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#602 「地方の人は段取りが上手?」季節が教える仕事術

竹内義晴の「これからの働き方」――この番組は、これからの働き方、組織作り、地域づくりの実務家、竹内義晴が「楽しく働く」をテーマに、組織づくりやコミュニケーション、マーケティング、キャリアデザイン、複業、テレワーク、ワーケーションなどの視点でゆるゆるとお話をしていく番組です。

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今日はゆるっと雑談

さて、今日はイベントが終わったあと。しかも週末ということもあるので、ただの雑談をお届けします。

昨日、一昨日と、そこそこの規模の大きなイベントが続いていました。これまでいろいろ準備を頑張ってきたこともあり、今日は休もうかなと思っていました。

ただですね…。

雪国あるある、雪の準備で1日が終わる

これは雪国あるあるかもしれませんが、雪国の場合、どうしても雪の準備をしなくてはならなくて。

で、今日何をしていたかといえば、まず畑に残っていた白菜を収穫しました。

そのあと家の周りの雪囲いをし、最後に車のタイヤ交換をしました。そうこうしているうちに、気づけば結局1日が終わってしまったんですよね。

休んだのか休んでいないのか、よくわかりませんけど(笑)。まあ、少なくとも仕事以外のことをやったことで、少しは気分転換になったのかな、という感じです。

地方の人は段取りが上手?

以前、アウトドア関係の仕事をされている方と話したときに、こんなことを聞いたことがあります。それは、「地方の人は仕事の段取りがいい」という話です。

その方に「それはなぜなんですか?」と尋ねたら、「地方の場合、季節によってどうしてもやらなければならないことがあるから」ということでした。

例えば、さきほどの話でいうと、雪囲いみたいなことですね。これはもう、有無を言わさずやらないと生活に支障が出るわけです。ですので、ある程度「この時期になったらこれをやらなければならない」という行動が生活の中に組み込まれています。

また、「そろそろ〇〇の時期だから、この時期には逆算してこれを済ませておかないといけない」といった行動が必要になると。そういったことが、地方に暮らす人たちの生活習慣として根付いているんですよね。

自然が教えてくれるタイミング

例えば、今回の例で言えば、雪に関する準備もそうですし、多分、農作物に関しても同じことが言えると思います。

自然の力に左右される部分が多いので、人間がそれを無視することはできません。自然には逆らえない以上、時期に合わせて行動するしかない。だから、逆算して物事を進めることが必要になり、その結果、段取りが身につく、というわけです。

ただ、必ずしも「地方の人はみんな段取りがいい」と言い切れるわけではないと思います。

一方で、実際問題「この時期には、これをやらなければならない」ということが多いのは事実です。なので、「一理ある話だな」と思う部分も確かにありますね。

現代は自然を意識しなくても生きていける

今の時代、自然をそこまで意識しなくても生活できる環境が整ってきています。

例えば地方に住んでいる場合でも、農家の方々は農作業を通じて季節を強く意識されますが、それ以外の方はどうでしょうか。かつては、多くの家庭で自分の家で野菜を育てたり、お米を作ったりするのが当たり前でした。でも今は、そういった作業をするのは年配の方が多いですよね。特に、本業以外で取り組んでいる人は少なくなってきています。

そういう意味で言うと、日常生活の中で季節ごとに何かをしなければならない、という意識や行動は少なくなりつつあるのかもしれません。それが、地方の人が段取り上手だと言い切れなくなった背景にあるのではないか、と僕は考えています。

やるべきことが多い地方生活

ただ、僕の場合、農作物を少し育てていたり、雪囲いをしなければならない状況があったりするので、「〇〇までにこれをやらなければならない」ということが日常の中にあります。そして、状況によっては「今ここでこれをやらないとまずい」といった判断を求められることも多いんですよね。

だから、街中に住んでいる人たちよりは、そういった季節に応じた行動が多いかな、という気はします。でも、それが優れているとか、そういう話ではないんですけどね。

ただ、今日は白菜の収穫や雪囲い、タイヤ交換をしておかないと、さすがに雪が降ったら大変だなと思いまして。これでようやく、雪がいつ降っても大丈夫な状態になりました。

雪国テレワーク部、そろそろ始動

関係ない話ですが、毎年雪の季節になると「雪国テレワーク部」というのをやっているんですよ。これは、大雪の日には無理に会社に行かず、在宅で仕事をしよう、という取り組みです。今年もそろそろ始めようかな、という感じですね。

というわけで、今日は本当にくだらない雑談でした。では、また次回!

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