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毎日幸せを届けるために・幸せに生きるために〜転職報告と振り返りと新年の抱負〜

新年あけましておめでとうございます。
人生いろいろなタイミングというものがありますが新年を迎えると否応にも節目と言うものを考えさせられます。

この人生の節目に、来る新しい一年に思いを馳せ、noteやらFacebookのフィードに2019年の振り返りや、新年の目標を載せる方も多いのではないでしょうか。僕もその一人です。

今回は自分の仕事に関して大きな節目を迎えたので、本業の話を軸に初めてのnoteというものを書いてみます。

結論からお話しすると新卒でエンジニアとして入った会社を9ヶ月で退職し、2020年1月からクラシルを運営する株式会社delyにてクラシルのディレクターとして働くことになりました。
新年のご報告に合わせて、2020年やりたいこと、転職の話や本当にきつかった2019年を振り返り、文章に残しておこうと思います。

稚拙で冗長な文章かと思いますが、正月の暇な時間にお読みくださいませ。

どんな人に読んで欲しいのか、読者として想定している人は

・僕が個人的にお世話になっている皆様。
・就職活動中の方・転職活動中の方、検討中の方
・また自分の進む道がわからなくなった未来の自分

(個人的にお世話になっている方に届けるだけならFacebookで事足りると思いますが、経験を発信するべくnoteという手段を取ったので同じ境遇の人の少しでもお役に立てればと思います。)

さて、このnoteを通して伝えたいこと

・新卒で入った会社を9ヶ月で辞めた理由。
・人生を諦めそうになった僕の心を支えてくれたラブグラフへの感謝
・なぜdelyに入社したのか
・就職活動・転職活動の振り返り

この4点について書いて行こうかと思います。

自己紹介

お初の方は申し遅れました、しばたしょうまといいます。SNSや個人で活動している時は「しょま」という名前で活動させてもらっています。

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あとの話をスムーズにするため簡単な自己紹介・直近半年の略歴を紹介します。

簡単な自己紹介
東京生まれ東京育ちの23歳。
早稲田大学卒で現在社会人一年目、ファーストキャリアにエンジニアを選び、創業5年目のベンチャーにエンジニアとして入社。
週末にラブグラフカメラマン(Lovegrapher)としてカップル・ファミリーの撮影をしたり、その他個人での写真・映像制作の仕事をしている。
エンジニアとして働いていた会社を12月に退社し、1月よりdelyに入社。
「幸せに生きれる人が増えるきっかけを作る」をモットーに生きています。

直近の略歴は長いので興味なければ飛ばしてください。

直近の略歴
教員になるために2015年早稲田大学教育学部数学科に入学。
在学中は数学と教育学を専攻し、中学・高校の数学、高校の情報の免許を取得するなど学業もきちんとこなしつつ、早稲田大学フラッシュモ部にてフラッシュモブのパフォーマンス活動、演出・広報を担当する。
在学時はDELISH KITCHENの制作など3社でインターンを経験。
ファーストキャリアは教員ではなく社会に出ることを決意。

大学4年時次、他団体でパフォーマンスと映像制作を担当した際に、映像制作にハマる。
ONE MEDIAの明石ガクトさんのイベントで偶然、同世代の映像クリエイター大川優介さんに出会い、次の日に開設されたOkawa Yusuke Salon(現在のTranSe Salon)に入り制作現場でアシスタントをするなど、映像制作に熱中する。
卒業間近にLovegraph CAMP に参加し、ラブグラフに出会う。
2019年3月
 早稲田大学を卒業。

2019年4月
 映像の道に進みたい思いもあったが兼ねてより内定をもらっていたSES(エンジニア派遣)の会社で未経験からエンジニアになるべく就職。Lovegrapher養成講座(LGC)に加入。
2019年5月
 1ヶ月のLGC期間を経てラブグラフにカメラマンとしてジョイン。また、縁があり同時期にテレビディレクターチームと自主制作映画「青空になる」制作スタート(映像・スチールカメラマンとして参加)
2019年6月
 エンジニアとして現場にでて本格的に仕事が始まる。
 現場、所属先に不信感を抱き始める。
2019年7月
 転職を決意。動画・映像に関われる会社を中心に転職活動をスタート。
2019年8月
 Lovegrapherとしての活動が本格始動。映画の撮影が終了。
 彼女と遠距離になる。
2019年9月
 当時の転職先第一志望に最終面接で落ちる。改めて自分を見つめ直す。
2019年10月
 ラブグラフ繁忙期、delyに出会う。
2019年11月
 ラブグラフ繁忙期、delyから内定をもらう。
 小さな映像プロダクションチームに入る。映像の仕事も始める。
2019年12月
 個人的に写真や映像の企業案件も任されるようになる。
 6curryというコミュニティにハマる。
 新卒で入った会社を退社。
2020年1月
 delyにクラシルのディレクターとして入社

