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自宅フリーランスのモチベアップなライフハック

2019年1月7日(月)、本日が仕事始めという方が多いのではないでしょうか。例に漏れずわたしも今日から仕事始めです。とはいえフリーランスなので会社や取引先と挨拶というようなことも特段なく(ていうか熱心なフリーランスならばここで出向くところだが…)むしろ年末何をどこまでやったのかを思い出すところからです。10日も開くともはや何も覚えていません。どうしょう。

さて、この年末年始体調を崩していた人がリアルでもSNSのタイムラインでも散見されました。例に漏れずわたしも体調崩しておりました。どうやらもれなくトレンドに乗っていくスタイル2019ですね。

年明けからインフルを疑う症状で、とにかく最寄りのセブンイレブンだけがライフラインでした。

昨日までそんなこんなで生死の境をさまよっていたものの、今朝になって平常運行できるまでに回復しているではないか。声は出ないけど。これぞ抜けない会社員魂よ。社会人の鏡。体調は休みに崩すもんだ。細胞レベルにまで刻み込まれた習慣および責任感にひとり震えるなど。

まあ、新年ですもんで、なにかしらやっぱり去年よりはパワーアップしたい。売り上げとか仕事の数とか種類とか規模とか、そういうのはまあ、置いといて(置いといたらアカンやつ…)、わたしの場合、まずは気分を上げることが何より最重要課題だと気づいた今日の午前なのです。以下、顛末。

緊張感をうまくいかしてボトムアップ

昨年1年間は、それまで割と毎日通勤していたシェアオフィスから自宅に軸を移して仕事をしていて、自分には通勤というのがそこそこ負担になることを発見した。自宅にいれば仕事の合間に洗濯も料理も掃除もできるし、それゆえ切り替えるのが難しいというのはありつつも、こまめなスイッチが気分転換になって大変良かった。一人暮らし10年だけどその10年間会社に張り付いてあんまり自宅にいない生活だったため単純に新鮮っていうのもあったし、そんなライフスタイルだったくせに根は“丁寧な暮らし厨”だったのもあってとにかく暮らしを楽しんだ。

しかし慣れは訪れる。打ち合わせなどがなければ起きて、ゆるいスウェットなんかで1日を過ごす(さすがに起きたら着替えるけど)。もちろん化粧もしない。スーパー行くのも素顔にキャップでOK。そんな日々に、ちょっと緊張感ないな〜と思い始めていたけど直視しないでいた。

元来の洋服好きなのに、外に出ないから適当な格好ばかり。それが物理的に楽でも、次第に精神的苦痛のようになっていたようだ。
身なりを整えるということが人間として文化的な行為なのだなと痛感する。いや、犬や猫でも毛づくろいするから、生き物にもともと備わった価値観なのか?とか思ったり。

1日家にいて、ユニクロの裏起毛のスウェットパンツとフリースのトップスで全身ユニクロでそのまま寝られるようなゆるい部屋着。寝癖もピンで挟むだけ。そんなマインドセットで意識高い仕事に向かえるかというとなかなか難しいもんです。いや、ユニクロは衣類界のインフラなので素晴らしいんだ。ユニクロが悪いんじゃない。ユニクロを生かすも殺すも、個人にかかっている。

そう、緊張感も、生かすも殺すも個人次第。
会社勤めのストレスは少なからずある人との摩擦などから発生する緊張感だったりするけど、あれがあるからやれてたことって本当に多かったんだとひとりになって思うこと多々。

あと、服装の乱れは心の乱れとかって中学の校長が朝礼で言ってたけどさ、あれってあながち間違ってない。乱れというのはそれが『意識的か無意識的か』というところに真髄がある気がする。だから短ラン長ランスカート長かったり短かったりっていうのは意識的にやっているのでよくって、むしろ何も考えず状況に流されるままに着ている方に問題があるんじゃないか。だってヤンキーはいつもめちゃくちゃ緊張感のある毎日な訳で…なんだか長くなりそうなのでここは割愛しますが、そんなわけで、ラクに流されてラクな格好をしていたら、どんどん意識も下がって行った気がする。


