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まずはユーザのため、すべてはそこから。/2020/1/22 #アベプラ 出演セルフまとめ

▼当日の記事

▼オンライン発言

▼放送中の発言

平石アナ「3980円以上の買い物ってなると結構な金額......苦労している割に、それすら進められない大変さを感じますが、松浦さんいかがですか?」

自分「楽天に限らずプラットフォーム事業は、まずユーザーの利便性を高めることでユーザーが増えて(テナントのメリット)、テナントやコンテンツがさらに増え、ユーザーに更に利益が返ってくるような形になる。

プラットフォーム側はこういった説明をする責任がある。しかし、今回の楽天の件で言うと、プラットフォームとテナントのコミュニケーションが円滑じゃない。今までの不安が今回の事案で爆発してしまったんだろうなという印象です。」

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平石アナ「送料無料に関して、『楽天は1円も出してくれない。自分たちが負わなきゃいけない』っていうのがユニオン側の主張ですね。」

自分「基本的に楽天はモールという仕組み。『楽天という"場"を使わせてあげてるからこそ、テナントはユーザーへの利便性はテナントさんが出してくださいよ』というのが楽天のそもそもの考え。それがAmazonとはちょっと違う考え。テナントへの説明を失敗したのかなと思いました。」

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自分「プラットフォームを楽天だけに依存していると何か変更があった時にダメージを受けてしまう。リスク分散の観点でいうと良くない状況だが、楽天のみを利用しているテナントさんはまだまだ多いんでしょうか?」

清水将平さん(元楽天ECコンサルタント)「昔は楽天しかやってらっしゃらない方が非常に多かったですね。今では、複数使用している方も増えましたが、どこで何を売るかによって全く売り上げが変わっています。」

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自分「楽天やAmazon内で検索しなくても、まずGoogle検索をするだけで最適に近いようなホテルや商品が表示されてきていますよね。」

パックン「Google検索するだけで最適な商品がポンと出てくる日はすぐそこまで来ていそうですね。」

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自分「自由な市場なので、プラットフォームに所属せず独自のECで頑張る手もある。実際に小さいながら自社ECで頑張っているところもある。

例えば旅館で言えば、まずGoogle検索してまた次のプラットフォームに移って検索を繰り返す...を良しとしない旅館業の方もいる。

プラットフォームは便利だが、それぞれのテナントがユーザーと強い結びつきを持ち、直接購入してもらう関係性を築くのも大切だと思う。」

平石アナ「楽天はどこを突破口としてプラットフォームとして強くなっていくんでしょうか?」

自分「楽天ポイントっていう素晴らしい仕組みがある。何を買ってもポイントがつくし、どこでも使うことが出来る。この強みを更に生かして利便性をもっと上げていくべきだと思います。」

▼放送後に思ったこと

プラットホームにのるかそるか。それすらも選択肢だし、かつ、厳しいこと言えばだからこその自由市場、自分の身は自分で守るだと思います。ビジネスという戦場に立っている1人のビジネスマンとしてはぬるいことは言えません。

どんな業態でもプラットホームにのるかそるかは問われます。まずユーザのためです、どんなサービスでも。使う使わないもテナント側の自由意志による選択です。誰のためにやるのか、その上で、どういう手段を使うのか。手段は常に変わります。そのリスクを背負う意識はビジネスやる側としては当たり前の話かと。

クリエイターというわけではないですが、受けた支援は自分のモットー「みんなでしあわせになろうよ」のために使います!