【試合へ向けたインタビュー】1/4-5 vs 三遠(HOME)|前田HC、常田選手、江原選手
滋賀レイクスは1月4日(土)5日(日)、ホームの滋賀ダイハツアリーナにて、「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 B1リーグ戦 第16節 滋賀レイクスvs三遠ネオフェニックス」を戦います。
三遠は現在、B1リーグ全体での最高勝率チーム。リーグでもっとも勝ちを積み上げている相手に対し、新年のホームを守る覚悟でチャレンジをし、勝ちを掴みに行きます。今回は前田健滋朗HC、三遠でプロデビューを飾った常田耕平選手、年男の江原信太朗選手の試合へ向けたインタビューをお届けします。
りそなグループ B.LEAGUE 2024-25シーズン 第16節
滋賀レイクス vs 越谷アルファーズ
滋賀ダイハツ販売presents
【GAME1】1月4日(土)14:05試合開始
海と日本プロジェクト presents
【GAME2】1月5日(日)14:05試合開始
試合会場:滋賀ダイハツアリーナ
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「関門を一つずつクリアして、最後の1分で勝負を争う」 前田健滋朗HC
2024年はクラブとしても大きなものを掴んで、それはB1昇格っていうところもそうですけど、クラブとクラブを取り巻く皆さんの一体感であったりとか、これからしっかりと上に登っていくんだという、この勢いを掴んだ2024年だったかなと思ってます。
今シーズンに関して言えば、2024年、少し苦しい状況も続いてますけども、少しずつ少しずつ手応えをつかむものも出てきて、手応えをつかむ時間も出てきている、そういった2024年だったかなと思ってます。
2025年に関しては、2024年に手に入れたものっていうのをさらに積み上げられるように、それはコート上でのパフォーマンス、そして試合での結果、そしてブースターの皆さんであったり、レイクスを取り巻く皆さんとの一体感というのをさらに積み上げていきたい。そういった、2025年にしたいと思っています。
Q.2025年の初戦でリーグ勝率トップチームトップと争うことになる
まずチーム全員が認識しているのは、やっぱり三遠さんというのは本当にBリーグの中でトップレベルのチームで、スカウティングで映像を見てもそうですし、1試合丸々見てもそうですし、本当に強いというのは間違いないチームだと捉えています。そのBリーグトップのチームに対して、いかに自分たちがチャレンジできるかというところかなと思い、今週1週間過ごしてきました。
もちろん、彼らに対してチャレンジして1勝を取るということは、このリーグの中でもそうですし、レイクスにとってもかなり大きな出来事になると思っています。そのチャレンジをするということが、今回考えているところです。
ただ最初にお話した通り、かなり強いというのはもう間違いないので、その勝ちに行くまでの関門というのがある、と思っています。例えば最初の1クォーターの最初の3分、そこでしっかりとゲームにする。そこで一気に離されないというところというのがまず第一関門だと思いますし、その次に5分、その次に7分、その次に1クォーターと区切っていけばかなり関門があるという風に思っていて、それをいかに一つ一つクリアしていくかというところが大事だと思っています。
現実的な話で言うと、三遠さんは1クォーターで一気に30何点取って試合を決めてしまうような試合もありますし、前半でも20点、下手したら30点差をつけて勝ってる試合もあるので、そういった意味では、いかにゲームを作っていけるかというところが大事になってくると思っているので、まずは1クォーターの最初の3分でしっかりとゲームにしていくことをやって、最後にしっかりと勝ちのチャンスを持って試合の最後1分まで持っていきたいなと思っています。
Q.チーム内では2024年最後の試合で長谷川選手が活躍したことで、チーム内競争という意味で変わってくることもあるのではないか?
