プロジェクト_3

メンター紹介002:小坂真琴

滋賀キャンプの運営に関わる大学生をインタビュー!第一弾は、小坂真琴さん(通称こさかっち)です。滋賀県の大津市出身ですが、中高から県外の学校に通い、いまは東京大学医学部4年生。滋賀県のことは好きだったけれど、「滋賀のために何もしていない、大学以降は住んですらいない」と悔しく思っていたところで滋賀キャンプのことを知り、参加することになったそうです。

「いろんな分野と掛け合わせができる」医療の面白さ

ー今大学で勉強してることについて教えてください。

医学部なので、人間の体がどうできていて、病気になったらどう変わって、それぞれの時どう処置していくべきかを勉強しています。3年生までは正常な体がどう動いているかを勉強して、4年生からいよいよそれぞれの病気や、おかしい時はどう違うんだろうっていう話をします。

まだ4年生になって2週目なんですけど、ここ直近で言うとひたすら肝臓と膵臓とかの話をしてます。

ー医学部って未知の領域だから難しい、、、。何で医学部に入ろうと思ったんですか?

2発目からなかなかヘビーな質問がきますね。笑

簡潔に言うと、ちっちゃい頃に医療ドラマ見てかっこいいなっていうのは思っていて。中高生ぐらいになって、自分は興味がいろんな方向に広いんだけど、1つ専門として医療を持っていれば、いろんな分野と掛け合わせができて楽しそうだなっていうのを思っていて。

もちろん医療×法律もあるし、医療×経済で「お年寄り増えてるけど、どうやってその費用負担をするか」とか、医療×倫理だと「安楽死は認められるべきか」とか。

どんな分野でも掛け合わせできるから、医学を専門に持ってると自分の興味に従って、いろんな人とコラボレーションできて、楽しいんじゃないかなと。

ーなるほど。そういう風に医療を他の分野と組み合わせてやっていきたい何かはもうありますか?

経済のところかな。国の財政を見ると医療費がどんどん増えていて、このままでは立ち行かなくなることはほぼ明白で。要するに、お金持ってる人はもっと良い医療を受けられるけど、お金ない人はもう無理です、みたいに。そういう変化が、僕が生きてる間にほぼ確実に来ると思うんで、その先のところでうまく回るような仕組みづくりの一端を担えたらいいなと。

ーなるほど。自分の興味起点の話になるかと思っていたから、社会問題起点の話で、想像の斜め上の回答だった!さすがだなあ。

色々興味を持っちゃうんです。興味があることは、全部ちょこちょこやるイメージがあって。

全体として何やりたいかって言われると、今の大きな問題はなんだろうって、課題ベースで考えがちかも。

本当は、「これに興味があります」って言ってそれを突き進める方がいいんでしょうけどね。だって、100年後には全然違う課題が話されているだろうし。

ーでもそれは、小坂くんの「これやりたい」も、柔軟に変わっていけばいいんじゃない?

僕は一貫してる人に憧れつつ、そうはなれないなって自分を認識してる。ファーブル昆虫記のファーブルとかさ、いつまでもフンコロガシ眺めてるみたいな人、ほんとすごいやん。すごいけど、ちょっと自分は無理だな、みたいなみたいな感じですね。

誰もが自分の未来に希望が持てる社会へ。まずは自分から

ーこうなったらいいなっていう未来のイメージはありますか?

漠然とあるのは、みんなが楽しく満足して死んでいく世界ですかね。

ー面白い!それはどういうことからそういう発想になりましたか?

今僕のメインが医療だからってところもあるんですけど、せっかく健康長寿なのに長く生きることをポジティブに捉えられてない人が多い。自分の周りだけかもしれないけど、自分もそう思ってしまっている節があって。

体が衰えていった後は、そこからだんだんマイナスというか、今の医療で考えるともうずっと寝たきりになるくらいなら死んだ方がマシ、って考えてしまう。でもそうじゃなくて、常に生きてる自分の未来に希望が持てる、「いくらでも生きてやろう」みたいな感じにみんなが思えるようになるといいなと。まずは自分がですね。

ーそっか。体も動かなくなるし、周りはみんな年老いてくにつれて友達とかもだんだん亡くなって、、、

そうそう。そこまでいってもなお「頑張っていこう」ってなれるといいっすよね。

まずは自分が医者になった時の、患者さんとの向き合い方を考えたいですね。世の中をそういう社会にするために、というよりは、まず自分の周りでそういう人を増やしていきたいなと。

目指したいのは、「義理人情に厚い人」

ーじゃあこれからやりたいことは何ですか?

非常に迷ってるんですよね。めちゃめちゃ迷ってる。どう生きていこうかな、みたいなことはかなり迷っていて。

一番憧れている、尊敬している人物が戦国時代の真田幸村なんです。戦国武将の中ではまあまあ有名な武将で。明らかに勝ち目がないのわかってるのに恩義があったからっていう理由で大阪夏の陣の時に豊臣方について、最後に戦って死んでしまうんですけど。

そういう義理を貫き通す生き方はいいなと思ってる。命をかけて義理を通すっていうのがかっこいいんですけど、なかなかこう現代において、命がけで義理を通す機会もないので…。何しようかなっていう。笑

もうちょっとまともな路線でいくと、職業としては一旦医者になって、その後はシステムの改良なんかを通して日本全体の医療をより良い形に変えていくための何かをできたらいいなって。すごい漠然としてるんですけど。

ーいやいや!こうなりたいって像と、自分に何ができそうかっていうのが描けていてすごいと思います。義理人情に厚い人になりたいということ?

はい。人って調子の波があるじゃないですか。調子がいい人って自然とみんな集まってきたり、色んなことがそこで生まれたり、なんかの賞をとって話題になったりしてみんな目を向けるけど、調子が悪くなるとみんな去っていく。

そういう波が落ちた時にこそ手を差し伸べたり支え続けられる自分でいたいっすね。

ー滋賀キャンでもそんな小坂くんが見られるのでしょうか?!

義理人情ってところは、なかなか前に進めない、困ってる高校生こそしっかりサポートすることかな。自分が担当するマイプロ(キャンプ後の自主プロジェクト。参加者がメンターと共にに進めていく)の子とかは、その波を読んだ上で落ちてる時にこそサポートしたいです。

ー最後に一言!

滋賀が大好きです。それと同時に、より多くの人に滋賀を好きになってほしい。来る高校生みんな滋賀好きになって帰ってもらおうかなと。頑張りましょう!

ーありがとうございました!

クールに見られがちだけど意外と熱い、滋賀好き小坂さんらしさが溢れるインタビューでした。キャンプでは義理に厚い一面が見られることが楽しみです!(インタビュー:朝比奈、編集:石川、大門)

----------------------

クラウドファンディングはこちらから
滋賀キャンプ2019応募要項はこちらから
募集フォームはこちらから
--------------------

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
ありがとうございます!琵琶湖の水をプレゼント🎁
3
シガラボ公式アカウントです。「豊かな滋賀の未来を共につくる」を理念に滋賀県の次世代リーダーの育成に取り組みます🔥🌱地域の実践者から学ぶ「滋賀キャンプ」、地域の希望に出逢う雑誌「SHIGAZINE」などを作っています。