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なんでグラレコするとよいのか考えてみた。

企業や対話の場でグラッフィク化をするととっても喜んで頂いて「私もかけるようになりたい!」とか「やってみよー」とか言って頂きます。

なんでグラレコ・グラファシがいいんだと思いますか?
いくつか理由を考えてみました。

描かれるということは”認知”されるということ。

コーチングでは、相手が話した内容を”ちゃんとキャッチしたよ”ということが分かることが重要なので”リピート”や”オウム返し”という方法で相手に伝え返します。それと同じ効果のことを”描く”ということでやっています。人は自分の発言、思っていることを”ちゃんと受け止められる”という経験を欲しているんです。

通常は見えない会話が絵として残ることで”構造化”できる。

会話はふんわりと雲を掴むようなもので、目に見えません。だからどうでもいいような世間話は前を通り過ぎたら消えていくし、逆に議事録に残る!ということを意識しすぎると、あまりウカツな事は言えなくなったりしませんか?対話の場をグラフィックで残す時には、著名な方の講演とかでない限りは”誰が何を言ったか”は残しません。なので、よりなんでも言いやすい雰囲気の中で、自分が話したことも、他の人が話した事も残ります。そうすると、よりこの場を俯瞰して見ることができます。

議事録には温度がないが、絵だと温度が残る

会議ではよく、アジェンダと議事録があります。
何を話して、何を決定したか。その事実を記録することは重要です。
ここでこれが合意されたから、こうなったよね、”意思決定”が行われたことの証明に使われることが多いでしょうか。ただこの世界はとっても無機質です。どのような議論を経て、どんな立場の人がどんなことを議論してそうきまったのかの、”プロセス”が結果だけでは分かりません。そのプロセスを描いているのがグラフィックです。全ての行動には背景になる思いや感情があります。こそが共有されると、場は安心します。
話している次元の違いを↓アーノルド・ミンデルという心理学者・物理学者は3つの現実レベルで表しています。

”自分たちが創ったもの”感があるため場があったまる。(関係性が深まる)

アーノルド・ミンデルの3つの現実レベルの中では、3つの現実レベルを多く行き来するシステム(関係性)方が関係性がよくなる(深まる)と言われています。

そんな効能もあって、私が場に入らせて頂く時には、
時にグラフィックを描く場合もあれば、
時に体を使ったりすることもあります。



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