やはり同じポジションの選手であったり、今プレータイムがない選手であったり、もっと活躍したいと思っている選手というのは、何とかチャンスを掴もうという風に練習をしてくれているかな、と思っています。ただ、もっともっとバチバチやり合うような状況になっていってもいいと思ってますし、自分がこのチームを引っ張っていくんだという思いでもっともっとやっていって欲しいと思っている、というのが正直な部分です。
そういった意味では比源もこの前の試合で自分ができることを表現したと思います。ただそれが何の保証にもならないと思ってますし、彼はさらにもっともっとインパクトを出せるように頑張ってほしいと思いますし、周りの選手というのはそれに負けない、むしろ、それを上回るパフォーマンスをやってほしいなと思っています。
Q.ブースターへ新年初戦に向けたメッセージを
今週末2025年の一発目、なおかつリーグでもトップの三遠さんとの試合の中で一番大事なこと。プロのチームとして大事なこととしては、いかにそういったチームに対して戦い続けるかというところが一つ、何が大事かって言ったら、そこが一番大事だと思ってます。なので、その姿というのを絶対に見せたいと思ってます。
その次に、どう関門をクリアしていって、どう勝っていくかというところがあると思っているので、2024年最後の試合っていうのは2日間通してそういった試合はできなかったので、必ず自分たちが三遠さんに対してどんな時間でもファイトし続けるという姿勢を見せ続けたいと思います。
「成長している姿を三遠(古巣)というチームに見せたい」常田耕平選手
Q.年越しはどう過ごした?
31日(=大晦日、試合翌日のためオフ)は家族と過ごしました。僕は実家(名古屋)が近かったんで。ご飯を食べて、(滋賀へ)帰って、1日から練習でした。
正月らしいことは、年始に"ねぶた漬け"っていう青森の有名な漬物があるんですけど、それがすごい好きで、青森にいる時は買いに行けたんで頻繁に買ってたんですけど、おばあちゃんが青森の人なんで、親戚から取り寄せたやつをもらって食べたんですけど、いいなって、「青森ちょっと行きてえな」って思って、またオフシーズン、青森行けたらいいなとか思うような年末年始でした。滋賀っぽいお正月は、石山寺が有名なので初詣に行きたいなと思っているんですが、すごく混んでそうだったので、まだ行けていないです(笑)
Q.新年初戦の相手が古巣の三遠戦。Bリーグキャリアを始めたクラブと初めて対戦する
自分がいた時はあまり勝てていないシーズンではあったのですが、今の三遠を見ていると、積み上げてきているものが見えるクラブだなっていうのを、個人としては素直に思っています。僕は三遠にいた時はプレータイムがなかったので悔しい時間を過ごしたチームでもあったのですが、ただ僕がプロ選手になるきっかけを見出してくれたのは三遠というクラブでしたし、それこそ三遠のブースターさんたちがあって、僕はプロ選手になろうと思ったので、そういう部分でプレーを見せることができなかったのが唯一心残りな部分でありました。
ただ、そこから青森を経て、自分もB1という舞台にまた帰ってきて、三遠とやれるということは素直に嬉しい気持ちでありますけど、ただそれ以上に多分、(他のチームメートの)みんなよりも勝ちたい気持ちは僕個人としては多分高いのかなと思っています。ただ、僕の成長している姿を三遠というチームに見せたいですし、ブースターさんたちにも見せたいですし、ケニーさん(前田HC)も言ってましたが、すごくチャレンジになると思うので、ただ絶対ということはないと思うので、みんなでとにかく40分間フォーカスしながらやり続けることが大切だと思うので、それが必要だ、と思います。
Q.トップチームに挑むにあたっての大事になってくることは?
自分たちが勝った試合のシチュエーション、琉球も、SR渋谷もどっちもリーグの中でトップチームと言われるようなチームに勝てているっていう部分はあると思います。ただそういう勝った試合はどういう試合だったのかというと、チーム全体として考えた時に、出だしのところ、先制パンチじゃないですけど、そういうのをしっかりコートの中で示すことができた時に、やっぱり最後まで分からない試合ができてますし、なおかつ勝つことができているのがあの2戦でした。三遠というチームはトップチームなので、出だしの部分でバンって点差をあけられてしまうとそのまま勝負が決まってしまうと思います。まずはそこの部分で僕たちが引かないことであったり、挑み続けて、むしろ、自分たちがリードするような展開が自分たちが勝ってきたようなシチュエーションであったので、まずはそこが必要かなと。
そこまでいった後、ずっとタイのゲームだったり、僕たちが離したとしても追いついてくるのが三遠なので、その中でも自分たちが準備してきたものだったりとか、インテンシティの部分だったりとかは常に40分間保ち続けないと簡単にひっくり返したり、簡単に点差をつけてくるチームなので、そういう部分も含めてチーム全体で我慢し続けてやり続けていることが必要なのかなと思います。
Q.ブースターへ、メッセージを
新年明けましておめでとうございます。ホームで去年の最後の試合を勝つことができなかったので、皆さんにいち早く2025年の初勝利っていうのを見せることが今最初の目標であると思っています。ブースターの皆さんもそうですし、僕たちもそうですけど、2025年は1勝でも多く、2024年から積み上げてきたものを続けていって、もっともっと勝ちを積み上げるためにも、まずは"新年1勝"したいと思います!
