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【0から学んで絶対合格!人生が変わる技術士塾】【第5回】技術士二次試験の出願準備

こんにちは。シブヤ塾です。

今日は、技術士二次試験の出願について解説します。ここまでたどり着いたら技術士の仲間入りの第一歩です。さらに一発合格に向けたノウハウも大公開!!!それでは行きましょう!!

■出願について

出願に必要な書類は日本技術士会のホームページからダウンロードできます。そこで早速ノウハウを伝授!

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                   引用:日本技術士会ホームページ

ノウハウ① 受験申込案内はスミからスミまで全部読む!

「え?どこがノウハウ?こっちは時間無いのにふざけるなよ!」と思われてます?実は、これこそが一発合格に直結していきます。

理由を説明します。受験申込案内は、かなり多いページ数がありますが、受験にあたって必要なことがもれなく書かれています。つまり、試験の作成者が受験するにあたって、「これは知っておいてください。これを読んでてくれれば、技術士試験のしくみを知ってくれるため、技術士にふさわしくなってくれます。」ということなんです。受験申込案内は公開されはじめた日にダウンロードしてもれなく読みましょう。私も全ページ読みました。読んではじめて気が付きました。すでに、自分が受験する技術士試験について、くわしくなっています。当事者意識も芽生え、落ちたくないと思います。また、出願にあたって上長に承認をもらうことになりますが、上長からの「これ、どんな試験?」「いつあるの?」といった質問に即答。信用につながっていきます。案外、ショートカットせず、正しいことを正しくやる。それが大切。1時間もあれば、全部読めます。それをしないと、必要な書類の準備(読んでいないと書類が全部そろわない。忘れてしまう。)だとか、上長への説明などであっという間に1時間以上をムダにしていきます。そういうものです。

案外、誰も読まないんです。本当に誰も全て読みません。結局、自分が受験する技術士試験を自分が知らないまま受験するんです。ナゾ。ナゾ。ナゾ。受験案内を全部読んだ時点で、おそらく他の受験者をはるかにリードしていきます。


ノウハウ② 実施大綱はスミからスミまで全部読む!

「え?さらに時間かけろって!?」と思われてます?実は、これも一発合格に直結していきます。理由をお伝えします。

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              引用:令和二年度技術士第二次試験実施大綱

まず、質問ですが、技術士対策にあたって、どんな問題が出るのかご存知でしょうか?筆記試験はたくさんの入試問題のような問題のヤマを解くと思っていませんか?令和元年度から筆記試験は小論文の試験に変更になっていますよ。

この時点で、知っていると知らないで勉強にかける時間配分ですでに差が付きます。思いこみが一番こわい。傾向と対策は「まず、挑む相手をよく知るところから」。大切なことなんです。

さらに続けます。「実施大綱」も全て読む意味が分かるようになります。

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              引用:令和二年度技術士第二次試験実施大綱

まず、これです。筆記試験方法について書かれています。まず、総合技術監理以外は「記述式」と書かれています。この時点で見落とす人が続出。誰も教えてくれませんよ。また、必須科目、選択科目について、内容と解答時間が書かれています。時間配分の作戦を立てましょう。最初から時間を意識して勉強しましょう。直前まで確認しない人がここでも続出。直前であせる必要はまったく無いんです。

さらに続けると、必須科目と選択科目で問われる内容が違います。これを教えてしまうと、小論文で解答する内容を教えてしまうようなものですが。。。やばい!やっぱり一発合格へ一直線!

I 必須科目は専門知識、応用能力、問題解決能力、課題遂行能力

II 選択科目は専門知識、応用能力

III 選択科目は問題解決能力、課題遂行能力

「はて、何のことやら。」と思われたと思います。小論文の具体的な書き方は別の回で解説します。ここでは、「必須科目、選択科目で記述する内容は、求められていることを書く!」を覚えておいてください。答えを言ってしまうと、例えば、II 選択科目で問題解決や課題遂行について書いても0点です。III 選択科目で応用能力をアピールしても0点。

小論文の勉強をすると分かりますが、自分が書きたいこと、知っていることを書いたところで、知っていることのひけらかしになるどころか、大事なポイントをはずしまくって意味不明。いやいや、それを書いてほしいんじゃないんだよ。と、なります。加点ポイントが無く、この人は分かってないな。勉強不足。と、なって終わりです。「それでは、また来年、がんばりましょう」となって、チーン。最悪ですよね。1年間やり直し。職場では、「受験したけど落ちたらしいよ」とか言われて何か残念。

このブログを読んでくださった方にはそのようになってほしくない。ということで極意を書きました。

続けます。

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              引用:令和二年度技術士第二次試験実施大綱

これもまた、読まない人続出。なんで~???

もう、口頭試験で聞かれることが書いてある。聞かれることが書いてあるのに、どんなこと聞かれるんだろうと不安になっている人いませんか?書いてあるのに。口頭試験は筆記試験合格者が最後のトリデとして受けます。最後の最後で落とされると、また翌年にイチからやり直し。筆記試験から再びスタートです。オワコン!ちなみに、私は口頭試験も最高評価でした。すみません、自慢のようで。。。しかし、これは決して自慢ではなくて、「書いてあること、つまり問われることに適切に答えることができた」結果なんです。

コミュニケーションの取り方とリーダーシップのスタイル、評価に対する姿勢やマネジメントに工夫したこと、技術者倫理(3義務2責務)と今後どのような継続研鑽(勉強しつづけること)をするのか。

これを答えることが大切なので、このことについて対策しましょう。分からずに対策する人は不安と緊張になやみながら、たくさんの時間をかけて、あれこれやります。さらに、最後の最後に、聞かれてもいないことをひたすら話して、点数がつきません。ここまでの努力が水の泡。「また来年、受験申込からはじめましょう。」と、なってしまうんです。このブログを読んでくださった方は、一発合格に直結する内容を勉強、対策しましょう。

この時点で、さらに周囲に差をつけていきます。勉強時間の効率、必要書類準備の効率がはるかによくなり、2時間かけて読んでも、のちのち何倍にもなってその時間が返ってきます。それくらい、「挑む相手をよく知ること」は大切。

今回は出願にあたっての準備についてお伝えしました。だまされたと思って、スミからスミまでよく読んでみてください。受験案内で書かれている書類を期限内ですぐにそろえる!実施大綱に書かれていることが試験に出る!その対策をする。一発合格に直結しているイメージを持っていただけたでしょうか?挑む相手を知らず、勉強したところで、本当に時間がかかる、範囲があまりにも多くて、そのまま絶望していきます。今回のノウハウ通りにやると、間違いなく一発合格に直結します。私は、それで本当にいそがしかった業務の合間の短い期間で要点をおさえて勉強できたので、努力の効率が良かったため、合格できたのだと、思っています。

あーあ、一発合格に向けたノウハウを話してしまった。実は有料級では?とか思ってしまいました。今回の内容をやっているかいないかで、これからの勉強時間が本当に違ってきます。問われるポイントをはずした勉強を長時間やってしまうからです。

次回は、出願書類の書き方について解説します。

それでは、また。

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