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この夏日本へ本当に帰国できるの?出発72時間前PCR検査

本当は帰国する前に書いておこうと思ってましたが、出発直前はバタバタと、旅行中もバタバタになってしまいました。精神的にも書く余裕なんて全くありません。戻ってきて1週間が経ってしまいました。

今回の帰国ですが、4月ごろ(入国直後の隔離期間が更新された頃かな)に検討した後、一度諦めました。なぜって入国検査が依然として厳しすぎてバカバカしいと呆れてしまったからです。でも1ヶ月後にやはり諦めきれずに思い直して計画立て直しを実行したわけなんですけど。。。

一番引っかかった点は、出発72時間前コロナ陰性証明を提出する義務があることですね。さらにファストトラックやら怪しげな名前のついてるアプリも使用しないといけません。

この出発72時間前コロナ陰性証明の提出義務、一体いつまで続くのでしょうか?今回は大きなギャンブルをしたな、と自分でも思います。

もし検査の結果陽性であった場合。私は職場の都合で日程変更は難しく、この夏の旅行自体をキャンセルしないといけない状況でした。

購入したエアカナダのチケットは一回まで無料で日にちを変えることができる条件付き。ただ、日にちを変えた際に出る差額は自分持ちというリスク。また、エアカナダの誰かと電話で話したいと思ったら、最低45分は待たされるというリスク。

私の実家は札幌なので、国内のチケットは自分で別に手配しました。ピーチとスカイマーク。もしキャンセルする場合、手間という自分の時間とキャンセル料が発生するリスク。

出発前コロナ感染検査は一人$100。娘と二人で$200。飛行機代で既に$5000くらいかかった上に更なる出費です。本当に帰国する価値あるのかと、随分と自分の判断を疑ったのは確かです。

そしていよいよドキドキ検査の時が来たのです。

朝9時、地下鉄に乗って検査クリニックへ行きました。私たちは唾液サンプルを選択。これは簡単でした。家に戻り、ちょっと荷造りなんかも始めながら、結果のメールを待ちます。3時くらいにメールが来ました。

私=陰性(レポートと正式な証明書付き)

娘=equivocal (レポートのみ)

?

血の気が引きました。。。

メールには、「同じサンプルを使って再度精密検査に通します。クリニックへ来る必要はありません。」と書いてありました。

私は狂ったように「equivocal」ってどういう意味よ?とググります。

陰性とも陽性とも判断がつかない場合に使われる表現らしいです、が、どちらかというと陽性の場合が多いらしい。。。

なんて面倒なこと!これからキャンセルのために連絡を入れないといけないところや人などが頭の中に溢れます。やっぱりこんなハイリスク旅行なんて計画しなきゃよかったと自分を呪いました。

待つこと地獄の1時間。再度メールが来ました。。。

娘=陰性(正式な証明書付き)

ここは、よかった〜と喜ぶべき場面ではありますが、それ以上に腹が立ちました。中途半端な結果をわざわざ知らせてくれなくてよかった。白か黒かはっきりした時点で、最終結果だけ教えてくれれば済んだことではないかしら?

でもまあ、これでやっと一安心。ようやっと荷造りを本格的に始めることが出来ましたし、日本で会いたかった人たちにも連絡入れれました。めでたしめでたし。

でも、よく考えてみて下さい。この検査の意味って本当にあるのでしょうか?検査後から入国までの間、短い期間ではありますが、その間に感染する可能性もゼロではないですし。。。

さらにちょっとイラッときたこと。私たちが入国するつい3週間くらい前までは、ワクチンを3回打ってることを条件として隔離期間がゼロとなってました。なので、私も娘も3回打ったのです。でも私たちが入国する頃にはその条件は無くなってました。各国の感染者数状態によってのみ隔離期間が指定されてました。

3回目は秋くらいでも良いかな〜なんて思ってたので、予定が狂ってしまいました。

この陰性証明提出義務がある限り、日本人の方の海外旅行もしづらいですよね。

私たちはいつまでコロナに振り回され続けるのでしょうか。。。












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