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2023年振り返り:12/2(土)「最も記憶に残る瞬間」

note124日目。
今日は「2023年の最も記憶に残る瞬間」

2023年はたくさんのことを経験したので、記憶に残る瞬間が多くある。
その中の一番を決めるのは難しいが、選ぶのであれば湖に落ちたことかもしれない。

それは今年はじめのこと。
夏になると、湖や海に水上のアスレチックパークが設置される。

その日は、たまたまランチをした横の湖で、アスレチックパークが開かれていた。
それをみた子どもたちが行きたいと言ったのだが、水着などを持ち合わせてなかったので、最初は諦めるように伝えた。

しかし天気予報をみると翌日からは雨マーク。
タイミングを逃しては行けないと思い、一度帰宅して再び湖に戻った。

私は湖に入るつもりはなかったのだが、下の子には同伴が必要だと言われ、渋々ウォーターアスレチックパークに入った。

水に浮かぶ遊具(というより、通路)は滑りやすく、思ったよりバランスをとるのが難しかった。
慎重に歩いて、次の浮き具に移ろうとしたその時、後ろから大きな女性が滑り、スライディングしてきた。
玉突き事故のように、私も滑って転び、そのまま湖に落ちた。

自分でも何が起きたのか、一瞬わからなかった。

自ら飛び込もうとせずに、水の中に落ちるなんていつ以来だろうか。

水から上がろうとするも、遊具は滑ってなかなかあがれない。
必死にあがろうと苦戦している私の横を黒鳥が優雅に通り過ぎていった。

上がろうとしては滑ってまた水に戻るを繰り返す自分の姿に、我ながら笑いが止まらなかった。
遊具の上にいた子どもたちも爆笑。

そして、息子が冷静に言った。
「ママ、あそこに上がる階段あるよ」

更に笑いが止まらなくなった。

そんなギャグみたいなことがあるだろうか?

たしかに遊具に上がるための階段のようなものが設置されていた。
そこまで泳いで、やっと水から上がることが出来た。

普段、こういったアスレチックに足を踏み入れることがない私にとって、この日の体験はかなり衝撃的だった。

こんな風に不意に湖に落ちることなんて、人生でそうないだろうし、更にはその湖には黒鳥がいて、自分の目の前を黒鳥が通りすぎることもないだろう。

少し前のnoteにも書いたが、私の目指す姿は白鳥だ。
黒鳥ではあるが、自分が目指す姿のものが、もがいている自分の前を優雅に通り過ぎる。

悲しさのような、なんとも言えない気持ちにもなった。

そして、あの水に落ちた瞬間、私は何か今まで握りしめていたものを手放した思う。

バシャっと落ちたと同時に、私の手から離れていった。

その時は何かわからなかったが、今ならそれが何かわかる。

今の私は、あの時の不意の手放しによってここまで進んできたから。

もう一度経験はしたくないけれど、私の人生を前に進めてくれた出来事だ。


2023年の振り返りタイトル(案)

12/1(金): 2023年の自己発見の旅
12/2(土):2023年の最も記憶に残る瞬間
12/3(日):2023年のキャリアの節目
12/4(月):2023年の個人的成長と挑戦
12/5(火):2023年の健康とウェルネスの進化
12/6(水):視点を変えた2023年の本
12/7(木):2023年の旅行体験
12/8(金):2023年の家族と人間関係
12/9(土):2023年の財務目標と成果
12/10(日):2023年の創造的プロジェクトとインスピレーション
12/11(月):2023年に学んだ困難からの教訓
12/12(火):2023年のテクノロジーの進歩とその影響
12/13(水):2023年のお気に入りの映画とシリーズ
12/14(木):2023年の料理冒険
12/15(金):心を動かした2023年の音楽
12/16(土):2023年のスポーツの瞬間
12/17(日):2023年のファッションとスタイルの進化
12/18(月):2023年の環境意識
12/19(火):2023年のボランティアと社会貢献
12/20(水)2023年に学んだ新しいスキル
12/21(木):2023年の芸術的発見
12/22(金):2023年のワークライフバランス
12/23(土):2023年のメンタルヘルスの旅
12/24(日):2023年の精神的洞察
12/25(月):2023年の社会的ダイナミクスと友情
12/26(火):2023年の趣味と余暇活動
12/27(水):2023年の予想外のサプライズ
12/28(木):2023年のプロフェッショナルネットワーキングとコネクション
12/29(金):2023年の個人的な成果
12/30(土):来年への抱負

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