新卒で入った会社を9ヶ月で辞めました

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ここからが本題。
なぜ辞めたのか。大きく分けると二つ。

・会社の事業・人を信用できなくなったから
・動画・写真と親和性の高い仕事をしたかったから

どういうことか?(特に前者)
大きなミスマッチが起きた原因として、

・会社が隠蔽体質で入社してからかなりグレーな経営をしていることがわかった(SESの業界全体では普通とされているようですが)
・ラブグラフでカメラマンとして働くようになり、比較ができた。
・就職してから、自分の熱中できるものに出会い、自己分析が飛躍的に進展した

少しボカして簡単に説明すると、経歴を詐称することを強要されて現場に配属され、目を見て会話することもままならない中年のエンジニアさんばかりの職場で、一体誰が喜ぶんだろう?というサービスの開発に携わっていました。
詐称とは?と思う人もいると思いますが、大学を中退したことにしてくれ、と言われ職務経歴を水増しして現場に出向していました(どういうことって感じですよね笑)。
その他お給料のこととか、次から次へと会社が隠していたことが明るみに出てきました。

隠し事をして出向している半年間は周りの人に嘘をついているようで本当に精神的に辛かったです。よく半年間休まず出勤したと思う。当時の僕を労わりたい。

胸を張って自分の仕事の説明をできないことが本当に悔しかったです。胸を張って言えることがあるとすれば「19卒の学生で一番就活でハズレくじを引いた」ということでしょうか。本当に笑えない。

この公の場所であまりネガティブなことを伝えるのは良くないと思いますのでここらへんで終えます。もし興味がある方は直接聞きに来てください。
仲の良い人にこの話をすると「そんな会社あるの!?」と驚かれます。今となっては笑い話にできますが、当時は人生を諦めそうになるくらい印象的で絶望的なことでした。
そんな時、自分を支えてくれたもの。それがラブグラフでした。

折れかけた僕の心を支えてくれたラブグラフ

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「本当の自立とは、依存先を増やすこと。希望とは、絶望を分かちあえること」

これは以前、たまたま見つけた新R25の記事でキャンプファイヤーの創業者家入一真さんの記事での一文。

引用元は熊谷晋一郎さんという方の言葉のようです。

この言葉に僕は衝撃を受けて記事を見て以来今でもずっと
「一つのコミュニティに依存しない」
ことを意識していろいろなコミュニティに出会いに行っています。

何を言いたかというと、ここで一つ言えるのは社会人になると会社に属し、私生活を占める時間の多くが会社というコミュニティ、一つになります。

これがいかにハイリスクで危険か、ということです。
もちろん本業の仕事に注力できるのが一番健全だと思います。
それで楽しく、熱中して仕事をできるならそれに越したことはない。

ただ、そうではない場合、会社というコミュニティにしか属していないとこの会社が働き続けるべき会社なのかという根本の判断ができなくなりますし、精神的にも転職に踏み切れない。

ただ不幸中の幸いとはまさにこのこと、自分にはラブグラフがありました。

ラブグラフとは「幸せな瞬間をもっと世界に」というビジョンのもと、出張撮影サービス、写真教室の事業などを手掛ける会社です。

僕自身はラブグラフというサービスのビジョンであったり、「日常にありふれている幸せに気づくきっかけを撮影体験という形で提供する」、「幸せは数が大切」などあげればキリがないですが社長のこまげさんをはじめ、会社の考え方に共感して週末に撮影体験を提供してます。

そんな本気で幸せな世界を作ろうとする会社に出会い、
 自分の会社が健全な経営のもと成り立っている会社ではないことを客観的に見ることができました。

全国にいるLovegrapherのみなさんと交流することで、
 こんなにいきいきと働いている人たちがいることに改めて気づかされました。

週末、撮影で出会うゲストの皆様と会うことで
 笑顔と幸せと生きる希望をたくさんいただきました。

8月に彼女が地方に配属され、遠距離になりました。
僕が一番仕事に絶望し、転職でメンタルを削られていた時です。
なんとか生きられたのも「彼女の支え」と、ラブグラフのゲストの皆様からの「幸せのお裾分け」あってこそです。
もしラブグラフがなければ地方配属の知らせを受けた時、心がポッキリ折れていたと思います。その時折れずに
「今はできることを頑張る」と言えたのはラブグラフがあったからです。

