【試合へ向けたインタビュー】11/6 vs佐賀(HOME)前田HC、市岡選手、大庭選手
滋賀レイクスは11月6日(水)、ホームの滋賀ダイハツアリーナにて、「2024-25シーズン りそなグループ B1リーグ戦 第7節 滋賀山下presents 滋賀レイクス vs佐賀バルーナーズ」を戦います。この試合は11月唯一のホームゲームです。
今回は前田健滋朗HC、市岡ショーン選手、大庭圭太郎選手に試合へ向けたインタビューを行いました。
りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズン
第7節 滋賀山下presents
滋賀レイクス vs 佐賀バルーナーズ
【GAME】11月6日(水)19:05試合開始
試合会場:滋賀ダイハツアリーナ
試合情報はこちら(特設ページ)
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苦しい状況こそ本性が問われる。中途半端なことは絶対にしない。
前田健滋朗HC
Q.群馬戦を振り返って
「手応えを感じたり自信になる部分があった反面、自分たちが受け入れてはいけないことっていうのも同時に起きた、本当に上と下が激しい2試合だったなと思っています。
プロのチームである以上、どんな状況であっても全力でプレーすることが私は一番大事だと思ってますし、自分がコーチをする上で、最も選手たちに求める部分です。うまくいったりいかなかったりはもちろんありますが、そもそも自分の100%120%を持ってくる、そのために準備をすることがプロとしてやるべきことだと思っています。
選手にも話しましたが、今回は自分たちが苦しい状況、1勝10敗っていう状況かつ30点差に負けてるっていう状況で、そのようなプレーになってしまいましたが、これが例えば上位の優勝を狙うようなチームで、自分たちが30点勝ってようが、それでも求めるところです。プロとしてどんな状況でも100%120%を出してプレーし続けることがあるべき姿だと思っているので、自分たちの順位だったり、その日の勝ってる、負けてる点差っていうのは、はっきり言って関係ないと思っています。
そういったまずベースになる部分をしっかりプレーしていかないと、プロのチームとして成り立たないと思いますし、応援していただいているブースターの方もそうですし、パートナーの皆さんにも顔向けできないですし、あとは滋賀県を背負っているというところもあるので、その責任を感じながらプレーをしていかなきゃいけないと思っています。」
Q.良い時は最後までできるが、悪い時にそういうところがでてしまうというのが現状か
「そうですね。いい時にみんないいプレーができるというのは当たり前の話で、それはもう普通に生活していてもそうで、自分にいいことが起きた時にいい人間であるのは、別に簡単なことだと思うんですけど、苦しい状況こそその人の本性が出たり人間性が問われる時なのかなと思っているので、本当の強さっていうのを身につけなきゃいけないと思ってます。
トップを走っているチームは、例えば怪我人がたくさん出ている状況だろうが、外国籍選手がいない状況だろうが、どんな状況でも高いレベルで勝つために全力を注いでいると思っています。
なので、今はまずそこの段階で差があると思っていて、そこに関しては、上手いとか、すごい運動能力が高いとか、そういった話ではなくて、自分たちがやるかやらないかだと思ってるので、とにかく120%、1秒たりとも無駄にせずというか、中途半端なことは絶対にしない。120%でぶつかっていくということをまずは持っていきたいです。」
Q.試合の入りは非常にうまくいっていると感じるが、そこに関してはどう思うか
「試合の入りは相手も自分たちと実際にやってみないとどうなるのかわからないというところで、自分たちのいいスタートが切れているということと、初対戦の中で向こうが慣れるまでにこっちが先に先制パンチを打てている、自分たちの強みを出せているというところがすごくいい部分かな、と思っています。オフェンスの部分に関しては、リーグでも今の現状として真ん中ぐらいの力があるっていうのはいいことかなと思います。」
Q.佐賀戦に向けた意気込み
「佐賀さんというところももちろんそうですけども、今は本当に自分たちとの戦いかなと思っています。
正直なところ、これもチームの前で話しましたが、「頑張ってるね、成長してるね。ポジティブなところいっぱいあるね」と言われてる自分たちっていうのは情けないと思っていて、見ている人だったり、応援してもらっている人だったり、全ての人に、自分たちが強くてたくましくて誇りに思えると思ってもらいたいので、そういう意味でも強く、たくましく試合に勝利する姿をお見せできるように、しっかりと120%全力で明日頑張ります。」
火に油を注ぐかのようにコート中を掛け回って勝つ
大庭圭太郎選手
Q. 群馬戦は2試合ともプレータイムはそこまで多くはない中でも持ち味を出していたと思うが、振り返ってどうか。
「ベテラン選手やタレント揃いの相手に対して、自分はBリーグに入って2年目という中で、相手がすごい選手だからってビビったり逃げるんじゃなくて、逆にこのすごい選手を倒してやろうっていう、自分の持ち味のスピードで切ってあげて得点したり、アシストして「戦う、倒す」っていうイメージを持って試合に臨みました。
