38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記

【タイトル】38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記

【概要】主人公のチアキが友達に勧められて始めたマッチングアプリ。そこでたくさんのイケメンに会い沼にハマっていく実録物語。
色んなイケメンと出会いHする。そして友達が自殺しても強く生きていこうとする。

【感想】実録物語なのでリアルすぎて笑える。読みながら「あ〜、こんな男いるわ」みたいな共感の嵐。

属するコミュニティによってマッチングアプリをするorしないはだいぶ分かれてくると思う。たとえ使ったことのない人でもマッチングアプリの現実を覗き見できる。背徳感があった笑

この本のテーマは「ヘタレでも、弱くても生きていく」だと思った。
チアキの友人が自殺して生きるモチベーションが低い時のメンヘラ男子くんの言葉がそんな考え方があるのかと思えた。

メンヘラ「僕らみたいな漠然と生きる事にまるっと疑問がある人間は死が身近なのは仕方がないんだ、でもさ生まれてきちゃったからには頑張ろうよ。僕はとても日々が苦しいけれどやっぱり生きなきゃダメだ」
チアキ「自分が死んだってこの世は勝手に続いてゆくのもしゃくに障るしそれに自殺勇気なんかないし!」
メンヘラ「そうだ!!自殺する勇気がない!!僕らはヘタレだ、よし生きよう!


ヘタレだ、よし生きようとなる人間がいるんだと初めて知った。自分とは全く真逆のタイプだからこその死生観だった。自分に対するネガティブ感情から生きる活力を生むことができる人間もいるんだと学びになった。

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