このエピソードをもって同じような境遇の人、現状に悩みがある人に伝えたいことは

・会社のみに依存していると健全な環境にいるのか自体が判断できなくなる。依存先を増やそう。
・悩んでどうしようもない時は周りをちゃんと頼ること。塞ぎこまないこと。死なないこと。
・違う環境を見れば世界は思ったよりもそんなに不幸せではないです。どうしようもなく辛い時は違う環境に逃げましょう。
 →逃げるハードルを下げるためにも依存先を増やそう。

今、どんなに幸せな人も辛い時期があったことをいろいろな人に出会う中で知りました。

「明けない夜はない」

僕もまだ希望の朝が来たわけではないです。delyに関わる全ての人に貢献できるよう、全力で挑みながら朝を待ちます。

なぜdelyに入社したのか

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ここからはポジティブなパート。なぜdelyに入社することにしたのか。
実は転職活動後半、略歴を見てもらうと明らかですが、個人での仕事も増え、ありがたいことにラブグラフでの撮影もたくさんさせていただき、フリーランスとして映像・写真の分野で食べていくこともできるのではないか、とも思っていました。

それでも「脱サラ」ではなく「転職」という選択を貫いた理由があります。
・より多くの人に幸せを届けるために
・多様な人と関わりあって仕事をしたい

1点目はあくまで通過点にすぎないということです。
ラブグラフとの出会い、転職期間中に出会ったみなさんと話す中で、今までやってきた全てのこと(点)が線となって繋がった瞬間がありました。
最初は「好きな動画に関われる仕事をしたい」という思いから企業を見ていましたが、写真も動画も手段であり、通過点に過ぎないということに気づきました。

写真・映像制作、それ以前にやっていたフラッシュモブ、教員になるという夢、全ての根底にあったものは

「幸せに生きれる人が少しでも増えたらいい」

という思いでした。幼いながら教員になりたいと思ったことも勉強が好きだったことももちろんですが、一定の勉強・知識によって「不幸せを避ける」ことができると思っていたし、関わる皆が幸せな人間に育つように、教員になりたいと思っていたんだと気づきました。
そう考えると写真・映像・ダンス・教育も全て手段でしかないわけです。

数年先に自分が何をしているかは全くわかりません。
だったらフリーランスとしてお金を稼ぐことに固執するのではなく、幸せにコミットできるサービスに120%の力を注ぎたいと思ったのです。その結果が食を通して幸せな機会を創出し、届けているdelyだと思いました。

2点目(多様な人と関わりあって仕事をしたい)は、個人で仕事をしていて思うのです。「いろんな仕事はできるが関わっている人は少ないな」と。
一人で仕事をするのは楽なのですが、新たな気づきや自分一人のパワーを超えるものは生み出せないです。若いうちはできる限り大きなものを責任感もってフルパワーで臨むことがどんな仕事においても成長する上で大切なことかと思います。

数ある会社の中でdelyを選んだ理由は、ビビッと来た!というと馬鹿みたいですがもう少し言語化すると、興味のあることと苦手なこと、好きなことと未知なこと、できることとまだできないことのバランスがちょうど良いと感じたからです。
自分が今まで学んだスキルや興味のある分野へ向けられる熱量を生かしながら、挑戦できる環境があると感じました。
あとは選考の過程でいろいろな役職の方とお話しさせてもらって
・自分のことをちゃんと見てくれている(人の良さ)
・サービスへの愛・熱量
を感じて、「ここ」で、「この人たち」と、頑張りたいと思ったからです。

就職活動、早期の転職をして気づいたこと

今回の転職は「新卒で入る会社を間違えた」と一言でまとめてしまうとそれまでですが、「2018年後半、2019年を考えて行動し続けた結果」新しい可能性に出会い、転職という選択に行き着きました。

もちろん新卒で入る会社から最適解(僕でいう動画に関われる会社・幸せを届けられる会社)にいけばよかったのですが卒業次点ではその最適解を見つけ出せずにいました。

学生時代の自己分析が甘かったのか?