スピードを使ってうまくいった部分はあったんですけど、そこからのシュートメイキングだったり状況判断だったりが自分はやっぱりまだ全然で、そこで経験豊富な相手に対してミスしてしまったり、上手くローテーションされたりして、あまり上手くいかない時間帯が多かったのかなと思います。」
Q. 個人としては特にGAME1は3Pシュートを決めたりアシストもできて、やれたことも多かった試合になったんじゃないかと思うが、どうか。
「一番最初の交代してすぐのシュートはずっと練習してきたもので、ノーマークだったら打つっていう気持ちで試合を通してやっていて、チャンスをしっかり決めきれた点は少し成長したのかなと思えました。
アシストに関しては、1本目が入って、2本目がアンダー(ボールマンのディフェンスがスクリーナーの後ろを通ってついてくる動き)で守られた時に自分のシュートタイミングではなかったんですけど、1本目が入っているので相手は寄せてくるだろうなというのは頭にあって、実際にシュートを打とうとしたときにディフェンスが寄ってきて、空いたので出したという感じで、練習してきたことが試合で出せたというのは成長になったし、その分自信を持ってプレーすることができました。」
Q. 今シーズン野心を持って滋賀に来てくれたというのは見ていて非常に伝わってくるが、ここまでというのはどういうシーズンになっていますか。
「プレータイムは少ないかもしれませんが、その中でもチームにできることをまだしっかりできてるわけではないので、そこをやっていかないとプレータイムは伸びていかないのかなと思っています。
短い時間帯でどれだけチームに好印象を与えて、チームの雰囲気をチェンジできるかっていうのが僕の今やるべきことだと思っています。
ここ11試合を通して、琉球戦で勝った時と群馬戦でしか(良いプレーが)できていないので、個人としてはあまり納得のいくシーズンにはなってないかなと思います。」
Q. ブースターの皆さんへ
「明日は滋賀レイクスとして全員で戦うので、僕が出た時は"火に油を注ぐ"かのようにコート中を掛け回って、会場を盛り上げて、チームを盛り上げていくので、その時は一緒に"わーーーっ"と皆さんも盛り上がって応援していただけると僕たちももっともっと頑張れるので、応援よろしくお願いします。」
キースが負傷している分、自分がステップアップする
市岡ショーン選手
Q. 群馬戦を振り返って
「GAME1は非常に接戦で、ゲームプラン通りにプレイし、全員がうまくプレーできていてとてもタフな試合でした。でも、最後のところで負けてしまいました。GAME2は、チーム全体で苦戦し、みんながミスを重ねて試合を手放してしまいました。だから、どうすれば良くなれるかを見直し、次の試合に向けて準備をしていく必要があります。」
Q. 群馬戦に限らず、リバウンドでの貢献が目立つがそこについてはどう考えているか
「とにかくチームを助けるように心がけています。リバウンドを取ったり、パスを出したり、良いスクリーンをかけたりと、状況に応じてさまざまなことをしていますが、最近ではリバウンドに力を入れています。キース(マーキース・カミングス選手)が怪我で離脱しているので、自分が少しステップアップして、しっかりとボールを追いかけてハードにプレーする必要があります。」
Q. チームがステップアップするためのポイントはどこだと思うか
「全員がチームとして貢献し合い、一丸となって集中し、試合を最後まで接戦に持ち込むことが大事です。そして試合の終盤で、誰かが決定的なプレーをして、勝利を掴むことができると思っています。」
Q. ホームの雰囲気はどう感じているか?ブースターの皆様へのメッセージを
「ホームアリーナでプレーするのが本当に大好きです。たくさんのブースターの皆さんが応援に来てくれて、声援がとても大きくてエネルギーをもらえます。だから、ホームゲームがあるたびに、レイクスの選手全員がとてもワクワクしています。
皆さんが引き続き応援してくれることに感謝しています。ファンの皆さんに勝利を届けたいと本当に思っています。僕たちは毎日ハードに練習して成長しているので、もうすぐ一緒に勝利を喜べる日が来るでしょう。」
滋賀レイクスの次のホームゲームの情報はこちら
3UP CHALLENGES
滋賀レイクスでは、2シーズンぶりのB1復帰となる「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」において、シーズンスローガン「Get Louder!」を、共に戦うすべての人々と一緒に引き起こすため、3つの "Up"をテーマにした「3UP CHALLENGES」を今季の目標に掲げました。
「Winning up challenges」「Boost up Challenges」「Home up challenges」の9項目のうちを、一つでも多くのチャレンジを達成すべくレギュラーシーズンを戦って参ります。
「Winning up challenges」「Home up challenges」のうち、今節の琉球戦は以下の対象試合となります。