
#645 物価高騰のいまだから思う「自分でつくる」という選択肢
竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織作り、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしていく番組です。
音声はこちら。
休日の雑談
今日は1月13日、休日ですね。休日ということもあって、今日はちょっと雑談的な話をしてみたいと思います。
テーマを一言で言えば、「自分で作る」です。
野菜が高騰しているそうですね
先ほどテレビを見ていたら――野菜がすごく高騰しているというニュースが流れていました。
僕は料理が好きなので、比較的スーパーにもよく行きますが、野菜、びっくりするぐらい高いですよね。まあ、野菜に限らず、いろんなものが高くなっていますが。
で、こういう状況になったときに、ちょっと嬉しくなるときがあるんですよ。それは何かというと、野菜を自分で作っているから。
僕は雪国に住んでいるので、当然、雪が降っている間は野菜は育てられないんですが、秋野菜――例えばキャベツとか白菜とか、あとはジャガイモ、人参、大根、ネギ――そういったものは冬になる前に育てて収穫しておくんです。寒いので、外というか室内じゃないところに置いておけば、結構持つんですよね。
例えば白菜なんかだと、時間が経つにつれて若干水分が抜けてパリパリ感はなくなりますが、水に浸せば元に戻るので、普通に食べられる。だから、秋に収穫した野菜が保存してあるので、買いに行かなくてもあるという状況なんですよね。

なので、「街の野菜が高い」という話を聞くと、「しめしめ」と思うところがあるんです(笑)
「自分でつくる」という選択肢を持つ
もちろん、自分で作るのは手間もかかるし、正直、「スーパーで100円で売ってるんだったら、ぶっちゃけ買ったほうが早いな」と思うことも多々あります。
でも、今みたいに野菜が高騰していると、「やっぱり自分で作るという選択肢を持っているのは、ちょっと嬉しいな」と思うんですよね。
これからいろいろ物価が高騰していくかもしれませんけど、自分で作るという選択肢を持っておくのは、案外、後々のためになるのかもしれないですよね。もちろん、住んでいる場所によってできる・できないはあるので、すべての人におすすめできるわけではないですが。
例えば地方で近くに土地があるなら、ちょっとやってみるのもいいと思うんです。
都市部でも、作る楽しさを味わうことはできます。プランターで育てるとかね。あとは、都市部だと貸し農園みたいなのもありますよね? 数メートル単位で借りられるような。
消費者であり続けるか、生産者の側にまわるか
もちろん、それで作ったからといって「安いか?」というと、そうでもないかもしれません。
でも、消費者であり続けるか、生産者の側にまわるか――この意識転換って結構大きいんじゃないかなと思うんです。
もちろん、スーパーで安くて美味しいものを買うのもいいんですけど、自分で作れる人は、ちょっとやり始めるといいんじゃないかなと思うし、これからもっと物価が上がるとしたら、自分で作るのは案外嬉しいことかもしれません。
自分で作ったものを食べる嬉しさもあるし、ちょっと自慢できたりすることもあるかもしれませんよね。
はい、というわけで、今日は「自分で作る」という話をしてみました。