#722 役に立つ、意味がある 58 柴田優太 2024年8月3日 17:07 皆さんもご存知の通り、C VS(コンビニエンスストア)の棚は極めて厳密に管理されており、商品を棚に置いてもらうことは簡単なことではありません。だからハサミやホチキスなどの文房具はほとんど 1種類しか置かれていません。しかし、それで顧客が文句を言うことはありません。一方で、そのように厳しい棚管理がなされている C VSにおいて、1品目で 200種類以上取り揃えられている商品があるのですが、なんだかわかりますか?タバコです。ハサミやホチキスは 1種類しか置かれていない一方で、タバコは 200種類以上が置かれている。なぜそういうことが起きるのかというと、タバコは「役に立たないけど、意味がある」からです。ある銘柄が持つ固有のストーリーや意味は他の銘柄では代替できません。マールボロを愛飲している人にとってマールボロという銘柄は代替不可能ですし、セブンスターを愛飲している人にとってセブンスターという銘柄は代替不可能なのです。物やサービスが溢れかえっているとても便利な社会において、役に立つとは何だろか?役に立つはNo.1しか価値がない。業界で7番目に切れる包丁を誰が使うだろうか?役に立つで勝負すると、ほぼ負けが確定してまう。これからは意味の時代だ。意味とは何だ?意味とはそれをする理由。使う理由だ。そして、そこには必ずストーリーがある。ストーリーを持っているものが強い。社会から求められていることが大きく変わってきている。教育の在り方も見直さないと、子どもたちが不幸になってしまう。 ダウンロード copy #教育 #学校 #社会 #意味 #ストーリー 58 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート