3年ぶりの月例会
10月14日の土曜日の午前中、福祉センターで3年ぶりの月例会を開きました。
やすらぎの月例会は、講師を招いて研修を受けたり支援員が抱える課題を話し合ったりする貴重な情報共有の場です。
久しぶりの月例会では顧問の弁護士に「成年後見制度の最近の流れ」についてお話いただき、20名ほどの会員が熱心に耳を傾けました。
施行以来20年以上が経過した成年後見制度は、民法の改正も視野に改革が進められようとしています。
改革の内容は、現場で活動している立場から納得できることもあれば、えっ?と思うこともありましたが、分かりにくかった「身上監護」という用語が「身上保護」に改められ、「尊厳のある本人らしい生活を継続するための成年後見制度の運用改善」を目指し、「市民後見人と法人後見」を積極的に活用しようという流れになってきたことは、NPO法人として市民目線で後見活動をしてきたやすらぎのあり方を後押ししてくれているように思いました。
一方で、現場で走り回っているとつい見えなくなっている成年後見制度の問題点や変化をしっかり勉強することの大切さをあらためて感じた月例会でした。(Y)