僕はそうではないと思います。当時も当時で自分の中を掘り返し、「当時の自分の中にある情報」で解を導き出しました。

当時自分に必要だったことは「自己分析」ではなく「もっと外の世界に出ること」でした。だって就活当時は今、趣味にして仕事としても熱中している写真や映像に出会えていなかったし、この出会いがなければ「幸せを形にして届けること」が好きなんだ、「幸せに生きれる人が少しでも増えたらいい」なぁ、という「幸せの線」に辿り着けなかったから。

だから死にものぐるいで行動してよかった、2019年。

やっと自分のルーツ、好きなもの、人生を通してやりたい軸を見つけました。

写真、映像、ラブグラフへの愛はまた別の機会に。

全ての出会いと経験に感謝して2020年も頑張ります。

2020年の抱負

2019年は悩み、苦しみながらも活路を見出した年でした。いろいろな人に助けてもらいました。
「高く飛ぶためにはしっかりとしゃがまなくてはいけない。」
(中学時代の恩師の言葉)
きちんとしゃがんだ年でした

2020年は高く飛びます。
delyでクラシルというサービスを通して関わる全ての人に
「一日三食の幸せ」
に気づいてもらえるように全力を注ぎます。

期待して採用していただいたdelyの皆さんに早く貢献したい
という思いで年末年始は悶々としております。

加えて、delyでの仕事がファーストなのはもちろんですが、そこ一つで手一杯になるような人間では期待以上の成果は出せないですし、自分の可能性は模索し続けたいと思っています。

仕事にある程度順応できてからになるとは思いますが

・ラブグラフの撮影
・個人での写真・映像の仕事
・最近関わらせてもらっている6curry BRAND LAB

などなど自分のクリエイティブを生かしながら個人でも「幸せな機会の創出」に尽力していきます!

delyでの仕事はもちろん全部「プロとして」関わります。

平日はクラシルを通して、休日はラブグラフをはじめ自分のスキルを生かして、「毎日幸せを届けるために」頑張ります。

「幸せに生きるために」体をいたわって(今年は無理しすぎた)、大切な人と過ごす時間も大切にして、全力で頑張りながらも息を抜くときはきちんと抜いて、メリハリある一年にします。

2020年のしょまにも乞うご期待!

最後に

ここまで読んでいただけた方、ありがとうございました。

2019年は精神的に大きな挫折の年でした。本当にキツかった。

でも周りの人、2019年で新しく出会った人にもたくさん助けていただきました。

皆さんに助けてもらった感謝をもって、2020年、これからも自分なりの恩返しをし続けます。その先に少しでも、身の回りにあふれている幸せに気づいて生きられる人が増えたらいいなと思います。

特別な感謝を込めて

ラブグラフに出会うきっかけをくれたゼニ
Lovegrapherにとって大切なことを教えてくれたzenさんはじめ講師の皆さん
delyという選択肢をくれたのぞみ
僕を信じて採用してれた柴田さん
推してくれたこまげ社長
幸せと愛と、生きる希望をくれたラブグラフに関わる全ての皆様
支えてくれた家族と彼女さん、友達
その他感謝してもしきれないお世話になった皆様

これからのしょまを時には厳しく、暖かく見守っていただけますと幸いです。

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P.S.的な感じで少しだけ自分のことを紹介させてください。
インスタグラムではラブグラフはもちろん写真での活動を更新しています。

Twitterでは写真・映像・その他自分の考えたことや日々のことを発信しています。

ラブグラフではお宮参り、七五三、成人式、卒業式、ウェディングなど大きなライフイベントから、記念日、デート、友達とのおでかけなど日常の一コマまで出張撮影にて承っております。興味がありましたらカメラマンページもぜひご覧ください。

https://lovegraph.me/photographers/shoma

実は映像が好きなのもあってyoutubeのチャンネルもやってます。
今年はもう少し、初心者向けの写真・映像編集の解説や好きなものの紹介など、コンスタントに上げていきたい…!よろしければ覗いてみてください。

https://m.youtube.com/channel/UCNz-nyp_v8Rj22NHzbJnop

もしよろしければ今後の活動をSNSを通して見守っていただけますと幸いです。また、お仕事や面白い話がありましたら気軽にDM等でご連絡をお願いいたします。

2020年も良い年にしていきましょう!ご視聴ありがとうございました!

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