念を知っておくと更に◎

我々は1つのことに盲目的になっている特には、そのことを客観的に見れなくなるものです。なんとか頑張って100時間に到達したい!と思うあまり、”クライアントをなんと獲得したいコーチ”という自分にはまり込んでいることに気づきにくくなることがあります。もしあなた自身をちょっと俯瞰的にみて、冷静に対処したいとするならば、”クライアントとあなた”は今どんなシステム(関係性)なのかという視点をもって見てみるといいと思います。※システムコーチングをする時の視点がそれです。お近くのシステムコーチに相談してみて。
その視点は、クライアントの対人関係の悩みなんかも俯瞰して観ることができます。コーチとしての一歩外側を意識しておけると、目の前の道はどんどん進むと思います。

8.ありえないと思っていることは何か?それを突破してみる

あなたが自分自身に課している、思い込みはなんですか?
私の場合は、こんな思い込みがありました。
”自分がコーチングを提供するのはコーチングを全く知らない人、自分よりコーチング知識のない人である。”
つまり、自分よりコーチングの先輩や既に資格を持っている方はクライアントから省いて考えていました。でもある時、Facebookでクライアント募集をしてみたら、先輩コーチから声がかかったのですw予想外にw
正直プロに対してお金を貰ってコーチングをするなんてとんでもない!と相当ビビりましたが、やってみたらとても豊かな経験でした。
それによって、自分より年上の人やランクの高い人に対しても物怖じしなくなりました。

9.プロコーチの資格取得をすることはゴールじゃない。

最後にこれか、って感じかもしれませんが。
資格が欲しくてこのコースを進んでいるわけじゃないですよね。
何らかコーチングが世の中に活かせる可能性を感じて、それを本当に届けられる世界を願って、きっと思い切ってこの一歩を踏み出したんだと思います。
資格を取れば、コーチの依頼がくるという夢を見たいという気持ちは、少なからずあるかもしれませんが、幸いにも、そんなことはありません。爆

あなたは何故、ここまでしてプロのコーチになろうとしたのか。

それがすべてを突き動かす理由です。
あなたのことを待っている多くの人がいます。
絶対に成し遂げられない試練は出会わないからね。
コーチとしてまずは、一番に自分を信じてあげてください🙏



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