【パーソナリティ】
柳瀬博一さん（東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授）

【ゲスト】
山本貴光さん（文筆家、ゲーム作家、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授）
https://yakumoizuru.hatenadiary.jp/entry/profile

（Web会議システムを使用したリモート収録でお送りしました）

本日のゲストは、柳瀬さんの同僚でもある山本貴光さんです。
山本さんはこの度、『本の雑誌』に続けていた連載の書籍化第二弾『マルジナリアでつかまえて２　世界でひとつの本になるの巻』を出版されました。

さて、「マルジナリア」とは？
この言葉にピンとくる方は少ないのではないでしょうか。
本のページの余白を英語でマージン（margin）と言いますが、そこに書き込まれたものを指すのだそうです。

買ってきた古本に書き込みがあったらガッカリしそうなものですが、山本さんはそこに着目、新品の本には無い愉しみを見出します。

番組では、古今東西、著名人から古書店で偶然入手した名も知らぬ誰かのものまで、山本さんがこれまで見つけてきた面白い「マルジナリア」のお話、そこから浮かび上がってくる「読み手」の姿、魔改造系「マルジナリア」のお話、「マルジナリア」から始まる次の創作、山本さんご自身の本の読み方、さらには柳瀬さんの「マルジナリア」体験など、本好きのお二人ならではのお話をお聞かせいただきました。

「マルジナリア」は読書体験をより深めてくれるようです。
皆さんも今度はペンを片手に本を読んでみてはいかがでしょうか。

📖山本貴光 著『マルジナリアでつかまえて２　世界でひとつの本になるの巻』（本の雑誌社）
https://www.webdoku.jp/kanko/page/9784860114688.html


※冒頭で柳瀬さんがご案内した三浦半島「小網代の森」の「ホタル観察」のための夜間解放は、今週末（6月3日（金）〜6月5日（日））も開催されます。
注意事項など詳細はこちらから
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/d2t/kankyo/koajirohotaru.html


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📖柳瀬さんの著書『国道16号線：「日本」を創った道』（新潮社）
https://www.shinchosha.co.jp/book/353771/

（note編集：清水）