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7年間ありがとうございました /2021/03/31 #クロス 出演セルフまとめ

2021/03/31放送、TOKYO MX「モーニングCROSS」最終回に出演しました。その際、オピニオンクロスで発信した情報のセルフまとめです。

最後のオピニオンクロス

自分「最初の出演は2014年4月4日。今日で約70回の出演で、てことはオピニオンCROSSも70回やってきたということで。

僕も瀬尾さんも当時は違う場所にいましたね。瀬尾さんは現代ビジネス、私はハフポスト初代編集長としての出演で、当初はハフポストの取材記事を元にしたオピニオンが多かった。その後、立場が変わりながらも出演させていただけてありがたかったです。

2016年からスマートニュースの中の人ということで、そのミッション『世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける』に沿って、インターネット上の様々なコミュニケーションについてや、使い方、考え方についてのオピニオンを発してきました。

もともと自分には考え方のベースとして『みんなでしあわせになろうよ』っていうビジョンはそれこそ働き始めた頃から持ってましたが、もうちょっと芯がいるかなと、ミッションも定義してみました。

『お互いに多様性を認め合うことで全ての人がなめらかなコミュニケーションができるようにする』。」

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自分「で、これは今番組をみている皆さんへ、まず今日伝えたい第一のオピニオンなのですが、もしよければ『自分のビジョンやミッションを考えてみませんか?』と。

いまどき、オピニオンは別にコメンテーターの特権でもない。誰でもネットを通して発信できる時代です。別にビジョンもミッションもなくても構わないんですが、1つの軸ができるのでオススメです。

そして、番組への感謝も込めて、そもそもの番組の立ち位置をお話させていただければと。これまでも多種多様なオピニオンクロスが産み出されてきました。まさに『知が朝を変える』です。」

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自分「まずは知ることですね。知らなきゃ、変わるも変わらないもない。

そして『専門分野に長けた論客たちが気になるニュースを独自目線で激論』。これまで番組で、様々な論点が産み出されてきました。」

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自分「これを踏まえて、今日もう一つ伝えたいオピニオンです。これは番組としてのメッセージの代弁にもなりますが、まず『知って欲しい』ということ。繰り広げられる激論が、例え自分のビジョンやミッションと違っても、まずは受け止めて欲しい。考えてみて欲しい。

もちろんオピニオンを送る側の姿勢やその他もろもろに問題があることもあります。自分もそのオピニオンの受け手の一人です。送り手に対して『その意見、本当にいいんですか?!』と思うことも、たまにはあります。ここ7年、フェイクニュースの話題も多かったですよね。

まずは、多様性を持って受け止めて欲しい。これが私の最後のオピニオンCROSSで伝えたいメッセージです。

色々なコメンテーターからの思いを受け止めた上で、ある特撮番組の最終回に出てきた名台詞のオマージュで締めたいと思います。

社会的弱者をいたわり、互いに助け合って、どんな国の人でも皆お友達です。どんな意見にもまずは優しさをもって耳を傾けて欲しい。自分にとって感情的に不快であっても、たとえそれが貴方自身の考えを裏切る結果であっても、事実なのであれば一度受け止めて考えてみて欲しい。それが私の最後のオピニオンです。

堀さん「ありがとうございます。僕が共感したのはですね、『自分のオピニオンやビジョンを考えてみてください』という投げかけ。

多様性の旗が振られるほど分断が生まれて衝突が激しくなるのは何故かと考えたときに、つい『他者の何かを認めよう』という話をしがちだったけど、まず自分という"個"を認めてあげることの方が大切なのかもしれない。『私はこうだ』と自分の中ではっきりしていれば、他人が何をしてようと寛容になれるというか。

逆に、自分が何者でありどんな意見を持っているのか、はっきりしていないと、新しい価値観に対して『侵食される』『怖い』『許せない』などの感情が生まれてしまう。まずは自分自身と対話することの必要性を感じていたので、松浦さんの今の投げかけ共感しましたね。山口さん、どうですか?」

山口真由さん「人を攻撃するときって、自分の中にある例えば森さん的な部分を見るのが怖いから、それに目を背けて森さんを叩いてしまう。自分の内側に問いかけることの大切さを今私も改めて感じました。」

堀さん「瀬尾さん、いかがですか?」

瀬尾傑さん「多様性のある社会って、他人のためじゃないんですよね。自分のため。自分の中にある世の中に出せない秘密や悩みを表に出せる社会が、多様性のある社会なんです。自分のために多様性のある社会を作るって思った方がいいですよね。」

堀さん「宮瀬さん、いかがですか?」

宮瀬茉祐子アナ「人それぞれ、許容するしないのボーダーラインがありますよね。でも、それをちょっとずつ動かしてバランスを取ってみることで、見えてくる世界があると思うんです。自分の中でも『今日はちょっとこのボーダーラインを下げてみようかな』みたいな感じで、調整を図っていきたいなと思いました。」

放送終わって

番組で言いたかったことは言えたので、ここからは蛇足です。

2013年からちょこちょことラジオの現場ではお話してましたが、定期的にテレビの現場に出演して喋るのは「モーニングCROSS」が初めてでした。当時、ネットメディアの編集長が表に出ることもそもそも少なく、裏方が何故表にでるのみたいなリアクションもいただいたことありましたねえ。でも、結果としてこの流れから様々なオファーをいただけるようになったのも事実。伝え手の1人として鍛えられました。

この2014年8月にやったアイスバケツチャレンジ、再生回数1万超えてるんですね笑。これが残り続けてくれればいいな。なにかしらの思い出として。

ここで出来た繋がりも多々あります。また、別の現場でお目にかかるのを楽しみにしています。ありがとうございました。


クリエイターというわけではないですが、受けた支援は自分のモットー「みんなでしあわせになろうよ」のために使います!