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「人間は自主的に貯蓄できない」マネーフォワードのユーザーから学びたい資産づくりの極意

マネーフォワード取締役兼Fintech研究所長の瀧俊雄さんとの対談・後編が公開されました。

対談してみて最も意外だったのは、瀧さんも私も当初は起業するつもりはなかったということです。私たちを起業に駆り立てたのは「貯蓄から投資へ」を日本で実現しないと手遅れになる、という使命感(ミッション)でした。

今回の瀧さんとの対談の後編のテーマは、なぜ日本で資産運用が普及してこなかったのか、そして足元では何が起こっているのかです。

政策的に社会保障制度を充実させてこなかった米国では、社会全体に、老後に向けた危機感があります。それに対して、年金受給世代が困っていない日本では、働く世代が危機感を持ちにくい側面もあります。

その一方で、マネーフォワードの資産運用イベントには、若い世代の方がたくさん集まり、熱気にあふれています。私たちが手掛けるロボアドバイザー「WealthNavi」でも、資産運用が初めての方や女性のお客様が急速に増えています。

それらはまだ萌芽に過ぎないのかもしれません。しかし、将来に備えてお金と向き合おうという機運が、今日の日本で着実に高まりつつあると感じます。


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