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業務系システムPLが、ゲーム業界QAとして異世界転移した話

はじめまして! QAコンサルタントの まとぴゅ です。

官公庁業務システムの開発/運用/保守にPL(プロジェクトリーダー)として携わったのち、縁あってSHIFTに入社。現在はQAコンサルタントとしてゲーム会社様向けの品質向上提案を行っています。
本連載では、ゲームの開発現場とテストについて、非ゲームエンジニア視点でご紹介します。

♡あらすじ♡

図1

非ゲームエンジニアの まとぴゅ は変化のない毎日に退屈し、転職魔法陣 - 職 務 経 歴 書 <テレポート・ジョブ> - を展開した。無事にシステム業界からゲーム業界への転移を果たした彼女だったが、初めてのゲーム業界はキラキラとした別世界。不安でいっぱいのなか、同郷の先輩から「この世界は、まとぴゅの住んでいた世界とは時間軸が大きく違うよ」と忠告されて・・・・・!?
―――果たして、どこにでもいる普通のトマトは、この世界を生き抜くことができるのか!?!?

最初の試練は○○○○感?!

「この世界は、まとぴゅの住んでいた世界とは時間軸が大きく違うよ」

ソーシャルゲームの開発現場に入って1週間。先輩からの忠告を思い出す。

そう、真っ先に実感したのは “スピード感の違い” 。業務システムの運用案件では年単位で動いていたプロジェクトも、ソーシャルゲームの運用案件では週単位で状況が目まぐるしく切り替わる。更にそのテスト工程とあれば、かなり短期間に集中して業務をこなす必要があるのだ。

◎ 元いた世界のガントチャート(例:運用案件の場合)

図7

◎ この世界のガントチャート(例:運用案件の場合) ※テスト工程のみ

図8

昨年リリースされたゲームも翌年末にはサービス終了する時代。月に2~4回はイベントがあり、ガチャの内容も都度変わる。それを開発している人もいれば、テストをする人もいる。これまで「イベント」という概念がなかった私にとって、非常に新鮮なことだった。

また、もうひとつ驚いたのは業務上のやり取りがほぼ全て “チャット” で完結すること。
10名以上所属するチームの通知は下手すると1日1,000件にものぼり、少し目を離した隙にメンションが流れる。飛び交うネットスラング。かつて夜な夜なオープンチャットに張り付いていた日課を、仕事に活かせる日が来るとは。

このスピードと文化に慣れるまでは、もう少し時間がかかりそうだ。

つづく

図6

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執筆者プロフィール:渡邊 綾乃
株式会社SHIFT エンターテインメントビジネスユニット所属
ユーザ系システム子会社にて、官公庁向け業務システムの開発/運用保守業務に従事。2019年、SHIFTに入社。QAコンサルタントとしてゲーム会社様向けの品質向上提案を行っている。

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