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【耳読note】『営業の魔法』中村信仁

マーケティングを一緒に学んでいる方から
この本の紹介を頂きAudibleで耳読した。

今、学んでいるマーケティング講座の中で、
この夏に、3人でイベントを開くことになって
僕からは『営業経験30年の僕が伝えられること』
をテーマに話をすることになった。

昨日、そのマーケティング講座で、その話をしたところ
講座を一緒に受けている方から

「営業に関わる本で、感銘を受けた本があって、その本を題材に営業経験30年のshigeruさんから話を聴いてみたい。共感できるところ、いやいやそれは違うんじゃない…。などなど。そんな本を題材にしたイベントもできるんではないですか!」

との話をもらった。

早速紹介いただいた本を探したところAudibleにあったので、聴いてみた。

(あらすじ)
営業に配属された新入社員の小笠原は
半年間、売り上げゼロのセールスパーソンだった。
心は落ち込み、喫茶店で時間をつぶす日をおくっていた。

ある日、紺のスーツを着こなし
営業のオーラを放っていたセールスパーソンの紙谷に出会う。
紙谷はスーパーセールスパーソンだった。

小笠原は紙谷から営業のテクニックを学ぶために声をかける。
そして、そこから朝の営業のレクチャーが始まる。

「人間力」「売らない営業」「営業の話法」「アポイントからクロージングまで」「ポジティブシンキング」などなど…。

時は経ち、小笠原はある日、街で若い二人に声を掛けられる。
「営業を教えてください」と!

小河原のトップセールスマンへの物語。

(感想)
営業の極意を物語にしているので
わかりやすく面白く聴くことができた。

まず初めにセールスパーソンに大切なのは「人間力」とあった。

これは僕もセールスパーソン時代に感じていたことであって
「人間力」のあるセールスパーソンに顧客はついてくる。

顧客がついてくるから、利益が残せる仕事には
継続的にちゃんとあとから繋がっていた。

管理職になってからも若い社員には
「人間力を磨け」と話をしていた自分を思い出す。

「営業にテクニックはない」ともあった。
そう、顧客からの聴き方や、伝え方はあるけれど
それはテクニックではない。

一歩、突っ込んで「本当のところはどうなんですか?」と聴きだす事。

顧客の言うことを「承認(YES)」しながら
「でも(BUT)この考え方ではどうでしょう」
と顧客自ら答えを出させる伝え方と質問の仕方…。

「顧客の抱えている問題を解決する」ためにヒアリングくりかえす
その「課題」がわかった段階でゴールが見えてくる。

とても共感できることがたくさんあった。

本のご紹介、ありがとうございました。
これでまた営業感覚のリマインドが出来ました。


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