【過去の社内メッセージより】感受性が高い所に、感動ポイントを
2010年より、SHIFTの社内向けブログにさまざまなメッセージを書いてきました。そのメッセージをより多くの方たちに読んでいただきたいと、noteに転載したいと思います。
(SHIFTの社内向けブログ2014年7月2日)
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昨日は、本当に面白い人と会食しました。その人は、ある競技型バラエティー番組の肉選手権で優勝した人なんですが、味の7~8割は、香りなんだそうです。
つまり、その選手権に出場する人たちは、その肉が何かを見極めるのに、脂の香りを嗅ぐと。
結局、優勝するかどうかは、肉の脂フレーバーがわかるかどうかだと。
最近、とある人にも、なぜチャーハンが美味しいかというと、脂成分に醤油が乗って、それが口に入ると醤油フレーバーが開くので美味しく感じると言われました。
みなさんがお好きなラーメンも、脂をあえて入れますよね。
つまり、脂が美味しさを運んでくれる。このITとかものづくりとかやっていると、異業種からのインプットがどれほどのインスパイアを与えてくれるか。本当に勉強になる。
そのお肉の巨匠は多趣味で、バレエやホテルにも造詣が深かった。
世界中のホテルで、歴史を変えたのは、香港のホテル王らしいです。その人が言っていたのは、3つのBだと。
・Bed(ベッド)
・Bath(バス)
・Breakfast(ブレークファースト)
人間がもっとも感受性の高くなるところに感動要素を盛り込むことがホテルのサービスなんだと。特に、旧来の欧米のバスは、汚れを洗い流すという場所からリラクゼーションの場所に変えたというのが、このホテル王の偉業らしいです。
そうですね、バスルームはまだまだ改革の余地ありですが、概念は理解できます。いまはスパが主流だから。
「感受性が高いところに、感動ポイントを」
よい学びの会食でした。
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