「リーグトップチームを相手に、自分がどれだけできるかが分かるいい機会」 江原信太朗選手
2024年は自分は特別指定選手として昨シーズンをプレーさせてもらって、優勝も経験して、今シーズンはルーキーイヤーとしてチームとして望んでない結果だし、うまくいかない部分も結構あるんですけど、今振り返ってみれば、すごくいい経験というか、自分のキャリアにとってすごくためになる経験がたくさんできたなと思います。
Q.どのような経験が今後につながりそうか
昨シーズンは勝つことが多かったシーズンだったし、優勝も一つのすごくいい経験でした。勝ち続けるための練習だったり、マインドセットだったりを学ぶことができたかなと思ったし、今シーズンはチームがカラッと変わって、違う形でウィニングカルチャーをどう作り上げていくかとか、勝つために、勝つための練習と試行錯誤とか、自分が思っていた以上に細かいところまでちゃんと意識してやらないと勝てないことが分かりました。その経験も一つ、今まであまり経験してきてないことだったのですごくためにはなってます。
Q.今シーズンの中で、上手くいってるところと、壁にぶつかったりも経験していると思うが
初めてB1でプレーすることができて、3ポイントと1対1のディフェンスだったり、自分が思った以上に通用すると思いましたし、そこをやり続けることが大事だなと思いました。逆にオフボールのディフェンスとかだったりはまだ成長できるところだと思うので、今季はそういう分もっと成長して、3ポイントもそうですし、ディフェンスでできるだけミスがないようにコンスタントにいいパフォーマンスができるようにしていきたいなと思っています。
Q.開幕の時と比べて、自分がB1でこういうプレーヤーとして生き残っていくという選手像は明確になってきた?
はい、今は3&Dで、自分の強みが3ポイントだと思いますし、そのディフェンスの部分だったら自分のフィジカル、外国籍選手を相手にしても守れるフィジカルがあるので、そこは自分の価値だなと思っています。リーグのトップの3&Dになりたいと思っています。。
Q.新年初戦の相手が、現在リーグトップの相手となるが、どのようにチームに貢献していきたいか?
相手はすごく良いチームだし、リーグでトップのチームだし、サイズもあるチームで、本当に自分のディフェンスのレベルだったり、3ポイントもいつもより多分オープンになれないことがあると思うので、そこでどれだけ決めきれるかは、いい試しではないですけど、自分がどれだけできるかが分かるいい機会だと思います。そこでしっかり勝つことができたら2025年の入りとしてはすごくいい形になるし、リーグのトップのチームで勝つことができたら自分たちにも自信になるし、そこは本当に勝つことしか考えていません。
Q.新年ゲームへ向けてブースターへメッセージを
2025年は多くの勝ちを届けられるように頑張るので、これからも熱い声援をよろしくお願いします。自分はディフェンスと3ポイントで滋賀ダイハツアリーナを沸かしたいと思うので、見ていてください!
滋賀レイクスの次のホームゲームの情報はこちら
3UP CHALLENGES
滋賀レイクスでは、2シーズンぶりのB1復帰となる「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」において、シーズンスローガン「Get Louder!」を、共に戦うすべての人々と一緒に引き起こすため、3つの "Up"をテーマにした「3UP CHALLENGES」を今季の目標に掲げました。
「Winning up challenges」「Boost up Challenges」「Home up challenges」の9項目のうちを、一つでも多くのチャレンジを達成すべくレギュラーシーズンを戦って参ります。