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開催まで2か月!『シブヤガワ映画祭』の発起人に聞いてみた①

みなさん、こんにちは。
シブヤ大学映画祭部のクミです。

気づけばもう8月となりました。。

10月の開催に向けて各チームでピッチを上げながら活動中です。

さて今回は、『シブヤ大学映画祭部』の発起人の一人である、我らの笠原部長から映画祭への想いを伺いました。

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【シブヤ大学映画祭部 笠原さん】

みなさん、はじめまして、こんにちは!
シブヤ大学映画祭部の笠原です。
さて、今日は私から“映画祭への想い”について少しお話させていただきます。

私は映画祭部の発起人の一人ということもあって、「そもそも、なぜ、映画祭をやるのですか?」とよく質問をいただきます。なので、一念発起した私個人の“そもそも論”から。

私が映画祭をはじめた目的は、「自分自身が、1年間で観る映画の数をもっと増やしたい。知識や教養、感性をもっと身につけるためにもっと観たい、と思える状況を自分から作り出したい」という想いからでした。

10〜20代のころは、それこそたくさん観ていました。
(ただいまアラフォー38歳)

ただ、最近はめっきりです。優先順位の下り方がハンパないです。

ただし、音楽は聴きます。読書もします。多少の前後はあるものの、音楽や読書の数が大きく変化はしていません。映画そのものが嫌いになったわけでもありません。むしろ、一番好きです。サイコーに大好きです。では、なぜ、私は「映画」だけ敬遠しているのか?


突然ですが、質問です。

みなさん、今年になって「映画」を何本観られましたか? 映画館でもいいし、テレビやDVD、パソコン、スマホでもなんでもOKです。

ある調査結果では、

「半年に1回以下(もしくは0回)」と答えたが全体の50%、

「1ヶ月に1回以上」と答えた人が31%、

という数字が出ています。
(ライフメディア リサーチバンク2014年調べ)

つまり、半数以上の人が「年0〜2回」、1/3の人が「年に12回以上」となるわけですが、この比率はここ数年変わらないので、およそ“近年の映画観賞の傾向”と言える数値です。で、私は、この結果から映画を「よく観る人と、あまり観ない人の差が激しい」と受け取っています。

“激しい!”と伝えるために、質問を変えます。

みなさん、今年になって「音楽」を何曲聴きしたか? ライブやフェスでもいいし、テレビやCD、パソコン、スマホでもなんでもOK!

適当な調査数字が見つけられませんでしたが、きっと映画の数との差は歴然だろうと予想されます。だとすると、なぜでしょう? なぜ、音楽に触れる機会は多いけど、映画は極端に少ないのでしょうか?

鑑賞時間が長いから?

手軽に見られないから?

情報量多いから?

ちなみに、類に埋もれず、映画に触れる昨今の環境も大きく変化し、音楽と同様に、映画館だけじゃなく、パソコンやテレビ、タブレット、スマホにいたるまで“観賞できるモノ(デバイス)”は相当数あるし、オンデマンドやストリーミングで考えれば、世界中の映画が何十万本と観られます(本数は勝手な妄想数)。

そして、よもや“著しい活字離れ”と言われる「読書」にも「映画観賞」は数で負けている気配もあります。「1ヶ月の読書冊数は?」を社会人へアンケートしたところ、平均「2.58冊」。年平均だと「約31冊」なのだそうです。(フレッシャーズ 2015年調べ)

惨敗です。


さて、話があちこちへいき、すみません。

私は、音楽や書籍よりも、映画が好きです。
それは、映画にはすべてが入っていると思うからです。

音楽もコトバも、哲学も、社会課題も、事実と真実も、人のエゴも、すべてが内包されて、上手に編集されて、ものがたりになっているからです。
にもかからず、“なにか”が理由で映画を敬遠しています。

でも、きっとそれは時間だったり、タイミングだったり、気分だったり、実は大した理由ではないのです。

だから、その“なにか”を見つけ出し、取り払うために映画祭をはじめました。

そして、もし「あまり映画を見ない50%の人」の中に、私と同じ気分の人がいるのだとすれば、もしかしたら“なにか”取り払うことで、映画を観たくなる気持ちを醸成できるのかもしれない、と思ったのでした。

いつでも、どこでも、もっと気軽に、もっと手軽に、映画を楽しみたい。

スマホに入った1曲を、気分に合わせてなにげなくかけるように。読みかけの本を、ふと思い出して、読み始めるように。自由に、気ままに、映画に触れられる機会を増やすきっかけをつくるために。

そんな映画祭を目指しています。

なお、シブヤガワ映画祭は、コンペティション作品が多数観賞できたり、地域の活性化に役立つようなプログラムが組まれたりする映画祭ではありません。そのため、もしかするとみなさんのご期待に沿えるような映画祭になっていないかもしれません。

ただ、数十名の映画祭メンバーが1年以上もかけて、何度も何度も「これまでとはまったく違う映画の楽しみ方はどんなことだろうか?」を追求した結晶が詰まっていることは間違いありません。

ぜひ、本祭にはお越しください。

とある祝日に、ふらっと、ちらっと、音楽を聴くように、本をひらけるように。

シブヤ大学映画祭部 部長 笠原憲

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笠原さんの熱量、みなさんに届いたでしょうか。

こんな想いから発展してきた『シブヤガワ映画祭』です。

これからも応援宜しくお願い致します!


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