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#543 知らなきゃソン! お得な非営利団体向けプログラム

竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織作り、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしていく番組です。

音声はこちら。

一昨日は、『NPO法人と「情報の関わり方」』、昨日は『「情報共有ツールはどれ使う?」いろんなプロジェクトに関わって思うこと』という話をしました。

で、今日は「知らなきゃソン! お得な非営利団体向けプログラム」という話をしてみたいと思います。

非営利団体向けプログラムの背景

非営利団体というのは、さまざまな社会的な活動をしている法人が多いかと思います。

例えば、貧困、虐待防止、子供に関することとか。何かしらの困りごとを解決するために関わってる方もたくさんいると思います。

一方、非営利団体は、活動の目的が営利目的ではないということもあって、活動に対して制約がある場合があります。

そういった法人に対して、非営利団体向けのプログラムが用意されています。

もし、これをお読みの皆さんが非営利団体の活動をしているんだったら、絶対に知っておいた方がいい情報です。というより、知らなきゃソンだと思います。

というわけで、今日は主に、ITのソフトウェアやハードウェアに関するいろんなプログラムをご紹介します。

ソフトウェア編―非営利団体向けプログラム

テックスープジャパン

まず、一番最初にお話しするのはテックスープジャパンです。

もう、日本における非営利法人プログラムの第一人者(といっても人ではありませんが)であり、最も有用な活動しているプログラムだと思います。

テックスープジャパンは、いろんな法人がこのプログラムに参加しています。ITツールの部分では、コスト削減の面で有用に使えるんじゃないかと思います。

具体的には、Microsoft、Adobe、norton、AWS、Zoom(この記事の公開時点では、プログラムが止まっているようです)、Box、Slackといった、ITの主要なツールを、特別な価格で利用することができます。だいたい2割~9割引という費用感です。

そのほか、各企業の非営利団体向けプログラム

テックスープ以外にも、各企業が非営利法人や団体向けに提供しているプログラムがいっぱいあります。

例えば、マイクロソフトの非営利団体向けソリューション。

ほかには、Google for Nonprofits | 非営利団体向けプログラム。

あとは、Canvaというビジュアルツールキット(デザインソフト)。

https://www.canva.com/ja_jp/canva-for-nonprofits/

あとは、(今日はあまり自分の立場とか、関係なしに紹介しますけども)SalesforceにもNonprofit Cloudというプログラムがあるみたいです。僕は競合みたいな会社で働いていることもあって、使ったことはないですけどね。

そして、サイボウズ。チーム応援ライセンス非営利団体に向けたライセンスです。

チーム応援ライセンスは、サイボウズの製品であるkintone、Garoon、サイボウズOffice、メールワイズを、それぞれ年間1万円弱、9900円で利用することができます。

ハードウェア編―非営利団体向けプログラム

次はハードウェアですね。リユースPCとか周辺機器。

ハードウェアについては、認定特定非営利活動法人イーパーツさんが、もっとも有名というか、いろんな商品があるサイトじゃないかなと思います。プリンターとか、プロジェクターとか、音響とか。いろんなツールが提供されています。

あとはですね。

その他―非営利団体向けプログラム

特定非営利活動法人NPOサポートセンターさんのページに「NPOを支援する 100のサービスを集めました」というページがありました。ここには、これまで紹介した内容のほかに、いろんなサイトが紹介されていました。プロジェクト管理とか、情報共有ツールとか、人事労務関係とか、会計とか。

ここを1回、さらっと見てみるのもいいんじゃないかなと思います。

というわけで、今日はNPOをはじめ非営利団体向けの、お得なプログラムのいくつかを紹介しました。

ちなみに、しごとのみらいでは結構使ってます。Microsoftの製品、Google for Nonprofits、Canva、サイボウズのチーム応援ライセンス。テックスープからはZoom、Slackなどなど、いろんなツールを使っています。

これは、知っているか知っていないかの差です。非営利団体の皆さんの中で、もしご興味があれば、ぜひ、調べてみてほしいと思います。

なお、多少の手間は必要です。「タダでください」といえば提供してもらえるわけではなく、登録したり、場合によっては報告書を書いたりすつ手間が必要な場合があります。その内容はそれぞれで違うので、ぜひ一度、ご確認いただけるといいかなと思います。

じゃあ、今日の話はこれで終わりにします。

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