謎はどっから作るのか

よしじゃあ謎解きイベント作ろう!

と意を決したはいいものの、
どこから作ればいいの?
という疑問が必ず湧き上がると思います。

これの答えは簡単です。

ラス謎から作る!です

でもこの答えは
忘れて作ることをオススメします…

ラス謎から作るは理想に過ぎない

すみません。
自分で出した答えを
いきなり否定してしまいました。

順を追って説明していきます。

「ラス謎から作る」が正解な理由

最初にラス謎ができた場合、
答えから逆算して
問題を作ることができます。

つまり、
ラス謎に必要な謎だけを
作ることができるってことなんです。

いやそれ普通じゃない?って
思われたかもしれません。
ですが、ラス謎から作らなかった場合

ラス謎で欲しいパーツ(伏線)になってくれない
ラス謎と矛盾してしまう

などという理由で
せっかく作った謎が
没になってしまうことが
山ほどあるんです。

作った謎がどんどん使えなくなっていくので
時間的なロスもありますし、
なにより精神的にキツいです…

ということで理想はやはり
ラス謎から作る!です。

ラス謎が最初にできているということは
ラス謎までに必要なパーツ(伏線)も
明確になっているはずです。

あとはそこにたどり着くまでの謎を作るだけなので
無駄なく謎を作っていくことができます。

「ラス謎から作る」が理想論である理由

じゃあラス謎から作ればいいじゃん!
って思うじゃないですか。
僕も思います。

なら何でやらないのか…

その答えはシンプルです。

「思いつかないから」

それだけです…

なので、もしあなたが
ラス謎から思いつくのなら
ラス謎を最初に作ってください。
そしてそのラス謎に必要なパーツをリスト化して
それをひとつづつ潰していくように
謎を作り上げてください…

でも僕は凡才です。
ラス謎から作ればいい!とわかっていても
ラス謎が思いつかないんです。

じゃあいつ思いつくのか?

これはですね…

作ってる途中に、なんとなく
こうしたらいいんじゃね…?
となります。

凡才感がすごいですね。

この感覚は、
例えばデザインに近いかもしれません。

街で見かけたポスターにたいして
(なんでこの色使ってるんだろう…)
(このフォント使うのダサいなあ…)
と思ったことありませんか?

そして同時に
(自分だったらこうするのに)
と思ったとします。

でもじゃあそのポスターを1から作れって言われたら?
正直めちゃくちゃ難しいと思います。

つまり
0から1にするのはとても難しいんですが、
100を101にするのは簡単、ということです。

謎解きの話に戻します。

ラス謎が思いつかないとき、
とりあえず全体の構成を考えたり、
小謎や中謎を作ったりしていきます。

そうすると何となく全体像が見えてきます。
ポスターの話で言うと30とか40くらいが
見えてくるような感覚ですね。

そうなってきて初めて
「あ、この案どう?」
みたいなのが出てきます。

そんな感じで出てきた
案のどれかを採用するわけです。

もちろん、その案は急遽採用されたもの。

最悪それまで作ってきたものは
全てやり直しになります。

ラス謎はゲーム中で一番偉い謎。

それ故に、突如思いついたラス謎様
全ての謎を従わせる他ないのです。

まとめ

ということで、
一度はラス謎から挑戦してみるのが
いいと思います。

でも一番の問題は完成しないこと。
しばらく悩んで何も思いつかなかったら
あとでやり直しになるかもなあ…
という思いをねじ伏せて
とりあえずできるところから始めていきましょう。

あと、
俺は毎回ラス謎から作るけど?
という謎製作者の方。
もしこの記事を読んだ中におられましたら、
僕にラス謎の作り方を教えてください。

何卒よろしくお願い申し上げます。

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