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色々な意味で再起動してみる。

Randa the high spec なんてふざけた名前をつけて再起動中の私自身を鼓舞しています。そうです。馬鹿です。

今年に入って、転職もした職場も板につき、作品なんかもぼちぼち作っていかんと気持ちが持たないなといていた時、私本当にこの傾向の作品でいいのかなと振り返りました。

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割と最近描いたものです。作品は小さいけど点描で描いたもので、フクロウガブリ、見た目そのまま。娘がフクロウを被っているような絵です。

私、この絵で何が言いたかったんでしょう。
いや、何もないです。この時期は見た目の面白さから好きになった北欧のお祭りをベースに「描画欲求」を昇華していました。昇華の意味のままの昇華です。

ただ、楽しいは楽しいんですが、、描画欲求なので目的はあまりなく描いた時の抜ける感じというかできた感は感じにくいものでした。

絵なんてそもそも芸術だなんだの基準なぞ気にせず、気楽に楽しくやっていいもんだと思います。全ての人がハイアートを目指さなくていいし、アートでどうこういう必要ないと思います。

でも、私はやはり「考え込む」気質で、絵にももろもろ込めてしまいます。そこに嘘をついて「ただ描きたい絵をその欲求のままに」なんて綺麗なことは同居できませんでした。

そこのギャップが私をシクシクと悩ませ続けていました。

描くもの描くものに違和感があって、遡ってみると違和感のない絵は学部卒業の時(2008年)にやった個展「蟻」の時に展示していたものたちでした。

アホみたいに考えて、パンクして、なんじゃそら理論のコンセプトを撒き散らしていた作品達、ほとんど悪ふざけな立体作品もあったりした個展です。
しばらくは駄作だと嫌っていたくらいです。

さらに作品のメッセージでなく「完成度」に対しては結構言いたいことがあります。白亜地はいいんだけど、その墨の感じでいいのかとか諸々。

でも、言いたいことを絵にしていて、作品が展示されてる様の個展会場も美しくて、表現するという部分に関してはすっきりと美しかった。

それを証明するかのように、ある程度の大きさの作品が売れたのはその展示だけでした。

それから今までの時間が無駄だったとは思いません。寄り道色々してきました。妻ができて、子供もできました。

昇華するばかりでなく、そろそろ表現をしていきたいと思います。なんとなくでなく、しっかりと考えて。

正直、私は考えずビジュアル先行の変わった絵を描く人間だと思っていました。個展当時は「俺はコンセプトなんて考えずに描く人だと思うんだけど」

なんて思って悩んだりしていましたが、そもそもそんな奴がクソ回りくどい蟻のことわざを用いて作品なんて作りませんし、それを元にした立体作品を10万を超える制作費で(アホみたいに天然芝と普通のタイルを使ってしまったし、蟻を山ほど作るつもりで材料を買ったのに六体しかできなかったため)たった一回の展示のために作りません(本当は残したかったけど解体と保存を考えずに作ってしまった)。

描画欲求については多分昇華しなくて大丈夫。家族がそこを余裕で埋めて溢れるほどに支えてくれます。

今は沸き立つ完璧主義を押さえ込みつつ、とりあえず作品をこさえようと”考えて”います。

アカウント名は本名の重信拓也か宝生乱汰か迷っているので、響の好きがアホネームにしています。

本気じゃないですよ。

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絵描き。エカキ。HP http://ecaki-randa.com 連絡先:note@ecaki-randa.com
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