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未来らしい未来

最近夜型に戻ってしまった私です。どうもこんにちは。夜型が続くと自律神経が壊れていきます。

1999 年の世紀末を迎える前、漠然と「未来」に対して憧れを持っていたと思いますが、そこから 20 年以上経過し、どうも思っていた未来はやってこなかったような気がしています。

PC も普及し、スマホも多くの人の手に渡り、ネットショッピングやキャッシュレス決済が当たり前、テレワークで出社しなくても仕事もできる。などなど、確かに便利にはなりましたが、どうも未来感がありません。

なぜだろう?
と思っておりましたが、↓の動画を見て未来感を感じられない理由がわかったような気がします。

70 年の大阪万博。
フレームレートが上がるだけで、なんかすごく今っぽい。これから大阪に行けばもしかしたらやってるんじゃないかと思うような映像に仕上がっています。

「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」という作品で(名作ですよ)、出てくるほとんどの大人たちが大阪万博に思いを馳せていましたが、この映像を見るとなんとなくわかるような気がします。

この映像を見て思ったのが「あ、未来だ」ということ。
なんていうんでしょうか。実に未来らしい未来。そんな感じです。
50年前の映像のハズなのですが、圧倒的な未来がそこにある。

「夢や希望」などというものは映像に映るようなものではないはずなのですが、きっと「夢や希望」が溢れているから未来らしい未来を造形でき、本来溢れるはずだった人々の熱気が伝わってきて、より未来感を醸し出している。そんな気がしてなりません(何言ってるかよくわかんないな)。

それにしてもスゴイ規模の万博ですね。自分は生まれていないわけですが、こんな凄いことが起こっていたんだ。戦後 25 年のときですよ。25 年前は戦争に負けて焼け野原。
街中とかはまだまだ汚い場所も多数残っていたでしょうけど、それがここまで盛り返している。ただただスゴイ。行けるものならマジで行ってみたい。

今から 25年前といったら 1996年ですか。Windows 95 が出てインターネットがこれからという時代で、安室奈美恵が流行っていて「アムラー」とか呼ばれる子たちがいた頃ですね。今よりはローテクだったけど、基本的なところは今とそんなに大きく変わっているイメージがないなぁ。

CM 見ても別に代わり映えしないなぁ。みんな若いけど。
というか、お金がかかっていて、今の方が劣化しているよなぁ。
なんでですかねぇ?(すっとぼけ)

でも、冷静に考えると、未来感というのは世代によって違うものでしょうね。自分が生まれたときは成長している時代だったわけで「明るい未来」があると思っていたから、このようなものに未来感を感じているのかもしれない。
デフレが始まってからの人たちの未来感は、「明るい未来」とは言い切れないから、もう少しダークな未来感なのかもしれない。

つまり、未来とは相対的なもので、現状が明るくなっていけば、もしかしたらもっといい未来感を持つことができるのかもしれません。

と、大阪万博の映像を見て割と衝撃を受けたので、こんな記事を書いてみました。


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