着るものひとつで意識が向上するというライフハック

年末くらいには洋服の断捨離をして『もうユニクロと無印の黒・白・グレーだけあればいい』とミニマリスト宣言をしたわたし。合理的に生きよう。今まで何度も断捨離を失敗していたけど、もう心底それでいいと思う。もう着るもの選ぶのとか疲れたし。そしてもういらないと判断した色とりどりな洋服たちをボカスカ袋に放り込んだ。部屋は随分スッキリした。スッキリした状態で、気分一新、来年はどうしていこうかな、なにがやりたいのかな、と考えたけど、全然湧いてこなかった。年末なんだからちゃんと年始の目標をたててやっていかなくちゃ、と焦りばかりが募っていた。

新年を迎えるのに、やりたいことがわからない。これからどうしていきたいのか。自分はなんのためにフリーランスでいるんだっけ?

それがラクに流されたメンタルが理由か否かはわからない。けれど、3日間風邪で寝込んで、新年から出鼻くじかれた感じで今朝起きて、体力と気力が充電された自分の最初の欲求は『カワイイ格好がしたいぞ!!』だった。
黒い服が着たくない!ウエストがゆるいボトムを履きたくない!と思った。まず、捨てるためのビニール袋から鮮やかな黄色のミモレ丈タイトスカートを引っ張り出した。これに合わせるには…オートミールのVネックざっくりニット。それも捨てるためにまとめていた袋から出した。着てみる。視覚的に一気に明るくなった!おお楽しい!

昨日はコンビニ行くのに、ユニクロの裏ボアの防風パンツ(いや〜最強だけどね!)とヒートテック2枚重ねてグレーのタートルとアウターに黒いダウンと足元はノースウェイスのヌプシ、キャップを目深にかぶってマスクしてという全身真っ黒かつ不審者でしかない出で立ちだったわたしと同じ人間かな?という春コーデが爆誕した。新春!もう春!
このところ寒さを恐れすぎていつもガンガンぶくぶくに着込んでたけど、綿カットソーにニット1枚だけどそんなに寒くないんだけど…なにを恐れていたんだろう?と拍子抜けした。そもそも、そんだけ着込んだってこんなひどい風邪を引くんだぜ…。

何より、明るい洋服を着たから、明るいメイクもしたくなって、ブラウンばかり減って残ってしまっていた、これまた断捨離対象だったピンクのシャドゥを塗ってみた。なにこれ春!!!なにこれ楽しい!!!似合ってるかどうかは置いといてとにかく気分が上がる。完全に用もないのに口紅まで引いてみる。これもちょっとピンクすぎるし捨てようかなと思ってたやつだ。ああ楽しい。女子でよかった!万歳。

わたしは忘れていた何かを取り戻した。新しい服を買って来たわけでもなく、捨てようとしていたいつかの服と化粧品で。ものすごく気持ちが上がっている。もっと色々な服を着たい!ワクワクしたい!

思い出した、わたしが洋服が好きな理由。
思い出した、わたしがデザインが好きな理由。
わたしはこのワクワクで、世界を埋め尽くしたいんだ!!!

(いきなり意識爆上がり)


今回の断捨離(未遂)は正解だったのか

そもそも捨てるはずの洋服がなぜあったのかというと、年末のゴミ収集が過ぎていたのと、選別してメルカリに出そうかな…というのもあって手放していなかったからなのですが。これも断捨離の観点から行けば、捨てられない人が陥りがちな失敗なのかもしれない。

確かにクローゼットから出しきって、スッキリはした。その時すでにユニクロの黒白グレーしか着てなかったから「今着ていないものは手放す」断捨離理論では正解。スッキリしたけど、そのスッキリがポジティブな未来に繋がらなかった。むしろなにか自分にとって大事なものも捨てようとしていたんじゃないかと思った。…ってこれ、捨てられない人のただの言い訳かな。

また、断捨離だ!と思う時がやってくる。必ずやってくる。まあ結構近いと思う。その時に、今回の発見はただの言い訳なのか、それとも自分のポリシーなのかどちらなのかが、もうちょっとはっきり見えてるといいなと思う。いまのところ、これが自分軸というものかなって、うっすら思っている。なぜなら今年やりたいことが、今は泉のように湧き出ているから…。

もしもサポートいただけましたら、私もまた他のどなたかをサポートしてサポートの数珠つなぎをしていく所存です!!