桜橋のモニュメント 風景印と記念碑
東京都墨田区にある向島（むこうじま）郵便局の風景印には東京スカイツリーとともに桜橋のモニュメントが描かれています。
桜橋
1985年に完成した桜橋は、台東区と墨田区を分かつ隅田川にかけられている歩行者専用橋です。生活道路ではなく、両区にまたがる隅田公園の通路の意味合いがあります。
1995年に桜橋の台東区側と墨田区側にそれぞれモニュメントが対で作られました。墨田区側の「瑞鶴の図一 双鶴飛立の図」が風景印に収められており、反対の台東区側には｢瑞鶴の図二 双鶴飛天の図｣があります。鶴の向きが異なるので見分けるのは簡単です。
このモニュメントが作られた経緯は、墨田区ウェブサイトには以下のように説明されています。
桜橋は、台東区と墨田区の友好姉妹区のシンボルとして、昭和60年3月に完成し、平成7年3月は架橋10周年に当たることから、これを記念してモニュメントを設置する。また、モニュメントの設置によって、多くの人々に愛されている桜橋のイメージとその周辺の景観性の向上を図ることをその目的とする。
・台東区と墨田区の友好・架橋10周年の記念シンボル。
・21世紀に向けた飛躍や力強さの象徴のしるしとする。
・隅田川の景観のポイントである桜橋の文化・芸術のしるしとする。
モニュメントは平山郁夫(ひらやま いくお 1930-2009)原図で細井良雄(ほそい よしお 1931-2018)の彫刻によるものです。
桜橋（地図）
向島郵便局
向島郵便局にはゆうゆう窓口があり、土日祝日でも風景印を押してもらうことができます。また、東京スカイツリータウン内の「郵政博物館」内のポストに投函した郵便物にはこの風景印を押してくれます。
風景印は郵便窓口で郵便物を差し出す時に押してもらえる赤茶色の絵入りの消印です。63円以上の切手を貼ったカードなどに押してもらって差し出さずに持ち帰る（記念押印）こともできます。
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