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短歌 2023年4月自選五首

お立ち寄り頂きありがとうございます。
最近のTwitterでは、ほぼほぼ短歌を呟いています。4月は沢山詠めました。出来はまだまだですが、短歌がとても楽しい一か月でした。
上旬に、ネット上で毎日歌会が開かれている「うたの日」に投稿させて頂くようになって、お題にこたえて毎日参加しました。TwitterのRIUM様のお題でも沢山詠みました。あと、ネットプリントのためにも詠んでみたりしていました。

そんなわけで沢山できた短歌の中から、4月の自選五首をまとめます。
(ネットプリント「青と水色の歌」に掲載したものは、何となく外しました。もしプリントして下さっている方、その五首目と六首目を以下の五首に加えると、4月の自選七首となります)

それでは参ります。

抵抗もなく入ったフォークの先のチーズケーキに寄り添われている

ゆっくりと流れるように夜はとけて太陽を待つ空の香りを(うたの日「流」)

菓子パンに栄養は無いと言うけれど心にとけ込む何かがあって

住む人の絶えて久しい家にまた忘れ形見の大輪の薔薇ばら

とめどなく流るる涙が花びらであるなら一面の花筏はないかだ


以上が自選五首です。

5月中に時間があれば、スイーツの短歌をまとめたネットプリントを出してみたいなと、自己満足のために思っておりまして、一首目はそこに組み込まれることになる予定です(未定です)。
二首目は何だかこういう雰囲気が好きです。
三首目は実感からです。Twitterでも思いのほか反応を頂けました。
四首目はご近所さんのところの実景です。
五首目は、ライラック杯に参加したもので、つる先生に褒めて頂く企画にも参加させて頂いて、暖かいお褒めのお言葉ににこにこしました。お気に入りです。
(ネットプリント「青と水色の歌」をお持ちの方へ、それの五首目は雰囲気がお気に入りで、六首目は決意です)

実は「佐竹紫円」というこの名前は、最初は俳号として考えたものでした。夏井先生のご著書に、「初心者こそ俳号を」といったことが書かれていたので、それで考えました。今はすっかり短歌がメインになってきている気がします。俳句と短歌どちらも、そしてそれ以外のことも、色々楽しみながら続けていきたいと思います。

というわけで、4月の自選五首と、その解説とまでは言わないコメントでした。
お読み頂き、どうもありがとうございました。

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