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業界未経験者が初めて社内勉強会を運営して気付いた3つのこと【前編】

はじめに

こんにちは。SHIFTでQAエンジニアとして日々奮闘中の松本です。

私は、昨年に第二新卒としてSHIFTに入社し、業界についてまだまだ知らないことだらけの中、てんやわんやと業務に取り組んでいます。

そんな中、“初級者向けスクラム社内勉強会”を運営する機会があり、気付いた3つのことがあるので、まとめていきたいと思います。 どんな運営でも共通している内容になっているので、この記事を読んで同じ未経験の方が「自分も運営やってみようかな…」と思ってもらえたら嬉しいです。

今回の前編では、まず2つについて書いていきます。

気付いたことその1:運営の参加の仕方は色んな方法があるってこと

陥りやすい…モヤモヤムード

今回の運営メンバーの中には、案件業務が忙しかったり、他勉強会の運営と掛持ちしていたりする方が多い状態でした。

業界未経験で入社した方だと、案件業務のことで手一杯になっているという方もいると思います。

何かしらの運営をしたことがある方は経験があるかもしれませんが、運営メンバーの状況にバラつきがある場合、次第に以下のような状態に陥っていきます…

  • 定例会議の時間になかなか参加できないメンバーが出てくる

  • 確認資料が期日までに見ることができないメンバーが出てくる

こうなると、比較的運営に参加できるメンバーは「あの人また参加できないの?」となるし、参加できないメンバーは「このままじゃ迷惑かけるだけだから運営抜けよう…」となってしまい、双方にとってモヤモヤとした苦しい状態になっていきます。

私が運営として参加したチーム内でも同じ状況になっていました。

抜け出せ!モヤモヤムード

そんなモヤモヤムードを脱却するため、運営メンバーの中でも時間を割ける人の役割と、あまり時間を割けない人の役割を分けて考えることにしました。

  • 時間を割けるメンバー:定例の参加、資料及びワークの作成、当日のワーク運営

  • 時間を割けないメンバー:作成資料の確認、当日の運営サポート

そもそもの役割を分けることで「あの人はやっていない」とか「自分はやれてない」といった感情を抱くことなく、運営として何をするのか期待値の認識を揃え、前向きに運営を進めていけるようになりました。

一言で「運営」と言っても、バランスが取れていれば参加スタイルは人によって様々あっても問題ないのです。

気付いたことその2:勉強会のスタンスを伝えるのが大事ってこと

提供できる価値は何だっけ?

今回の勉強会の元々のスタンスは、運営自身が学んできたことを参加者に展開して、初級者向けにスクラムの手法を伝えて理解してもらおうというものでした。

参加者を募る際にも、このスタンスであることは伝えていました。

運営メンバーもまだまだスクラム案件の経験が少ない中で、自分たちの学びを発信することで、まだスクラムについて知らない方々に興味を持ってもらう第一歩になれるようにしていきたかったのです。

ですが、運営準備を進める中で「正しいこと伝えなきゃいけない…!」「自分達で良いワークを用意しなければ…!」と気負うようになってしまい、それが運営メンバーにとって負担となっていました。

自分達にも引き続き成長が必要なのにも関わらず、ハードルの高い提供価値を追い求めている状態になっていました。

改めて参加者に伝えよう

運営メンバーで話し合い、改めて参加者の皆さんに以下スタンスを伝え、それでも参加して頂けるかというアンケートを取りました。

「投影している資料やワーク内容は有識者の方々にフィードバックを貰いながら作成しており、運営メンバーも参加者の皆さんと一緒に成長していけるようコンテンツを考え、運営していきたいと考えています。」

こう発信し参加意思のアンケートを行ったことで、その上で参加してくれる皆さんと、改善点等も積極的に共有してもらいながら「運営も共に成長していく」勉強会を運営できるようになっていきました。

運営と参加者が同意して進められているのであれば、勉強会の形は多様ということです。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

前編はここまでになりますが、「気付いたことその3:勉強会で一番勉強するのは運営側ってこと」については、【後編】にて続きを書いていきますので是非ご確認ください。

よろしくお願いいたします!


執筆者プロフィール:松本夏穂
新卒で人材会社に入社し営業として従事。2021年にSHIFTに第二新卒で入社。そのタイミングで関西から上京し、大都会東京での生活に揉まれている。現在は、QAリードとしての成長や、スクラムの知識を取得できるよう日々精進中。

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