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TOEIC 400点をめざす単語勉強法


TOEICスコアが400点未満の場合は、間違いなく単語力が不足しています。
単語を知らなければ、何も始まらないのです。

また、TOEICの単語の勉強は「なんとなく意味は分かる」程度ではダメ。

「見た瞬間に意味が分かる」「聴いた瞬間に意味が分かる」「言い換え表現も知っている」レベルまでもっていってこそ、本番で得点できるのです。


まずは単語力。話はそれからだ!


TOEICスコアが400点未満のかたは、TOEICの頻出単語をしっかり覚えることがスコアアップに直結します。


・単語の意味を知っていても、「どう発音するか」を知らなければリスニングで得点できない

・単語を知らなければ、正解の選択肢がわからない

・単語を知らなければ、読解は不可能

・単語を知らなければ、読むのにすごく時間がかかる

TOEICならではの必須単語を習得しなければ、何も始まらないのです。

また、よく「知らない単語があっても、前後の文脈から意味を推測できる」などと言いますが、TOEICはスピード勝負。文脈から意味を推測しているヒマなどないのです。
逆に言えば、単語を覚えることで読むスピードも格段に上がるのです。


コツ① ボリュームの多すぎない単語集をえらぶ

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スコア400点未満の場合は、ボリュームの多すぎない単語集を選ぶのがコツです。

まずは欲張らず、TOEICに最低限必要な単語を徹底的にマスターするのが近道です。

もっとも人気の高い単語集は「金のフレーズ」ですが、文字が小さめで英語初心者にはボリュームが多すぎる気がします。

私のおすすめはアルク出版の「TOEIC 英単語出るとこだけ!
」(小石 裕子著)です。

https://www.amazon.co.jp/【新形式問題対応-CD-ROM付】-TOEIC-TEST-出るとこだけ/dp/475742843X

単語数が630単語で非常に厳選されているうえに、付属のCDが「英語⇒日本語の意味⇒英語」の順になっているため、ものすごく覚えやすいです。そして、一度出てきた単語が他の単語の例文の中にも繰り返し出てくるのもポイント。

空き時間などに、このCDをかけっぱなしにしてリピートするのもおすすめです。

◆おすすめポイント

・単語数が厳選の630語なので覚えやすい

・付属のCDが秀逸(英語⇒日本語⇒英語)

・重要単語が例文に繰り返し登場するので、定着しやすい

・文字も大きめで見やすい構成


コツ② 発音を聞き、スペルを見て、書いて、自分でも発音してみる

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単語はただ眺めているだけでは、まず覚えられません。
単語は「聞いて」「見て」「書いて」「声を出す」というように、体の器官を多く使うほど覚えやすくなります。

また、自分で間違った発音を記憶するのを防ぐために、早い段階で単語の発音を必ず聞いておくのがコツです。

◆覚え方手順◆

① 単語集の付属CD(またはダウンロード音声)を聞きながら、スペルを見る

② 英単語を「英語⇒日本語⇒英語」の順に発音しながら、紙にスペルを書く。

TOEICは半分がリスニングセクションなので、単語は発音までおぼえることが必須条件です。

コツ③ 出会う回数を多くすれば、おぼえられる!

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単語を覚えるコツは、同じ単語に何度も出会うこと。

単語集は毎日少しずつ次のページに進むのではなく、「5ページ分」など範囲を区切って、同じ範囲を毎日繰り返し覚えるのです。

○良い例 : 5ページ分を月~金まで、毎日繰り返す

×悪い例 : 毎日1ページずつ、違うページを覚える

5ページ分を一気に覚えるなんて無理!と思うかもしれませんが、1日でおぼえる必要はないのです。

同じ範囲を「朝、昼、夜、寝る直前」と1日4回勉強して、毎日繰り返し覚える努力をすれば、5日~7日後には5ページ分の単語がかなり定着するはずです。


コツ④ 覚えにくい単語には手間をかける

単語学習を続けていると、「これだけはどうしても覚えられない」という相性の悪い単語もいくつか出てくるものです。

その場合は、ひと手間かけて克服します。具体的には下記のような方法があります。

・何度も発音を聞く

・単語カードをつくる

・ふせんに単語と意味、例文まで書き込んで、実際にその単語を使いそうな場所に貼り、見るたびに発音する

・自分でも例文をつくってみる

・ネットで語呂合わせを調べる

・単語のイラストを描く


コツ⑤ 単語集の付属CDをかけっぱなしにする

かんたんで効果が高い方法として、単語集の付属CD(またはダウンロード音声)をかけっぱなしにするのも非常におすすめです。

朝、身支度をする時間や、運転中、家事をしながら…「耳が空いている時間」は、どんどん音声を聞きましょう。

この時、ただBGMにするのではなく、「聞きながらスペルを思い浮かべる」「日本語(単語の意味)が聞こえる前に、日本語を言う」などをすると、より効果的です。


【超重要】見た瞬間、聞いた瞬間に意味が分かるレベルにもっていく

冒頭で述べたように、TOEICで400点をめざすレベルの方に、分厚い単語集は必要ありません。

ただし、厳選されたTOEICの頻出単語を下記のレベルで習得する必要があります。

・スペルを見た瞬間に、意味が分かる

・単語を音声で聞いたら、瞬時に意味が分かる

・単語集にある「言い換え表現」もマスターしている

スコア400点をめざすなら、やみくもに1500語などの単語集に手を出さず、まずは最低限の必須単語をしっかり自分のものにすることです。

そうすれば、本番で「知っている単語なのに、聞き取れなかった」「意味を思い出すのに時間がかかってしまって…」という事態が防げます。

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